常陸大子から水戸駅にでて、コインロッカーを探したがなかなか見当たらず、駅員さんにお聞きして、南口側にあったのだが、満杯。仕方ないのでそのまま偕楽園の入り口近くに行くという、最初に来たバスに乗った。表門の近くに止まるそうだ。
繁華街は渋滞気味だったが、無事に講道館脇の停留所についた。このまま乗って行けば友部に出られるというので、帰りも表門に出て、このバスに乗ろうかと話していた。
表門はどっちかな?と道路を渡ろうと見ていたら、バスに乗ろうとした方だったか、大声でこちら側を曲がって行くと教えて下さった。ありがとうございます。特に標識もないのだった。
それで言われた方角に歩き、少ししたところに、右に曲がる案内板があったので、そちらに歩いて行ったら、地味な表門があった。土産物屋などは見当たらない。東門の方に行けば茶店があるから預けられるかもしれないと言われた。でも東門まで行くならあれこれ見た後になる。そのまま歩くことにした。
入口に券売所があり、県内の人?70歳以上?と聞かれて、70歳以上と伝えたら半額になった。証明書までは不要だったが、生年を教えるように言われた。
中に入ったところは孟宗竹のきれいな竹林。伸びすぎの筍が沢山生えていた。タケノコ取らないのかなと話したが、新しく伸ばして、古い木を切るのかもしれないと思った。園内でたけのこ売っているようなところも見当たらなかった。
竹林の脇を歩き、反対側は杉林で木陰は涼しかった。坂を下りていく人たちがいたので、私達も降りてみた。
太郎杉という大木を見て、吐玉泉という湧水を大理石の大きな岩から出るようにした所などを見た。木陰は涼しい。
昔は飲料水にしていたそうで、今でも検査上の基準は満たしているらしいが、飲用禁止と書かれていた。
その後出口専用という所をうっかり出てしまった。池のある庭園だったが、大きな樹木は少ないので、カンカン照りになっていた。南門がその先にあるらしかった。
黄ショウブなど、少し花も見ることができたが、暑いので、崖側に戻ろうとしたが登るところがない。来たところに戻り、手を裏側に差し伸べて、その門を開けて中に戻った。しょうもないおばあさんです。
登っていくと好文亭への標識があった。パンフレットを頂いていたが、ちゃんと読んでいなかった。好文亭って何?その前に中門があった。緋色のつつじが見事。携帯では日が当たるところの色が飛んでしまったが。
そこから好文亭の入り口に行く。
一応ここでも入園料のシニア料金を払ったのだが、建物を見学するには登山靴を脱がないとならない。それが面倒で入るのを止めてしまった。
お茶室の待合も立派だった。
それから外側に出て、梅林を見た。青々して、それなりに枝ぶりが見事な木もあった。
大分梅の実も大きくなっていた。花も春のさきがけに咲き、実は梅干しにして食料として役立つから植えたのだそうだ。そこから広場の方に出るあたりに藤棚があった。青空に紫の花が映える。
さらに先に進むと、大きな緋色の霧島つつじが満開だった。
好文亭の全景が見えることを発見。
竹で囲われているところは萩の木のようだ。広場を進むと、崖の下の方に青い千波湖が見えた。
崖地にもツツジが植えられていた。
そこから表門の方に続く道沿いにも大きなツツジの株が続いた。
その先に東門があって、確かに茶店もあるみたいだった。門の外に出たところに、きれいな食堂と土産物を置いているスペースがあり、すぐには入れなくて待つように言われ、それなら帰ろうとしてみやげ物を見ていたら、席が空いたから、どうぞと言われてしまったので、軽くうどんを頂いた。ざるそばをイメージしていたのだが、ざると言わなかったので温かいそばやうどんが届いた。
近くの方を見てみたら、納豆定食を頼んでいる人も多かった。藁納豆を二つ切りにして、薬味がいくつかついているものだったが、結構いいお値段だった。
その、後神社の境内の砂利道を歩くと、バス停があった。時刻も調べないで北野だったが、10分しないでバスが来るようだった。ラッキー!カンカン照りで暑い。
バスに乗って、今度は三の丸の方を通り、水戸の城址らしい場所を通ったので勉強になった。
駅について、常磐線で友部にでて、水戸線で小山に行き、宇都宮線の湘南新宿ラインで帰途についた。茨城は竹林やささやぶが多い感じがした。アチコチで田んぼに水が引かれ始めていた。田植えも間近です。
偕楽園、こんなにツツジがきれいだとは思いませんでした。