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日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

存在はやはり不確かであった。

2009年11月10日 01時11分56秒 | Weblog


11月7日(土)

都内最大級のゲイによるゲイのの為のイベントにカーチャの
バックバンドとして出演。
2曲のみの参加となった。

楽屋には弁当が用意され、
イベントスタッフの数は軽く20人を超え、
スポンサーにローションで有名な「ペペ」がつき、
音楽メジャー業界の待遇を久しぶりに味わった。
お客さんも250人入ったとの事。
途中、カーチャが
「この会場でゲイじゃない男は兄さんと植竹さんだけですよ」
などと言うので、他の出演者方々とどう接すればよいかわからず
終始無言を貫いた。

大きなくくりで言えば「特殊」な人々もこの会場では大多数となり
俺たちが「特殊」な人々となる。
偏見などはとっくの昔にないが、正直どう接してよいのか
やはり俺にはわからなかった。
なにかNGワードがあるのではないか、
はたまた一曲俺も歌ったのだが、「こいつゲイじゃない」などという理由で
歌を受け入れていただけないのではないかなどなど。
実は気を使い過ぎてくたびれた。

いやしかし、新宿二丁目界隈にこのような世界があり、
このようなシーンが存在あり、
まあ、接点がない為伺うことのできなかった世界に触れることができ
いい経験になった。

「歌は全ての垣根を越える」

俺はいつでもそう思って歌っている。
がんばったものは評価されるべきであるし、
いいものはいいのだ。
そこに男だ女だゲイだなんだなどという事はさほど重要ではない。

CDは二枚売れ、なかなかの評価を頂いた。
お土産にペペの試供品を二つ頂き朝までガバーと呑んで
非日常から日常へと帰った。



さて、今後だ。
今とウはBAR CCOにてワンマンライブをやる。
ゲストにカーチャを迎え、二部構成にてガッツリとやる。
それが来年の1月27日。

1月14日には高哲典のイベント「レッドホットロマン」に
ベーシストとして参加する。

あと同月にある男の初アコースティックワンマンに「今村竜也」ソロ
としてゲスト出演する。

来年の話をすると鬼が笑うというが、
来年はしょっぱなからアーティストとしての活動が目白押しだ。

バンドはレコーディングし、アルバムを引っさげ
2月から始動。
詳細は追って告知する。

おっと1月は我が第3子の出産予定月である事も忘れてはいけない。

全てがドバーと動き出す感じ。ワクワクしてたまらない。

とにかく俺は
存在不確かである事を自覚しつつ、自己表現の世界にどっぷりとつかるのだ。
そう、そこに垣根などないのだ。
そろそろ頭角を現そうぜ同士たち。