まんじゅうこわいと言うのと同様、ポテトサラダを排斥するものではありません。むしろその逆でよく食べています。
最近は購入して食べますが、以前はテレビ番組で覚えた村上信夫氏のレシピでポテトサラダを作っていました。マッシュポテトにみじん切りの玉ねぎを加えて玉ねぎのエキスを吸わせるのがポイントで、他には茹で卵をやはりみじん切りにして混ぜていました。
中毒と言う観点で見ればポテトサラダはなかなかこわい食べ物で、マッシュポテトを作る際に熱いじゃがいもを空中で放置して冷まそうとすると、菌が付着して増殖します。熱いうちに蓋をして冷やさないといけません。
じゃがいも以外はどうかと言うと、報道によればハム、りんご、人参、きゅうりなどが入っていたらしい。
ハムは無添加の高級品ならともかく、普通は添加物がかなり入っているので、汚染されにくいと思います。人参は茹でるか塩を振ってやわらかくしないと加えられませんから、これも問題は無さそうで、残るは生で使われたりんごときゅうり。洗浄が不十分だった事は考えられます。
家庭なら汲みたての水道水にりんご、きゅうりを数分漬けておけば十分消毒可能と思いますが、水道水中の塩素をなぜか極端に嫌う人も居ますので、そんな場合は他の消毒を行なう必要があります。嫌みを交えて言えば消毒と言うのは毒を使って菌を殺す事なので、蒸発してなくなる塩素の方がはるかに安全と思います。
事件が起きたと言われるお店では客が自分で取り分ける方式だったそうで、客が汚染源であることも十分考えられます。食品用のスコップやトングの先端に客の手が触れない保証はありませんし、ポテトサラダが手に付着し、その後滑り落ちて元に戻る事も有りそう。想像するだけでもこわいですね。
いささか脇道に逸れますが、昨日スーパーで買い物をしていたら、おにぎりを一個ずつ手で押している人が居て不思議に思いました。必ずしも中毒にはつながりませんが、フルーツなら傷みます。商品に触れたがる子供も汚染源になり得ます。
さて、O157は細菌なので目で見て分かるものではないし、あらゆるところに存在しますから、汚染はあるものと思うべきで、購入して食べる側の対処策も必要と思います。賞味期限や消費期限に従うのは勿論ですが保管にも気を付け、早いうちに食べるべきでしょう。
O157に限らず、中毒が起こる際には原因となる食品を食べても中毒症状を起こさない人も少なからず居ます。今回のケースで中毒した人は購入して食べた人のうちの数%以下と思います。健康的な生活をしていれば知らないうちに汚染食品を食べたとしても中毒にかかる可能性を減らす事が可能と思います。
中毒した人が悪いとは言いませんが、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と憲法にあっても、健康に留意しなければそれまで。各人が食中毒にかからないよう普段の生活や食事に気を使う必要性もありそうに思います。
《コメントを下さる方々へのお願い》
コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。
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中毒と言う観点で見ればポテトサラダはなかなかこわい食べ物で、マッシュポテトを作る際に熱いじゃがいもを空中で放置して冷まそうとすると、菌が付着して増殖します。熱いうちに蓋をして冷やさないといけません。
じゃがいも以外はどうかと言うと、報道によればハム、りんご、人参、きゅうりなどが入っていたらしい。
ハムは無添加の高級品ならともかく、普通は添加物がかなり入っているので、汚染されにくいと思います。人参は茹でるか塩を振ってやわらかくしないと加えられませんから、これも問題は無さそうで、残るは生で使われたりんごときゅうり。洗浄が不十分だった事は考えられます。
家庭なら汲みたての水道水にりんご、きゅうりを数分漬けておけば十分消毒可能と思いますが、水道水中の塩素をなぜか極端に嫌う人も居ますので、そんな場合は他の消毒を行なう必要があります。嫌みを交えて言えば消毒と言うのは毒を使って菌を殺す事なので、蒸発してなくなる塩素の方がはるかに安全と思います。
事件が起きたと言われるお店では客が自分で取り分ける方式だったそうで、客が汚染源であることも十分考えられます。食品用のスコップやトングの先端に客の手が触れない保証はありませんし、ポテトサラダが手に付着し、その後滑り落ちて元に戻る事も有りそう。想像するだけでもこわいですね。
いささか脇道に逸れますが、昨日スーパーで買い物をしていたら、おにぎりを一個ずつ手で押している人が居て不思議に思いました。必ずしも中毒にはつながりませんが、フルーツなら傷みます。商品に触れたがる子供も汚染源になり得ます。
さて、O157は細菌なので目で見て分かるものではないし、あらゆるところに存在しますから、汚染はあるものと思うべきで、購入して食べる側の対処策も必要と思います。賞味期限や消費期限に従うのは勿論ですが保管にも気を付け、早いうちに食べるべきでしょう。
O157に限らず、中毒が起こる際には原因となる食品を食べても中毒症状を起こさない人も少なからず居ます。今回のケースで中毒した人は購入して食べた人のうちの数%以下と思います。健康的な生活をしていれば知らないうちに汚染食品を食べたとしても中毒にかかる可能性を減らす事が可能と思います。
中毒した人が悪いとは言いませんが、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と憲法にあっても、健康に留意しなければそれまで。各人が食中毒にかからないよう普段の生活や食事に気を使う必要性もありそうに思います。
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