新 風のふくままに 

写真付きで日記や趣味を書く。プロフィールを変えました。

竜ヶ岳のダイヤモンド富士 2011.1.1.(続き)

2011-01-02 | ハイキング・登山

今朝、富士五湖地方で軽い地震があったそうだ。昨日でなくてよかった。昨日だったら、親がすごく心配しただろうから。

そうそう、食事の準備をしているときに、ピンクのウサギの帽子をかぶった4人組の方に、写真を撮ってくださいと頼まれた。撮って差し上げたら、私たちにも帽子を貸してあげるから、写真とりませんか?と言っていただく。遠慮のない私たちは、帽子を借り受けて、写真を撮っていただいた。サングラスのおじさんや髭のおじさん、妊婦姿の私と、ウサギ年の仲間。彼女は一人でも撮ってもらっていた。よい新年の記念になりました。ありがとうございました。

            

ダイヤモンド富士を見た後は、食事の準備。せっかくテーブルを確保したのだが、やや傾いていて、バーナーも倒れそうになるし、霜が降りていて、物を置くと滑って行って落ちそうになる。しばらくして、発砲スチロールの器をくるんできた断熱シートがあったので、それを広げ、新聞紙を広げて物を置いたら、滑らなくなった。持ち寄りのお惣菜を並べるが、女性二人が持ち寄ったものが重なってしまった。

   

バーナーが寒さでなかなかつかなかったが、マッチでやっとつけることができた。網をセットして、餅を焼き始める。弱火が難しくて、焦げる。餅焼きは手が温まって嬉しい。途中で手がかじかんだ人と交代。

焼きあがった餅は発泡スチロールの器を二重にしたものに入れて、次にお湯を沸かす。バーナーがもう一つ欲しいですね。さっきの女性はバーナー持参だったから、私も今度買おうかしら?普通のガスボンベで使うタイプもあるようだ。なべ用のボンベが余っているから、そういうのを買おうかな?

お湯が沸いたら、インスタント雑煮の素を器に入れて、お湯を注いだ。家から持ってきた雑煮のスープと三つ葉は入れるのを忘れてしまった。空いたバーなーで、男性が持ってきた焼き鳥缶を開けて温める。実はザックの中で凍っていたのだ。

その後持ち寄りのエビとか肉とかを金串にさしてあぶっていただいたが、なかなかおいしくなった。アルミ箔も網の上なら燃えなかった。ホイル焼きもできそう。

そばで弁当を召し上がっていた男性からいい匂い、エビ頂戴と言われたが、残念ながら人数分食べてしまったので、分けられなかった。ごめんなさい。

雑煮はインスタントのフリーズドライの餅も入れたのだが、やっぱり本物のお餅は焦げ目もついて香ばしく、おいしかった。いろいろ準備していただいて、ありがとうございました。

友人が持参した生姜入りの焼酎であったまりながら、楽しい元旦の朝食を頂き、最後にこれも友人が持参したコーヒーで締めた。私は今回ミニチュアのウィスキーも忘れてしまった。

なお食事を私だけベンチに座って食べたのだが、テーブル下は冷えていたせいか、突然また右の腿のあたりが攣れてしまって、揉んでもなかなか治らない。ホカロンが残っていたので、ズボンの上から貼ったら、やっと治まった。冷えも関係するようだ。一時は下りられなくなったらどうしようかと思った。

片づけをして帰りはザックの半分をごみが占拠してしまい、服が入れられないので、そのまま厚着で下山。急坂を下りる方が近いが、景色もよくなさそうだし、来た道を戻った方が車を停めたところに近いので、同じコースをたどることにした。もう、人の列もなく、静かな山道だった。その時間帯に登ってくる人たちもいた。前に赤ちゃんを抱いた男性が登って行ったが、ふと振り返ると後ろにもお子さんをおんぶしていた。ご苦労さまです。

下山は最初は暑くも感じず、アイゼンのおかげで滑ることもなく、下りて行ったが、一度登り返すところでは、すごく暑くなり、来ている上着を取って、ザックにはさみ、また途中でスキーウェアを脱いで、ザックの背中部分の空間に挟み、さらに下の方でダウンの中着を脱いで、その上にはさんだので、どこかのバッタ屋のような感じになってしまった。

富士山にはだんだん雲がかかり始め、頂上部は見えなくなってしまった。海には日が当たり、光っていた。途中でヘリコプターの轟音がしていて、一機飛び立っていった。何があったのかしら?元旦の取材かしら?

   

登りでは、分からなかったが、本栖湖は左に見え、杉林の中をジグザグに登山道ができていて、そのあたりは雪が少ない。それでそろそろアイゼンを外そうかと、外したが、まだ凍り付いたところがあって、1人滑ってしまった。同じころに下りた女性はアイゼンを最後までつけていて、正解だった。登山口の先の道路も凍結していたから。

まあ、無事に全員帰れて良かった。

帰りは、元旦から営業しているという、紅富士の湯に入って、ゆっくり昼食を頂き(今日はお風呂と食事のセットはなく、大広間で食事をしたが、ばらチラシ丼、天丼、うな重のセットが1000円でメロンも一切れついていた。運転しない人たちはビールで乾杯。明日も休みとあって、結構飲んでいた。

大広間は、家族連れて満杯。地元の人は一人300円で時間制限もないので、のんびりここで元旦を過ごす人が多いみたいだった。寝ている人たちもたくさんいた。私たちも少し寝て、帰りに備えた。ビールを飲まなかった運転してくださる方と私は、巨砲とバニラのミックスソフトを頂いたが、タップリクリームが詰まっていて、食べ手のあるソフトクリームだった。

最後に3000円以上お買いあげで、何か当たるという。まだ今日は一等(テレビ)が出ていないとの館内放送。土産物を見たら、枯露柿がひと箱3000円で皆で分けてもよさそうだし、親への土産もできるし、と買い求めてた。籤運悪いけど、回したら、3等。温泉の招待券が二人分当たった。6月までに使えばよいそうだ。これで、もう一度このあたりにハイキングに来る口実ができた。実質半額で枯露柿が買えたわけで、小吉くらいかしらね。テレビが当たらなくて残念だったけど。

帰りに見た富士山はまた晴れてきていたので、夕日のダイヤモンド富士を見損なった!と思ったが、頂上付近には丸い雲がかかっていたので、時間に間に合っても見えなかったようだ。3時半ごろ、花の都公園からそれが見えるという予報だったのだ。

中央道の渋滞も予報ほどではなく6時頃には帰宅できた。よい元旦を過ごせて、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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