今日は、親戚の結婚式に親に付き添って出かけた。
式が始まるのが11時というので熱を出している家族の食事などを準備して10時ごろ親のところに行ってタクシーを手配したのだが、なんとまだ親は着替えていなかった。この間はタクシーがなかなか来なかったのだが、今日は早めに来てしまったので、待ってもらう。急いで着替えてもらって、やれ帽子だのコートだの、ガサガサの手にクリームを塗って、やっと出発。しかも日曜日と違って道路工事で迂回するわ、渋滞しているわで、ハラハラ。
何とか式が始まる前にたどりついたが、考えてみたら、親も年だし、もう少し前に声をかけとかないとならなかったのだが、こちらもあまり余裕がなかった。
立派な教会は天井が高く、暖房は入ってはいたが、少々涼しい。お嫁さんのウェディングドレスは肩の出たもので、寒そう。親には背中にホカロンを貼っておいた。
式次第が終わってから、なんと外で撮影するという。それもグループごとに写真を取るのだから、時間がかかった。私は厚着で来たからよかったけど、中には薄着の方もいて大変そうだった。一番悲惨なのはお嫁さんですね。最近のお嫁さんは薄着が多いですものね。
その後チャーターしたバスで、披露宴会場に。私は式の開始時間しか見ていなかったのだが、披露宴は2時半からとあった。親族の控室に通された。皇居などの見渡せるよい場所で、普段あまり出かけない親にとっては、よかったみたい。お堀にカモメが50羽くらい浮かんでいた。
披露宴が始まって、お食事が出る。親は鶏肉と豚肉が食べられないので、食事のことを聞いたら、配慮してくださるとのこと。前菜もチキンのコンソメゼリーを使っているということで、代わりにスモークサーモンを出してくれた。私はフォアグラ入りの前菜もキャビアの入ったウズラの卵もおいしくいただいたが。
スープはチキンのコンソメだったので、親には野菜スープを出してくれた。
そのあとの魚料理も親だけ違うものが出た。なにかチキンスープが使ってあったのか?卵が使ってあったのか、ソースが別のものだったようだ。卵もダメと思われたみたい。味はとてもおいしかったが、何の魚だったのかな?ソールと書かれていたが、かなり肉厚だった。日本の舌平目だともう少し薄いが後で調べたら、ドーバーソールというものは身が厚いらしい。
口直しのミントシャーベットを頂いた後は、肉料理。
肉料理は、フォアグラ入りと書かれていたので、フォアグラを除いてほしいと頼んだら、肉にフォアグラを入れてパイに包んで焼いたその店独特のお料理だったために、親だけ、小さなステーキになった。フォアグラって、全然レバー臭くないとは聞いていたが、確かに臭みはなかった。
途中お嫁さんとお姉さんの楽器演奏。10年ぶりという演奏だったが楽しく聴かせていただいた。
すっかり満腹だったが、デザートにケーキ生地の上にアイスの載ったケーキ。果物と小さなコーヒーを頂いて、お料理は終了した。
最後は新郎新婦の合奏。お嫁さんが、ご両親に感謝の言葉を述べると、娘さんのいらっしゃる方が感極まって涙を流された。そのお嬢さんが結婚なさったら、どうなることやら?
最後はビデオで来賓への感謝が述べられお開きになったが、もう日はとっぷりと暮れ、都会の夜景がきれいだった。
なんだかと言いながら、親も頑張って最後までシャンとしていたので助かった。しかし、私は飲めないのにシャンパンとか白ワインとか飲んでしまったので、帰宅したら喉が渇いで、お茶のがぶ飲み。ただ座っているだけだったのに、疲れてしまった。
明日もお茶の行事が待っている。