昨日23日は、気分転換に出かけたいという旧友と平山城址公園に出かけた。良いところだと聞いていたそうで、私は出かけたことがなかった。大昔、親がこのあたりの住宅地を購入したものの、高齢化したときに坂が多くて大変ということで、少ししてから手放したところだった。一度私も見に来たことがあった。それ以前の子供時代に、野猿峠に2家族と私のクラスメートと一緒にハイキングに来たことがあったが、平山城址公園の柵の向こう側に野猿街道が走っていることが分かった。野猿峠ってこの辺だったのですね。多分その尾根道を歩いたのだろう。残念ながら、公園に入ってしまったら、野猿街道には出られないみたいだった。
京王平山城址公園駅から、住宅街に入ったら迷子になりそうだから、大通りを行った方が良いかなと思ったが、南に信号のところに出たら、標識があったので、その指示に従って、南の方に入って行った。途中まっすぐ行けるか分からなかったので、住宅から出ていらした地元の人に伺って、曲がってからまた南に進む。
しばらく進むと標識があり、それに沿って進むと、お墓と奥にお寺があった、お彼岸でお参りの人々が何組かいらしていた。お墓の横に細い坂道があって、それを登っていくと住宅団地の端に出た。濡れている土の道は滑りそうで、ストックあった方が良かったかな。少し進むと階段があり、平山城址公園は登って行った先らしい。
先残りのつるぼ
アキノタムラソウ
足がそれほど丈夫ではない友人のために、階段で一休み。友人持参のバナナとかお菓子を頂いた。しばらくおしゃべりをして休憩してから、階段を登って行った。この辺では日差しも出て、暑いくらいだった。
その後、北側が開けた場所があって、多摩川などを見晴らすことができた。
その後進むとグラウンドがあって、その横の方に平山城址公園の入り口があった。入口あたりの赤い実のついた木。名前は分からない。
すぐのところにお手洗いがあったので寄った。
キツネノマゴが多い。
おかれていたパンフレットを見ながら、野猿の尾根道に沿った感じの道に進んだが、結構木の根も出ている土の荒れ気味の道で、滑りそうで慎重に歩く。それから七生口と分けて、ベンチのあるらしい草広場に向かって、緩やかに降りていくが、この道は舗装されていて、ちょっと安心。くぬぎの道だったらしい。沢沿いだったらしいが気づかなかった。アザミ、ヒヨドリバナ、ヌスビトハギなどを見ながら、また珍しい小鳥のさえずり(結局小鳥は見えず、名前も分からないままだけれど)を聞きながら歩いて行くと草広場にでた。
途中散歩とかランニングの男性3名に出会ったが、人は少なかった。
近くに池があるはずと思ってみたのだが、枯れていたのか?沼らしい感じのところはあったが、池とは思えなかった。
ベンチのところで、お互い持ってきたお弁当を頂いた。フルーツくらい持ってくれば良かったのだが...雨で中止になりそうと思っていたので、何も用意していなかった。
そこから登っていくと、中央広場、東園の方に行けるようだったが、私は東京薬科大学の薬草園があるというので、そちらに行ってみようと、大学の門の方に向かった。
校内に入るときは守衛所で許可を頂くように書かれていたが、受付は閉まっていたので、そのまま入って行ってしまった。その先にバス停もありそうだったので。
植物園の入り口に曲がると、表示の書かれた植物がいくつか植えられていて、南側の急傾斜の下に池が設えられていた。温室などのある方に進むが門が閉められていて、休園だった。日祝日はお休みと書かれていた。今は火・木だけらしい。残念!
クサネム?
大学の建物
それで表示のある植物をいくつか撮影して、道路を降りていくと、正門に出て、すぐのところにバス停があった。時刻表を見たら、祝日日曜もバスはあって、まもなく来るようだったので、バスを待って、駅に戻った。足が丈夫でない友人だったので、ラッキーでした。というか、私もまだ奥穂高の疲れが抜けていないみたいで、暑さもあり疲れていたのでした。
この細長い敷地の平山城址には、城跡は見られないみたいで、源平時代の侍大将の平山季重(すえしげ)という人の屋敷や見張り所があったそうだが、どこにそれがあったのかは分からなかった。まあ、半分しか歩いていないからかもしれません。あまり手入れがされずに自然が残されていて、風情がありました。サクラの季節はことにきれいらしい。薬草園がやっている時に、また行ってみたいですね。