シルバー日記

80婆の日々の記録と写真

岡山県看護協会50周年記念式50周年記念式

2024年06月01日 | 日記

 

私が看護師になってから,60余年になる。3年間働いて、公衆看護学校(現県立大学)に進学し保健師になった。

県看護協会設立に関わり、会員として50年になった。我ながら、よく頑張ったと思う。

50年式典で、創立以来の主な歴史をDVDに作成され、今日上映された。

歴代会長とご一緒した活動の歴史を見ながら、様々な出来事を思い出し、胸を熱くした。

記念講演は、NPO法人 共存の森ネットワーク理事長 渋沢 寿一氏 (明治時代の偉人 渋沢 栄一氏の曽孫。農学博士)

「誰ひとり取り残さない社会を目指して ~幸福とは何か~」と題して講演された。

江戸時代の循環型地域生活の素晴しさを話された。

世界の先進国と言われた、英・仏・独など人口規模も江戸の半分ほどにもかかわらず、街も河川も海も汚れていたが、

江戸の街も川も海も美しく綺麗だった。それは、汚物やゴミを放置しなかったから。

糞尿に至るまで、日常の生活にとことん再利用して土に返していく。この循環型経済・生活様式が、150万人の江戸を作っていた。

この日本の歴史を学び、現代社会の問題を浮き彫りにしてこれからを考えていくことが今大切だと話された。

とても刺激的なお話に、虚を突かれた思いだった。地球環境を考える示唆をたくさん頂いた。

古代からの人間の営みの繋がしっかりと考えて欲しいと・・・