先日、7月28日にウィズザスタイル福岡さんで開催されました、モエ・エ・シャンドンのコラボディナー。
皆様も、どこかでお見掛けしたことがあられると思いますが、
グランドハイアット福岡さんや、ヒルトンなどで毎年開催されている
「浴衣でモエ・エ・シャンドン」のような、夏の特別なイベント。
今年から、少し内容が新しくなり、
全国でも、唯一福岡だけで、ゲストシェフを迎えてのモエ・エ・シャンドンとのマリアージュを楽しむ
ディナーイベント、だったわけです。
全国で、福岡だけ!
そこに、当店シェフ篠原にお声をかけていただき、本当に光栄なお話でした!
東京から有名シェフを招いて、ではなく、地元で日頃より「地産地消」の理念をもって、
「福岡」「九州」の魅力を発信し続けているシェフとして、シェフ篠原を招いていただきました。
そして、この春、パリを引き上げて福岡に拠点を置き、始動した弟・吉武広樹とのタイミングが合い、
この初の義兄弟コラボも実現しました。
オープニング映像も面白く仕上がっていたので、ぜひご覧くださいませ。
当日のメニューはこちら。
先日、食材視察に行ったばかりの、うきはの桃や、耳納豚、松野牧場のミルクアイスなど、早速登場です!
地元の食材が、こんなにもオシャレな幻想的な空間で、シャンパンと共に楽しめる、ってとても特別に思えました。
流行のシェフによる、一過性の、その時だけのメニュー、ではなく、
食べていて、「生産者の顔」が見えるような「料理」。
「素材の良さ」がわかる「料理」
「美味しさ」が「心」と「体」に染みる料理。
シャンパンとのマリアージュもばっちりの、これぞ「美食」の「会」だったように思います。
当店レストランカズが担当したのが、
アミューズ「パルメザンチーズのクレームブリュレ」
オードブルの2品目で担当したのが
「耳納豚の低温キュイ、うきはの桃の瞬間コンポート」
モエ・エ・シャンドンのロゼに合わせた一品です。
「カラーペアリング」でも当てはまるように、同じ「色」のものを合わせると、「マリアージュ」するように
ロゼとの相性はぴったり!
そして、本来のフランス料理は
オードブル・お魚・お肉という順序ですが、
弟・吉武広樹が、スペシャルな「黒トリュフご飯」をやるということで、
それならば、満腹な時より、少しでも空腹な方がいい、という意見で
前菜→お肉→お魚という異例の流れに決定。
フランスのサマートリュフではなく、数倍も香りと味がいい、オーストラリアの黒トリュフを使用した
スペシャルな「黒トリュフ丼」!
ここからモエ・エ・シャンドンのグランヴィンテージ2009を合わせて、よりラグジュアリーな味わい。
その後に、当店シェフ篠原の「平戸の天然真鯛のパイ包み焼き、シャンパンソース」へと。
今回のこのイベント、お一人様¥30000という高額なお値段。(誰が設定したか知らず、あとで聞いてびっくり!)
そんな皆様にご満足していただけるように、たくさんな「スペシャル」が満載!
パイ包みでご用意した「シャンパンソース」も、実際にモエ・エ・シャンドンをドバドバと使用。
シャンパンの葡萄から考えて、どうせ火を入れてしまうのだったら、白ワインでも変わらないんじゃないかという、私の疑問は
実際に食べて、すぐに回答がでました。
シャンパンで作ったソースは格別!
酸の立ち方、繊細な香り、軽やかさ、高貴な味わい。。。
シャンパンソースの美味しさに、本当にびっくり、うっとり。。。
お客様はもちろんのこと、調理場スタッフも、みんな味見をして、びっくりしていました。
今、これを書いていても、
「忘れられない味」ってこういうのだな、って思いだして、よだれがでそうです(笑)
そして、コースはデザートへと続きました。