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内閣支持率

2017年08月08日 13時44分42秒 | フルート
 コメンテーターや野党政治家がよく引用する内閣支持率。低いのは総理が悪いのであり、低い状態が長く続けば内閣総辞職すべきなどと言われれば、そうかなとつい思います。

 でも内閣支持率が高ければ良いのかと言うとそんな事はありません。極端な例を挙げるならヒトラーは当時のドイツで圧倒的に支持されたと思います。北朝鮮や中国では不支持と意思表示する事は許されませんから、支持率は100%である筈。

 外国の話はさておき、内閣支持率が低下したら日本の総理は辞めなければならないのか。

 総理も閣僚も正当な手続きを踏んで選ばれていますから、総理を辞めさせるには国会で不信任決議が可決されなければなりません。しかもその場合総理は総辞職か衆議院の解散を選ぶ事が出来ますから、辞めるかどうかは総理の考え次第。

 内閣支持率の低下をふりかざしてマスコミや野党がわめいてもあまり意味は無く、正義の味方を装っているに過ぎないような気もします。

 それに内閣支持率は政策に左右されます。増税と聞けば大多数の国民は反対し内閣支持率は下がるし、逆に減税と言われればその悪影響を考えもせず賛成し、内閣支持率はアップします。

 このような衆愚政治に陥るのを回避できるのが間接民主制の長所で、国民が任せた筈の内閣の支持率をとやかく言うのは自己矛盾の可能性もあり、決して良い政治にはつながりません。

 勿論、政府批判を否定する訳ではなく、我が国では総理を公然と批判しても機関銃で撃ち殺される事もないし、ノーベル賞受賞式だって自由に出席出来ます。批判すべき点は大いに批判すべきと思います。


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