今日は、友人と東京公園めぐりに出かけた。穏やかな日になると言っていたのでやや軽装で出かけて行ったら午前中いっぱいは北風が強くて寒くて参った。
まずは北の丸公園目指していたつもりだったが間違えて、皇居東御苑に。それも間違えて、平川門から入った。おのぼりさんです。
入ってすぐに梅林があって、白梅はほぼ満開。なかなかきれい。梅林坂と言うところだった。
その後坂を登ったら蕗の薹が立ってもう花になっていた。
しかしこのまま進むと別の門の方に出てしまうかと思って、また坂を下りて、左手に移動した。
その先の芝生広場のあたりには寒桜が植えられていて、かなり花が開いているものもあった。一本の木には小鳥が蜜を吸っていた。
ちょっと大きめだったので、ヒヨドリかな?
晴れた空に寒桜が映える。
その先の芝生にビニールの囲いがいくつかあって、何だろうと近づいた。
聞いたことのないかんきつ類の名前、カブスってなんだろう?カボスの間違えかしら?実が沢山ついていたのはサンボウカン。こちらは聞いたこともあるような気もしたけど?
家に帰って調べたら、果樹古品種苑を整えている最中だそうで、カブスはヒマラヤの方の原産のかんきつ類だそうだ。サンボウカンも江戸時代に和歌山で発見された品種らしい。
果樹古品種苑と分かっていたら、もうちょっとよく見たかもしれないが、その時は何が何だか分からなかったので、他の物はよく見なかった。
それから芝生をぐるっと回って、寒桜の大木の枝垂れた枝先の花が可愛らしかったので撮影。
その先に、以前ここを歩いた時には気づかなかった、天守台があったので、そちらに登ってみた。
大きな石垣が目立つ。どこからこんな大きな石を運んできたのかしらね。
その横には変わった建物があって、何だろうと思って解説版に近寄った。
桃華楽堂と言うもので昭和41年に香淳皇后の還暦のお祝いに立てられたものだそうだ。桃は皇后の誕生日が3月と言うことで、華と言う字は十が6個組み合わされているということで60の還暦を表しているのだそうだ。華が十が6個の組み合わせとは思いつきませんでした。
風が冷たくて、休憩所を探して後戻り、中に入ったら暖かいかいこと。
しばらく中で休憩したが、お弁当を頂く感じではなかったので、出て大手門の方に移動したが、シナマンサクの黄色が鮮やか。
同心番所と百人番所を見て大手門(修復工事中)に出た。
日比谷公園にむかう途中、二重橋を過ぎて桜田門前の広場もあたりでは、ランナーかしら?沢山の集団が集まっていた。
近くににランナー用のロッカーとかシャワーとかの施設でもあるのかなと思ったが、見当たらなかった。こちらも帰宅してから調べたら、千代田区が団体でランニングを計画している人たちは、この桜田門広場に集まるように決めたらしい。無秩序に集まると交通の障害になりますものね。
日比谷公園で、風があまり当たらないベンチで昼食とした。それでも寒いので、手早くいただいて、歩き出す。日比谷公会堂のあたりはたくさんの人が集まっていて、何か行事が行われているのかなと思ったら、自衛隊の父兄会と看板が出ていた。誰でも入れるわけではなさそうだった。
その横の日比谷野外音楽堂の方からは懐かしい歌声が。何が行われているのかしらと思ったら、会場の前ではなんと〇〇派の春闘のチラシが配られていて、びっくり。その後もいろいろな歌声が聞こえてきた。主張との隔たりが不思議だった。
また冷え切ったので、グリーンサロンで暖を取った。
向かい側の池の噴水。
それから今度は水上バスに乗ってみようということになって、浜松町に移動。日の出桟橋からお台場方面への水上バスに乗った。私たちが乗り込んだのは青と黄色の船。かなりの外国人が乗り込んでいた。
船酔いしそうと友人が言うので、寒い甲板で頑張る。でも海は広々して気持ちいいですね。
アッと言う間にお台場についた。お台場って用事があって出かけても殆ど素通りしてきたので地理も良く分からない。自由の女神あるとは思わなかった。(以前見たことあったかしら?) 大きさは違うかもしれないがニューヨークにあるのと同じだそうだ。
それから大道芸を見たり、ガンダム像を見たりした。
その先に観覧車も見えて、こちらも以前から乗ってみたいと思っていたので、乗ってみたがカメラの画像がいっぱいになって、消去していたのだが、あっという間に一周してしまって写真が撮れなかった。景色は抜群だったのに残念!一周16分とは思わなかった。早いですね。
すっかり夕暮れたお台場をりんかい線のテレポート駅から乗車して帰宅したのだが、湘南新宿ラインと乗り入れていて、あっという間に新宿に着いたのは驚きだった。以前行事があった時にゆりかもめを利用したが、時間的にはこちらの方が早かったみたい。まあ、景色はゆりかもめの方が良いですけど。
まあ、盛りだくさんの東京公園めぐりでした。お付き合いいただいた友人に感謝です。