フィットネス テクノロジー ~健康とスポーツを科学する~

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ランニングフォームについて

2021年11月02日 21時52分13秒 | Weblog
ランニングフォームの技術と筋力

 どういうランニングフォームが良いのか。
知識として、こういうふうにすれば良いと分かったとしても、その通りに動けるのかというと、簡単ではありません。何故か?
そこに技術と筋力が必要だからです。


 技術〜

 これは、ゴルフやスキー、テニスなどで考えると分かりやすいですね。上
手い・下手を分けるのも技術。ランニングなんか、ただ走るだけ!といっても、やはり技術は必要です。膝の出し方、後ろ足の引き方、着地の仕方、それらが連動して1つの「走る」という動きになります。


 筋力〜

 技術が完璧ならOKでもなく、その技術を支える筋
力が必要です。
また競技時間中技術をキープするということが必要だからです。

 100mを走り切るのには40〜60歩くらいの歩数が必要なわけで、
それと同じ回数だけ反復することになります。
これは、腹筋は何回出来るの?腕立て伏せは何回出来るの?というのと同じ
で、正しい技術も回数を重ねれば、そのうち疲れて保てなくなってくるとい
うことが起こるわけです。

 ここでいう筋力は、パワーでも最大筋力でもなく、「筋持久力」のことです。
筋肉にもパワーやスピードとは別に、持久力があります。

 脚が上がらない…とはいえ、1回や2回、あるいは10mくらいなら、思い
切って脚を上げて走ることは(正確な技術的はともかく)出来るかも知れま
せん。しかしそれを100
m、200m、400mを持たせることが出来るかどうか、ということです。

 心肺機能は強いしスピードもある。しかし、筋持久力が弱いために正しい
技術を維持することが出来ず、その反動で、減速するということは非常によくあることなのです。

 
 そもそもでいうと、そういう筋持久力を向上させるトレーニングというこ
とに、どれだけ取り組んでいるかどうか、ということも重要な評価になります。それなしに、技術的な部分だけなんとかしようといろいろ試行しても、結果的には難しいものがあります。



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【フィットネス テクノロジー】

取締役 ストレングス&コンディショニングコーチ
ランニング学会認定ランニングコーチ         澁谷 和久
大原スポーツメディカル専門学校講師
東洋医療専門学校講師
日本体育協会公認パワーリフティングコーチ
日本陸上競技連盟公認ジュニアコーチ
NISAQ認定SAQインストラクター
ランニング学会認定ランニングインストラクター

京都市南区吉祥院石原西町12-3   
電話 090-1484-3891
Eメール https://ssl.hp4u.jp/contact/site:fit-tec
滋賀支社  滋賀県彦根市竹ヶ鼻町631
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