シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

二度目の高畑勲展を見る

2020年08月06日 | 日記
 

4月に予定していた高畑勲展、やっと8月1日から開館になった。人数制限の為、予約が必要で、パソコンでやっとチケット交付券をゲットした。
10時30分入場予約だ。早めに行くと、もう20人ばかり並んでいる。どうも予約をしてない人たちらしい。私はすぐに入場させてもらった。
昨年夏、東京近代美術館で、開催されていた高畑勲展を見ていたが、岡山での開催はどのような内容になるか興味があり、
またじっくり見れるのではとの思いで、楽しみにしていたのだ。
思ったよりコンパクトにまとめてあったが、展示はとても分かりやすく、感動した。
特に、音声ガイドを活用したので、作品の位置づけや狙いがよく分り、一緒に制作された人たちの生の声が聞けて、作品をより深く見ることができた。
「火垂るの墓」の制作過程や作品を見ながら、この作品にかけた高畑勲監督の思いを感じて、つい涙がこぼれた。
  ハイジの模型ーこれだけ撮影できる所
 二冊冊子を買った。高畑勲のちひろ感を読んで見たかったので。

午後からは、哲学カフェの日だ。
児童虐待問題を学習する第3弾の日だ。今回も、Kさんの担当。虐待に深くかかわる親子関係に脳はどうかかわっているかとして、
「親子のつながりを作る脳」の仕組みを学んだ。脳と神経のつながりは何とも難しく、理解しずらくて、四苦八苦した。分からなかったのだ。
でも、こうして語り合うことが、脳を活性化して認知症になりにくくしているのだと、とんだ結論に皆納得した。

今日は、カイくんのお留守番が長時間になり、帰宅した途端、足にまといつき、かみつき、大変だった。今は一人(匹)で遊んでいる。




広島原爆投下の日

2020年08月06日 | 日記
 クリニック受診の日、鉢植えがいっぱい

広島に原爆が投下されて75年になった。平和記念式典が始まり、8時15分、テレビを見ながら黙とうをした。
松井広島市長は、核兵器禁止条約に政府が取り組むことを強く要望するなど、被爆者の立場に立った発言によくぞ言ってくれたと少しうれしかった。
安倍首相の発言は、白々しく気持ちはよそを見いているようだった。

 

今日は、テレビは、被爆関係の特集で、くぎ付けになった。
特に、NHKスペシャル「証言と映像でつづる原爆投下・全記録」は当時のアメリカに保存されていた映像。
生々しく映し出されて、胸が締め付けられるようだった。
日本軍部の無能というか、狂気に、翻弄された広島・長崎の被爆をすら認めようとしない、思考回路におそろしさを覚えながら見た。
当たり前の日日が送れることの大切さ、平和であることの大切さを強く思った一日だった。