中々見にいけなかった映画、「マリウポリの20日間」やっと見た。
本当は,悲惨で悲惨で目をそらしたかった。でも、これは見なくてはいけないのだと言い聞かせて、ぐっと見続けた。
パンフレットの表現だが、「目を逸らしてはならない、現在進行形の戦争の姿がここにある」しっかり現実を見つめるのだ。
2022年2月、ロシアがウクライナ東部に位置するマリウポリへの侵攻を開始。これを察知したAP通信のウクライナ出身の記者が、仲
間とともに、現地に。
ロシア軍の容赦ない攻撃による断水、食料供給や通信の遮断、瞬くまにマリウポリは包囲されていく。
攻撃が激化していく中で、死にゆく子ども達や、遺体の山、産院への攻撃など、ロシア軍による残虐行為を命がけで記録した。
決死の脱出劇の末に世界へと発信されたこれらの映像をもとにしたドキュメンタリー映画だ! まさに、貴重な映像だ!
第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞、また、2023年ピューリッツアー賞も受賞している。
今も、ウクライナへの攻撃・戦争は容赦なく拡がり続いている。今や、ガザ攻撃も泥沼化だ。
こんな残虐行為は見たくないが、現実に行われてしっかりと知らなければならないと思う。避けてはいけないのだ。
でも、我々には何が出来るのだろうか?