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持久力をつけよう!

2014年09月14日 10時00分00秒 | Weblog
一般持久力をつける(養成する、鍛える、向上させる)には何が必要でしょう?

一般の人ならウオーキングから初めて速歩、そしてジョギングにしていけばいいんです。

よく言われる有酸素運動です。


脂肪燃焼にも効果があることで知られていますね。
(これについては脂肪燃焼に関することで記事にしたいと思います)


一般持久力を向上させるための実行レベルは、JOG,ペース走、インターバル、ファクトレイク
レペテーション等がありますが効率のよい強度、速度があるわけです。

それを間違えると刺激が弱すぎて効果がない、とか強すぎて効果がないということになります。

特に弱すぎるより強すぎるほうが弊害がおおくこのために今まで培ってきたものが台無しに

なってしまうこともあります。


ではどうします?

これは最大酸素摂取量の80%での強度で練習するのが一番効果があります。
(ですから個々で速さが違います)

ある実業団では長距離選手(男子)に朝、1キロ3分40秒のペース走をさせるそうです。

このチームのコーチ曰く 「 スタミナが入るペース 」 だそうです。

このチームの選手の数名の最大酸素摂取量(VO2MAX)を計ると、その全員が3分40秒ペースが

最大酸素摂取量(VO2MAX)の78%~81%の範囲内でした。

計らなくてもこのプロのコーチたちにはそれが分かるのです。


現在の運動能力テストでは 「 シャトルラン 」で目安にしています。

また以前なら 「 12分走 」で目安にしました。
(先週これをアスリートでない大学生にやらせて嫌がられました)

いまでは公共の運動施設や民間のフィットネスクラブに測定する機会があります。


ちなみに運動能力テストと体力テストは違うものです。
また現在、特定保健指導などで行われている運動機能テストも違うものです。




間違えると選手の伸び代を奪ってしまいますから指導する場合は勘と経験に頼らないで

あげてくださいね。


※これは一般持久力の話です。筋持久力や特殊持久力、スピード持久力ではありません




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