シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

映画「護られなかった者たちへ」 衝撃と感動!

2022年09月10日 | 日記

「市民のつどい 2022」前夜祭ならぬ後夜祭が今日開催された。

映画「護られなかった者たちへ」

東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま餓死させられるという不可解な殺人事件が相次いで発生。

この事件の裏に隠されていた大震災の後にたどった数々の出来事、罪を犯してまで護りたかったものとは? 待ち受ける衝撃のラストに震えた。

この映画は、2年前に撮影、上映された作品だ。福祉行政の現実をあぶり出し、そのあり方を追求する。見ていて胸が締め付けられるようだった。

容疑者を佐藤健 刑事を阿部寛、の真迫の演技に引き込まれた。出演者皆凄い人ばかりで、見応えがあった。

上映の後、瀬々敬久監督とのトークがあった。偉ぶらない、どこにでもいるというようなおじさんの風貌で、親しみやすかった。

語られる言葉には、優しさと鋭さがあり、凄い監督だなと生の声に感激した。