今日は、この前叔母たちに河津桜が今年は遅れて今頃満開だと話したら、是非行きたいということで、日程を調整したが、平日しか会わなかったので、会社をお休みさせていただいて、同行することになった。
バスは四季の旅のツアーで、新宿の集合場所に行ったら、なんと3台にもなっていた。
中国か韓国の若い女性グループが申し込みが別々だったのか、2台に分かれると言われていて、私は叔母たちと分かれてその子と席を替わってあげた。バスはどうしても2台の時間がずれることがありますものね。
そして私は3号車に乗り込んだのだが、一番後ろの足元の広い席で、その上座席が一つ開いていて、ゆっくりできたし、1,2号車よりも全員そろうのが早くて一番先に出発した。まあ、叔母たちは二人でのんびりしてもらおう。
足柄サービスエリアからの富士山。ポールが邪魔ですが。新装なったサービスエリアにはコージーコーナーとかドンクとか有名店がいろいろ入っていた。無料のお茶のサービスは見つからなかった。
バスは東名高速で、多分沼津インターから長泉町にでて三島市に入ったようだった。立派な松並木が続いて、桜の大木もあったがまだ咲いていない。なんの並木かしらと思ったら、どうも三島大社の並木のようだった。足柄バーキングでもらった地図に三島大社が書かれていたので。道路は並木から離れたので、その先は分からなかったけど。
三島のあたりで少し渋滞していたが、町を抜けるとすいすい走った。
伊豆中央道に入ったようだったが、最初左に狩野川をみて途中で右側に変わった。修善寺にでて、道路沿いに温泉宿が並ぶ地域を通り過ぎて道路が山に入る頃に寝てしまった。天城峠の様子を見ようと思っていたのに!
気づいたら、山道は下りになっていて、浄蓮の滝のバス停があったが、滝は見えなかった。間もなくループ橋を通る。このあたりから道々河津桜が植えられていて、ピンクの花が見られた。まだ木は幼いものが多い。
河津七滝のあたりも桜が多い。そしてあっという間に河津の街中に。そこここに河津桜が咲いている。菜の花も多い。
駐車場の手前に河津桜の原木が見られた。満開で人がカメラを構えていた。私は車窓から写した。
添乗員さんは屋台も多くて出ているので利用して、とおっしゃっていたが、今日は駅前の海鮮丼を食べようと相談していたので、駐車場のそばの観光会館で叔母たちを待ってから、皆で駅まで歩いた。歩いているうちに暑いくらいになる。日差しが温かい。
道路沿いの八重の桜
駅で何やらパンフを配っている人たちがいたのだが、ちょうどその人たち仲間内で話していて、私達は急いでいたせいもあって、くれなかった。まあわざわざ声をかけてもらうこともないかなと思って。
どんぶりやさんで、海鮮丼を頂いた。生シラスと釜揚げシラスや生桜エビの入ったどんぶりは美味しかったが、会計の時に、ちらしもっていませんか?と聞かれた。もらわなかったわ、というと残念ですが割引できませんと言われる。
観光地では配られるチラシ類はもらっておくべきでしたね。
それからのんびりと海岸にでて、橋の左から右の端までの間、ちょっぴり津波が突然来たらと心配しながらも海を楽しみ、川沿いの桜並木の遊歩道に出た。
海岸近くの桜はかなり葉が出ていて、もう終盤だったが、だんだん奥に進むについて見ごろの木も増えてきた。駐車場のあたりの足湯で叔母たちにゆっくりしてもらっている間に、私はさらに奥に歩いて行った。
お目当ては、カーネーションの直売所。昔一度来たときは、カーネーション園があることは分かっていたが、遅すぎてだどりつけなかったのだ。
それで観光地図にでていた直売所目指して、走るように歩いて行った。
地元の人が数人カーネーションを買い求めていたが、観光客はこちらまで来ないみたいで、私だけ。一本100円が安いかどうか分からないが、とにかく新鮮だ。
あれこれ取り混ぜて、叔母たちのお土産にも少し買い求めた。この後バスであちこち回るから長時間持つようにしてくださいと言ったのだが、大丈夫ですよと、ただ新聞紙にくるんだだけ。これで北海道に送っても大丈夫なのだそうだ。送るには、まあ段ボールには入れる訳だが。
短めに切っていただいて、持ち帰った。叔母たちと合流して、甘夏類や、小さな桜饅頭などを購入して、出発時間ぎりぎりにバスに戻った。観光会館のトイレのことは添乗員さん言わなかったけど、きれいなトイレがあった。数が少ないので言わなかったのかしら?トイレはあちこち完備されていた。
種類の違う桜?
