朝ご飯もそこそこに、昼過ぎまで借りた本と首っ引きで読み上げた。
本の名は、藤井誠二著「誰も書かなかった玉城デニーの青春~もう一つの沖縄戦後史~」
県立図書館で借りたのだが、今日が返却日なのだ。次に待っている人が多く,継続貸し出しが出来ないのだ。
何としてでも読み上げようと、午前中必死で読んだ。
玉城デニー知事になるまで、どんな青春を過ごしたのか、彼を取り巻いてきた多くの人たちから、生の声を集めて玉城像をあぶり出している。
まさに沖縄戦後史を見ているように、生々しい。
母子家庭に育ち、ハーフとして多くの差別を受けながら、ものともせずに、ロック演奏に、福祉の仕事に、放送のアシスタントやDJとして活躍。
さらには、福祉活動を基盤に街作り活動に取り組みながら、政治活動へと発展していく。
沖縄の戦後史を学び直したような思いで読み上げた。
次は、「平頂山事件を考える」借り直した。前回借りて半分しか読めなかったため、再予約をしてやっと順番がきたのだ。
貸出期間は、12月27日までだ。年末の忙しい日々、読み上げれるか心配だが、頑張ってみようと思う。