この間、友人たちと集まる機会があって、私よりも若い人たちが腰痛の話をしていた。私は50代~60代頃にひどいぎっくり腰をして、当時の知り合いから中国針の先生を紹介していただいて、2回ほど針治療して、大分良くなった経験があった。その後、ゴルフの先生から思い切り背を伸ばす体操を教えて頂いてから、それを実践していたら、あまり腰痛は起こらなくなった。その前は余りの腰痛に当時はしりの電動自転車を利用していたのだった。
その後、肺に何か分からない影があると言われたりして、心配したりしたが、山登りしても良いという話で、登山を続けるうちに、また背を伸ばす運動を時々しているうちに、あまり腰痛は起こらなくなった。まあ、力仕事はしていなかったけれども。
たまには、庭の手入れで草取りしたときには、腰痛が起こることもあったけど。
このところ、何かの拍子に腰に力が入らなくなる一瞬があって、危ないなとは思っていたが、重いものを持ったり、坂道を普通の自転車で何度も漕いだりしていたので、腰に負担がかかっていたらしい。遠因は穂高岳登山の疲労が抜けていなかったことかもしれない。丸2日間は重いザックをしょって歩いていたからね。昨日、利用者さんの所の自費の仕事で、ベランダにこびりついたカラスの糞取りに力を込めてしまったのが良くなかったかも。。。
夕方、腰痛が危ないと思って、家族が残して行った小型のマッサージ器を腰に当ててほぐしたり、お風呂に入ったりして、休んだのだが、体操までしてから休んだら、腰の具合がひどくなってしまった。逆効果でした。湿布しても楽にならず、温めた方が良いのかなと思って、体に貼るホカロンを貼って寝たら、少し眠れたが、ベッドから立ち上がる時に力が入らず一苦労。そういえば腰痛バンドがあったわと、夜明けにガタガタと戸棚から取り出して、巻いて、やっと少しの間熟睡できた。
この間の友人たちの話では、ベッドから起き上がるときに、一回屈がんでからでないと起き上がれないと言っていたのを、「えーっ!」と驚いて聞いていたのだが、まさにその症状になってしまった。しかも何かにつかまらないと立ち上がれなかった。
近々、夜行バスで登山予定があるのに、どうする?
以前の先生は、もう相当のご高齢で、遠方に引っ越されて、現役でやっていらっしゃるかどうか分からなかった。それでその知人の方が近所の鍼灸・整骨院の先生のことを話されていたのを思い出して、調べたら朝8時からやっているらしいので、9時ごろに出かけて行った。お金かかりそうだけれど、背に腹は代えられません。意外に若い先生だった。
恐る恐る症状を説明した。急性のぎっくり腰とのこと。なんと柔道整復師の施術だったので、健康保険が使えるとのこと。ほっとした。
触診で背中の腰の筋肉が固いですねと言われた。それでまずはそれをほぐすために電気を当てるという。昔、腰痛があった頃、親から譲られたオムロンの低周波治療器を当てたりしていたが、それの大きい感じのものを当てて、15分待つ。最初ビリビリ感じていたのが、段々それほど感じなくなる。眠くなってきたが、何とか眠らないで済んだ。
その後、針治療を受けたが、中国針に比べたら日本針は細いから、痛みは殆どないだろうとのこと。中国針の時も痛みは殆どなかったけど。以前は緊張していた部分にしこりができたりしたので、リラックス、リラックスと言い聞かせる。
そしたら、先生がトントンやっているうちにいつの間にか針が入っていたらしく、温めた方が良いからと電気を照射?してぽかぽかに。体を動かすとかすかに針を感じるが、痛むほどではなかった。
治療が終わって、会計をして、湿布薬も頂いたが、施術の途端に劇的に良くなるというわけにはいかなかった。立ち上がったり、中腰になるとまだ痛みがあった。まあ、来た時と変わらなかった。お風呂には入って温めた方が良いと言われた。中国針の時も施術が終わって見違えるようには良くなったわけではなく、駅までの道をよたよたと歩いたことを思い出した。
登山予定があるので、早く治したいとお伝えしたら、毎日通院した方が良いでしょうとのこと。時間を見て通いましょうか。幸い仕事は今日は用事があって休みを取っていたし、木曜日と土曜日に仕事はあるが、それほど大変ではないので大丈夫だろう。
その後、普通に一日過ごしたが、多少楽になった気がする。毎日通った方が良さそうですね。
人によっては効果が違うらしいし、癖になるという話も聞いたことがある。どうなんでしょうね。この柔道整体師の施術は慢性病では保険適用にならず、医師の同意が必要な場合もあるらしい。その場合、医者と整骨院を重複してもいけないらしい。保険適用にはいろいろな制限があるようです。
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