今度は、伊豆の東海岸を宇佐美に向けて出発。干物屋さんによるという。
きれいな海を横目に、赤沢温泉あたりまでは意識があったが、うとうとしているうちに大室山のあたりや伊東を通り越して、宇佐美に着いた。海の向こうに白いホテルのある初島が浮かんでいる。
干物屋さんの前にバスが横付けされる。ドアーを開けると干物を焼くにおいが立ち込める。
小鯵の干物をカットしたものが焼かれていて、おいしそう。私も骨付きのしか残っていなかったので、食べた。味はかなりおいしかったのだが、小骨が歯肉に刺さってしまった。しばらく抜こうとしたが、なかなか取れない。あきらめて、試食品をあれこれ食べているうちに、何とか取れて良かった。
干物だけでなく、夏みかんの皮の砂糖漬けとか、柿巻とか、ぐり茶とか。私はなんだか昔買ったことのあるぐり茶が懐かしく、鯵の干物と共に購入した。
次に鈴廣に寄るというので、かまぼこ類はお預け。
バスはすぐにミカン類の畑の広がる山道に入り、亀石峠から伊豆スカイラインに出て、十国峠に向かう。雲が多くなってきたけど富士山見えるかな?
伊豆の中央部を走る伊豆スカイラインからは、たまに東海岸が見え、さらに西海岸も見渡せて、その北側に富士山も見えてきた。西側の海は西日が当たってオレンジ色に光りなかなかきれいだ。
間もなく、草原上の小高い山の上に丸い展望台が見えてきて、あれが十国峠かなと思う。実際にはケーブルカーで行かないとならないようだった。
レストハウスの前の駐車場にバスが止まる。まだ2号車は来ない。それで私は、道路の反対の展望台にわたり、富士山を撮影。光線の具合でなかなかよく写せなかった。
レストハウスで叔母たちと合流して、箱根細工の商品などを見て、出発時間までやり過ごした。喫茶室らしいものはなかったので。峠はソフトクリームを食べるにはちょっと涼しかったし。
また別々のバスに乗って、今度は箱根ターンパイクを経て小田原の鈴廣へ。ターンパイクはかなりの斜度で下りが続き、ブレーキの故障車のための避難路が次々設置されている。良く見たら、すごい起伏が階段状につけられているので、興味深かった。あんなところでブレーキが利かなくなったら怖いですね。途中芦ノ湖も見えた。
またうとうとしているうちに鈴廣の前に着いた。
鈴廣近くの桜 昔のすり身つくりの石臼
鈴廣では体験コーナーもあると聞いていたのだが、すでに終了していて、蒲鉾とか練り製品、シーセージ(魚肉ソーセージ)とか塩辛、ワサビ漬け、干物などと工芸品まで置かれていた。ケーキまであったが、あいにく喫茶コーナーは閉鎖されてしまっていた。滞在時間があったので、お茶でも飲みたかったけど。
親が歯ごたえが食べやすいので好物なのだが、なかなか東京では手に入らない、金目鯛のさつま揚げの「あげ鯛」が置かれていたので早速購入。ワサビ漬けなども購入した。のし梅も買いたい気がしたが、あまり甘いものはやめておこうと、控えた。
時間がありすぎるので叔母たちとのんびりしていたら、私が最後の乗客になってしまった。5分間違えていたのだった。すみません、お待たせしてしまって。
その後順調に走って、海老名で東名に合流。大山がくっきり見え、後ろの方に富士山のシルエットもくっきり。しかし間もなく山影に入ってしまった。また寝ている内に用賀、初台を通り、新宿へ。予定よりも早く帰り着くことができた。
若干強行軍だったけど、叔母たちも満足してくれたようで、よかったです。
この四季の旅のバスツアー、早割というのがあって、先着申し込み40人まではさらに安くなるそうだ。私も嘱託になったら、週3日勤務にして、思う存分平日の格安ツアーに参加したいと思った。格安のツアーは早割(平日のみ?)2520円かな、平日2980円、土日は3980円だ。添乗員さんの感じもとてもよかった。
そうそう、すっぱいですよと言われた甘夏、確かにすっぱいが甘みもあって、なかなか美味しかった。4個で200円。でこぽん、はるか、伊予かん、黄金柑など売られていたけどね。ブロッコリーも買ったが明日ゆでよう。
私も行きたいですねえ。
バスツアーの値段もばかやすいんでびっくり
私も鈴広のかまぼこが好きで行けば買ってしまいます。