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日常の中に俺があり、俺の中に日常がある。それは矛盾の中にひそむ真実である。真実を記録する。それは事実になる。

いつもココロに

2011年02月16日 21時23分38秒 | Weblog
2月10日から15日まで我が故郷、福岡へ家族で帰った。
家族で帰郷の際には新幹線で帰る。
窓の外の風景を眺めながら、
「こんな田舎で暮らす人たちはどこで遊ぶのだろうか」とか
「若者は居るのだろうか」やら色んな事を考えるのが好きだ。
福岡まで6時間ほど掛かるが、そんな想像をしながらの車中はとても有意義だ。
ただし子供等がフィーバーしなければの話である。

昔、ハートドロップスのツアーの時、車移動だったが、俺とシーボーが音をあげて、広島~博多間
を新幹線で移動した時の事を思い出したりする。
若かった俺たちは全国ツアーの中に色んな大人の事情や自由のない現実を見せられ
新幹線の車中で自由を観た。




今回の帰郷は勿論、父ちゃん母ちゃんに孫の顔をみせる目的もあったが、
我が叔父、丸山峰好の17回忌にて親戚一同が顔をそろえるので、小さな頃楽しくてしょうがなかった
「音楽に溢れた宴」を実践する目的もあった。

法事である為、「宴」ではないが、俺たちはそれぞれ楽器を持ち寄り、叔父叔母、従兄弟たちとおおいに
歌い、大いに呑んだ。

音楽に溢れた実に素晴らしい「法事」だったと思う。



帰郷時に必ず集まる仲間とも朝まで語りあった。

全てが高校生の時に戻った。

話す内容は仕事の事やら家庭の事やらであったが、
俺たちは確実に高校生に戻った。

いい意味でも悪い意味でも俺たちの本質なんてなんら変わりはしないのだ。

取り巻く環境が変わるだけだ。いつだってあの頃に戻れる。

4人は高校生の時のバンドのメンバーだ。35歳になって音楽をやっているのは俺だけだ。
よりいっそうがむしゃらにやるのみだと思った。
衝動を押し殺す事が大人になる事ではない。
モラルは大切だが、俺たちはこれしかできない。
これとは。

心の趣くままに動く事だ。




父ちゃん母ちゃんも元気そうで良かった。


故郷へ帰るたび、暇を持て余すのだが、やはり振り返ればなんとも落ち着く場所であり
この東京に戻り、「ああまたこの街に来てしまった」などと脱力してしまったりもする。

福岡と東京の距離を縮める方法はある。

それは俺の夢だ。

全てを歌に。

当たり前にやるのだ。
誰に遠慮することいらん。

いつもココロに故郷をもって生きるのだ。

全てのテーマさ。