今日は高尾山で足慣らしでもと思っていたのだが、ボランティアオフィスのプリンターが紙詰まりと出て、いくら指示通りにやってみてもエラーが消えないというので、家事をやってから、見に行った。
プリンターは、再度指示通りに進んで最後に蓋を思い切り強く押したら、エラーが消えて、印刷途中だったものが印刷されて、やれやれ!何回か試みたらしく、もう一セット印刷されて、終了。
それで仲間の方々も他の用事で見えたので、皆で中華屋さんの650円定食を頂き(実は隣の格安寿司を食べようとしたが、やはりかなり並んでいて、そのあとも用事のある仲間の方は急いでいたので、中華にしたのだった。一度電車で新宿まで行ってしまったのだが、なんとレースのカーディガンを忘れてきたことを思い出して、一人後戻った。
カーディガンは無事に見つかって、そうだわ、バスで哲学堂に入ってみようと思いついた。高校の文化祭で都内の公園特集をやったときに、どこにも行ってみることなく終わったので、その後長い年月をかけて、それらの公園に行ってみたけれど、まだ哲学堂と向島百花園が残っている。哲学堂は目白からバスで一本で行けるのにまだ行っていない。
哲学堂バス停で降りたが、さてどっちかしら?
桜並木が左右に続いていて、野球場があって練習試合をやっていた。道を曲がるとすぐに細い道があって、そこに行ってみた。左手はテニスコートになっていた。その管理棟の横に道があったのでそちらに行ってみたら、哲学堂の入り口らしかった。
結構広い公園なんですね。
有料?と思いながら入って行ったが無料で入れた。すぐに写真で見たことのある、六賢台の赤茶色の独特な建物があった。
私は哲学堂って、この建物だけかと思っていたが、いくつかの建物があった。井上円了という方が、哲学館大学(今の東洋大学だそうだ)の創設を記念して四賢堂を建てたことが最初だそうだ。釈迦・孔子・カント・ソクラテスを祀っているそうだ。横の方には修復中の宇宙館というのが透明のフェンス越しに見えた。
絶対城(図書館)
いくつかの建物に庭にも哲学的な趣向が凝らされて、哲学を考えられるように作られているらしいが、私には難解だった。
理想橋
カイノキ(どういう木なのでしょうね)
しかし、庭もツツジ園があり、桜の大木があり、傾斜地の下には池がしつらえてあって(菖蒲園らしい)、石も何かいわれがありそうな具合に配置されていた。
鬼燈
池を回って、妙正寺川沿いに歩くとこれまたいろいろな趣向で哲学が説明されていた。
筆石への直行ルート
独断峡
反対側の妙正寺川の調整池
水位標?
青い橋を渡ると、現代的な賢人たちのブロンズ像が設置されていて面白い。さらに進むと少し花々が植えられていた。コスモスはまだ咲き始めだったけれど。
この橋の方には梅園があった。古い哲学堂公園図もあった。
一度道路にでて、向こう側に行ったら、入口があって、さくら苑地に出た。
階段を登ったら、六賢台の方に出たが、その近くには大きな石が三つ並んだものと、やや下に筆の形をした筆石が建っていた。
もとに戻って、バス停から新宿行きのバスに乗って帰宅したが、今日は少し暑かったせいか、疲れて途中熟睡。
興味深い公園でした。四月と十月には建物の内部も見られるそうだ。
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