hey is imamura-blog

日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

GOOD LUCK!

2006年11月29日 00時56分35秒 | Weblog
眼を閉じればいつも、あの風景の中に俺たちは居る。
もう戻りはしない時間、そして俺の居場所。
それは朝もやに包まれた水平線の様にぼんやりと霞んで見える。

            GOOD LUCK!

       涙は流された。君のために歌おうか?
       よくある雨降りの話でもしながら、
       それならそれで素晴らしい風景。
 
       サヨナラ、サヨナラ街よ、歩きつかれた俺もう其処にはいない。

       階段の螺旋を昇れば見えてくる。そう、いつもの風景。
       見下ろす町並みは人ごみに染まり、
       そう、それを上から見下ろす風景。

       ”ROOM NUMBER 39-408”
       忘れないでくれよ。俺が帰る場所はそこさ。
       見下ろす町並みはオレンジに染まり、
       忘れたくない夕暮れの風景。

       サヨナラ、サヨナラ街よ、歩きつかれた俺もう其処にはいない。

       サヨナラ、サヨナラ。  

    

東京

2006年11月29日 00時34分06秒 | Weblog
俺は何処へ行くのだろう。
全てが正しくもあり、全てが間違っている様でもあり、
自分の本意が何かを口にすることも出来ず、いや本意が何であるかも答えることができず、ただ、一人、苦悩する。「俺は何処へ行くのだろう」と。この東京で。

                東京

         テレビも無い部屋、言葉が宙を舞う。 
         あれから13年の時が経ってしまった。ゆっくりと。
      
         仲間たちとよく夜をさまよった。
         あの時イメージしてた未来が溢れ出す。ゆっくりと。
 
         失うものなど何も無かったから。
         血にまみれたエンジニアブーツは何処にある?何処にある?

         たくさんの人と出会って別れた。
         一人きりの部屋でうずくまって泣いた夜。泣いた夜。

         仲間たちは今もいつもの調子で、
         あの時イメージしてた未来が溢れ出す。溢れ出す。

         都会の空には雨が降る。
         やがてまた俺、歩き出す。

         都会の空には雨が降る。
         やがてまた俺、歩き出す。