本日も晴天なり。立春も過ぎ、時に春を感じさせる陽射しがある。なんとなくウキウキした日だが、今日の予定は3つ連なっている。
午前中、尊敬するNさんの個展を見に行く。
岡アートギャラリーだ。テーマ "白の夢彩” 白を基調にした日本画の清楚な趣が壁面を飾る。素敵な雰囲気に浸った。幸せというもの。
流石に来観者が後を絶たない。大盛況だ。
私の脳細胞を大いに刺激してくれた。活性化された脳をどう生かすかが私の課題だが、それは難しい!悩ましい限りだ。
午後から「哲学カフェ」の日だ。
今日のチューターは、A先生、90歳を超えておられるのに、かくしゃくとして話も上手い。
テーマは、「学術会議会員の任命拒否はファシズムへに道」
この重大問題が、取り上げられなくなって久しい。コロナ対策の緊急課題の陰に隠されてなし崩しにしてしまうのではと、不安になる。
A先生はなし崩しにさせないためにも、もっともっと声をあげていかないと、戦前のようなファシズムへの道を辿るのではと心配だという。
歴史は繰り返されるではないが、歴史を学び、繰り返さない英知をもっと広げていかないとと確認した。
一旦家に帰り、カイに夕ご飯を与え、洗濯物を取り込んで、再び夜の会に。
市民劇場「しあわせの雨傘」の魅力に迫る会だ。
ここでとんだドジをした。会場を間違えたのだ。てっきり天神山文化プラザと思って、早めに行った。
運営担当者は誰も来てない。待てども誰も来ない?ふと気付いて会場確認、今回は、西川アイプラザだった。
慌ててアイプラザへ。やっと間に合った。
「劇団NLT」制作部長、プロヂューサーの 小川 浩さんを迎えてのトークだ。
大人のフレンチコメディの傑作、日本初上演。翻訳 佐藤 健 演出 鵜山 仁 主演 賀来千香子
上演にこぎつける迄のそれぞれの苦労やエピソードを余すことなく話されて、とても興味深く聞いた。
本番を見るのが楽しみだ。
今日の私の頭は飽和状態に。しあわせの雨傘ならぬしあわせの一日であった。