ラジオ深夜便「スポーツ明日への伝言」で瀬古利彦さんの話を聴いた。
血液の癌、ホジキンリンパ腫で8年間の闘病の末、今年4月に34歳で亡くなった瀬古さんのご長男、昴さんのことを中心に語られた。瀬古利彦さんは今でも僕の心の中ではマラソン界の輝かしいレジェンドだ。明るい声で半年前に亡くなられた昴さんのことを話されるところはいかにも瀬古利彦さんらしい。父親と息子という関係性の話は納得した。男同士のライバル意識ってあるんだろうなあ。
昴さんは亡くなる直前に闘病や家族のことを「がんマラソンのトップランナー」という本にまとめられて出版された。
話を聴いていて、きっと昴さんは感受性の強い青年だったんだろうなあと感じた。読んでみたいなあ。