アルコール切れた

台所で使用する「キッチン用アルコール除菌」。フマキラーが販売しているボトルのキャップや噴霧ノズルが黄色のもの。生で食べるものを扱う際にまな板や包丁の消毒用として使っていました。

最寄りのスーパーではとっくに姿を消していて、補充用を買いに行った際には代わりにジョンソンのものを買い、今日から使い始めましたが、これも現在では店頭からは消えています。

次に使用するために購入したのは酒造会社が作っている醸造用アルコール。日本酒を造る際、味を淡くするためにアルコールを加えますが、そのためのアルコールを醸造用アルコールと言います。

酒造会社が酒を販売する際にはアルコール度数に応じて税金を納めますので、醸造用アルコールも課税される筈ですが、消毒用アルコールが払底したため、財務省が特例として飲用でない事を明記すれば当分課税しないとの方針を打ち出したため、その分安価に購入できます。

消毒用に販売されている醸造用アルコールのアルコール濃度は60％台からいろいろあります。いずれも消毒用に適するので問題はありません。また飲用不可と表示されていると不思議に思う向きもあろうかと思いますけれど、上記のような課税の対象とならないための表示に過ぎません。

アルコール濃度60％台のものは強すぎてそのまま飲めません。仮に醸造用アルコール1、水3の割合で混ぜれば15％、ちょうど日本酒くらいになります。飲んでも差し支えはありません。ただし無味なので酒としての味わいは有りません。

なお、酒造会社としては上記の説明では日本酒メーカーを念頭に書いてあります。実際には日本酒メーカー以外の場合も有りますし、醸造アルコールのみを製造する会社も有ると聞きます。


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コロナ自衛策の見直し

ニュースでは、キャバクラやホストクラブが感染源と言われています。もちろん数あるお店のごく一部の話と思います。

消息筋によれば、キャバクラのキャバ嬢、ホストクラブのホストは不特定多数の客と接するので客から感染する恐れが大きく、感染すれば新たな感染源となり、クラスターの原因ともなり得ます。

その点、「個室付浴場業に係る公衆浴場」ではソープ嬢と客は1対1なので、感染拡大という点ではキャバクラ、ホストクラブほどではないらしい。また遊郭の伝統を引き継いでいるのか病気の予防にも敏感なように聞きます。しかし濃厚接触による危険性は高いと考えられます。

いずれも法的に認められた正業なので直ちに休業要請をする事はできませんが、この際、遠ざけるべきと思います。

最近目に付くのが会食。どう言う状況なのかが明らかではありませんが、個室や宴会場で、互いに接近し、活発に会話しながら、長時間食事を続ければ、三密の条件が揃ってしまいます。開催したご本人達の責任は大きいし、お店で行なわれたのであれば、お店の方にも問題があります。

卑近なところでは家庭内感染。このところ感染者が増えていて、単純に累計値で言うなら東京都の場合、人口の0.1%を超えていますから、潜在的には一桁上、即ち1％の感染者が居ると言っても過言ではありません。東京都の人口は1,400万人、世帯数は約700万世帯。と言う事は50世帯に一人の感染者が居ても不思議ではありません。

家庭内ではマスクをしないだろうし、長時間同居する、いわゆる濃厚接触状態と考えられます。揃って車に長時間乗って移動したり、揃って外食する機会もあります。他人と行動する場合には気を遣っても、家族間では安全と思うのが自然で、そこが実は落し穴。感染に関してのみなら、家族バラバラとか引きこもりの方が安全かも知れないと言う逆説もあり得ます。

ごく最近、学校の寮、特に運動部の寮の感染例が挙がっています。家庭内感染と同様の事が言えるのではと思います。


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今後どうするコロナ対策

感染者数の増加が憂慮すべき状態になっています。政府や自治体は個々の対策は講じても再度の緊急事態宣言には慎重で、決め手を欠いています。

沖縄で発生した県外客が原因と思われるキャバクラのクラスターのようなケースを考えると、一部の不心得者が･･･と言うような議論では済みそうもありません。

県外客が沖縄に旅行する事は禁止されていないし、沖縄市は離島ではないので、旅行客が来るのを遠慮するようにと言える立場でも無さそうです。

ニュースでは、なるべくホテルに滞在して出かけないようにすると発言した沖縄行きの旅行客が紹介されて居ました。外出してキャバクラに行くと言ったら恐らく取り上げられませんね。報道にも情報操作が有ると思います。

仮に該当するキャバクラが業種別のガイドラインを遵守していなかったとすれば、行政側も対処の仕方があるでしょう。しかし遵守していれば、残る方法としては補償をして休業させるしか有りません。

結局のところ、感染者数が増加している都道府県を選んで、短期間一斉に緊急事態宣言をするしかないのでは。


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コロナ用ワクチン供給はいつ

新型コロナウィルス肺炎用のワクチンの開発が各国で進んでいて、近い将来に完成したら日本も供給を受けられるよう厚生労働省が手配を進めていると言うニュースが有ります。

一般的にワクチンには予防用と治療用の二つのタイプが有りますが、どちらの入手を考えているのでしょう。

差し当たって必要度が高いのは治療用なのかな。ワクチンが無いので怖いと言う発言をする人達は治療用ワクチンを考えているのかなと言う気がします。昔風の言い方で言う特効薬的なイメージ。結核で言えばパス、ストマイ、ヒドラジッドですね。これらが買えなくて、もしくは間に合わなくて亡くなった方も多かったと聞きます。

しかし手配が何千万人分と言う量と言われていますから、どうやら治療用ワクチンではなく、予防用ワクチンの入手を考えているものと思います。

しかし、全世界で需要があるワクチンをどう配分するのか。開発した会社が属する国が優先的に使うのかと素朴には思いますが、開発する製薬会社に投資した投資家が優先的に見返りを得て販売する可能性が高いと思います。

日本はワクチンを購入する資金は有るものと思いますが、経済規模の小さい国はどうするのか。出来たばかりのワクチンにジェネリックは有りません。今のところ貧しい国に資金援助しようとする動きは有りませんので、悪く言えば地獄の沙汰も金次第になるのか、またぞろ近隣大国がワクチンを武器に弱小国をゆするのかも知れません。

ワクチンを開発する会社は世界で数十社あるそうで、出来上がるワクチンの特性、副作用の程度もさまざまでしょうから、優れたワクチンは奪い合いになるでしょうね。

今から言う必要はありませんが、インフルエンザ予防接種用のインフルエンザワクチンは年によって違うのだそうで、予防接種のスケジュールが決まった頃に、新型コロナウィルス肺炎用のワクチンが既に古くてタイプが合わないなんて事になったら困ります。


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帰省と旅行の違いは（その２）

旅行の場合、旅行先で利用するのは、交通機関、宿泊先、観光施設、土産物店、飲食店など。従事する人も含めて感染対策が取られていますから、自身が感染する、他人を感染させる、のいずれも可能性は低いと思います。

と書きましたが配慮が不足していました。

沖縄で発生したクラスターの例では、県外からの観光客がキャバクラで感染源となったとの事。例えて言うなら、『歌舞伎町のキャバクラは危険だから感染者が少ない沖縄のキャバクラで楽しもう』的な発想によるのでしょう。

キャバクラ（とは限らないが）側では県外客を断る訳にも行かず困ります。

しかし、来年のオリンピックでは今は入国が禁止されている一般観光客も来日するので、同じような事になりますよね。しかも感染者数は外国の方が圧倒的に多いので、日本としては恐怖としか言いようがありません。

中止するか無観客で開催するか。それが問題。


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