昨日はやっちん、きっちんと飲む。
やっちんが発泡酒を6本、キッチンがビールを15本持ってきてくれたので
がぶがぶ飲んだ。キッチンがつまみにと手羽元を持ってきたので、塩こしょう、
味の素を振りかけ45分ほどかけてじっくりと焼き上げる。美味かった。
2日酔いをよそに、いつも通りバイトに出かける。
8時52分にタイムカードを押し、9時ちょうどにまたタイムカードを押して退社。
クビである。
出社時間8分の間にお偉いさんに呼び出され、「今村君チャリできてるでしょ」と
言われ、「いいえ」と答える。
「交通費もらっているのにチャリできているでしょ、俺見たぞ」と言われ、
「ああスミマセン、チャリできてます」と答える。
「今村君、君がやっていることは詐欺だ。そして嘘をついた。俺は嘘が嫌いなんだよ
もう帰って良いよ、クビだ」と言われ、「ああはい」と答える。
「そう言えば隣に森内君みたいなやつもいたけど、あれは森内君か」と言われ、
「いいえ」と答える。「じゃあ似たヤツか」と言われ、「はい」と答える。
森内君は相当なデブなので似た奴なんてそうそういない。
その時点で、ああ、二人ともクビだ。と思った。
その間わずか8分。
とりあえず、クソがしたくなりトイレに行った後、自転車を止めている場所に行くと、
森内君が待っていた。「いやあ、参りましたねえ、今村さんトイレで泣いていたんですか」
と言われ、「オイオイ泣いたよ」と答える。
その後、初台のドトールでお茶をして、近くの公園で気持ちの良い平日の午前中を堪能。
売れないミュージシャンと売れない芸人がベンチで楽しく未来の話をした。
ステキだ。
思った事。
やはり世の中矛盾で満ちている。
会社の上司であったり、売れているバンドマンだったり、必ずしも能力がある人間が
上に立つという世の中じゃない。
面白みのない人間が上に立ったり、
はたまた、面白い人間が痛い目にあったりする。
俺は、そのバイトのお偉いさんがチャリで通勤している事を知っていた。
バイト先から少し離れたセブンイレブンの奥に毎朝チャリをとめて通勤しているのを
知っていた。交通費をもらっているのか、もらっていないのかは知らない。
しかし、クビを宣告されるその時、それを問おうとは思わなかった。
なぜなら、面白くないからだ。まったくもって話が面白くなくなる。
しかし、一つだけ問いたかった事がある。
「嘘つきが嫌いな君は、嘘をついたことがないのかい?」
彼は「ない」と答えるだろうか。
俺的には答えて頂きたいと思う。
そっちの方が話としてとても「面白い。」からである。
やっちんが発泡酒を6本、キッチンがビールを15本持ってきてくれたので
がぶがぶ飲んだ。キッチンがつまみにと手羽元を持ってきたので、塩こしょう、
味の素を振りかけ45分ほどかけてじっくりと焼き上げる。美味かった。
2日酔いをよそに、いつも通りバイトに出かける。
8時52分にタイムカードを押し、9時ちょうどにまたタイムカードを押して退社。
クビである。
出社時間8分の間にお偉いさんに呼び出され、「今村君チャリできてるでしょ」と
言われ、「いいえ」と答える。
「交通費もらっているのにチャリできているでしょ、俺見たぞ」と言われ、
「ああスミマセン、チャリできてます」と答える。
「今村君、君がやっていることは詐欺だ。そして嘘をついた。俺は嘘が嫌いなんだよ
もう帰って良いよ、クビだ」と言われ、「ああはい」と答える。
「そう言えば隣に森内君みたいなやつもいたけど、あれは森内君か」と言われ、
「いいえ」と答える。「じゃあ似たヤツか」と言われ、「はい」と答える。
森内君は相当なデブなので似た奴なんてそうそういない。
その時点で、ああ、二人ともクビだ。と思った。
その間わずか8分。
とりあえず、クソがしたくなりトイレに行った後、自転車を止めている場所に行くと、
森内君が待っていた。「いやあ、参りましたねえ、今村さんトイレで泣いていたんですか」
と言われ、「オイオイ泣いたよ」と答える。
その後、初台のドトールでお茶をして、近くの公園で気持ちの良い平日の午前中を堪能。
売れないミュージシャンと売れない芸人がベンチで楽しく未来の話をした。
ステキだ。
思った事。
やはり世の中矛盾で満ちている。
会社の上司であったり、売れているバンドマンだったり、必ずしも能力がある人間が
上に立つという世の中じゃない。
面白みのない人間が上に立ったり、
はたまた、面白い人間が痛い目にあったりする。
俺は、そのバイトのお偉いさんがチャリで通勤している事を知っていた。
バイト先から少し離れたセブンイレブンの奥に毎朝チャリをとめて通勤しているのを
知っていた。交通費をもらっているのか、もらっていないのかは知らない。
しかし、クビを宣告されるその時、それを問おうとは思わなかった。
なぜなら、面白くないからだ。まったくもって話が面白くなくなる。
しかし、一つだけ問いたかった事がある。
「嘘つきが嫌いな君は、嘘をついたことがないのかい?」
彼は「ない」と答えるだろうか。
俺的には答えて頂きたいと思う。
そっちの方が話としてとても「面白い。」からである。