日々雑感

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橋下大阪新市長

2011年12月15日 | Weblog
橋下大阪新市長

僕が彼に注目したのは、光母子殺人事件の裁判中だった。被害者や遺族をさらに侮辱するような、弁護団の論理には吐き気を催していた。荒唐無稽な論理を持ち込んで、弁護活動した安田団長の主張には、無残にも2つの命が殺められている事実に真摯に向き合う人間としての基本的条件が欠落しており、また無能な心理学者野田が意見しただろう、ストーリー にドラエモンが登場して常識人は?然とした。誠の怒りに震え言葉も出なかった。
そのいらだちのなかで、彼は弁護士に懲戒処分を呼びかけたのである。その呼びかけに八千余人から、懲戒請求が出された。常識人の正義感にぴったり応える対応だった。

弁護士だって、学者だって最低の常識はわきまえていないと、社会では通用しない事が判ったはずだ。ともあれ彼の正義感によって僕は溜飲を下げた。
彼の主張が正しいことが最高裁で認められたのは、僕の観点からすれば当然のことである。

今大阪は沈滞していて、ここ20年ばかりは大阪府全体が沈みつつある。そこに意欲と行動力を持った知事が現れた。保守系はみんな彼に抵抗するだろうが、この地盤沈下をどう逆転するかについては、何の方策も持ち合わせていない。と言うことは裏返すと政治家が評論家に成り下がってしまっている。まあそれだけに橋本氏は光る。、、、のであるが

普通は一歩先でもとやかく言われるのだが、彼の言動は十歩先を走っているように映る。どれほど抵抗があるか。彼の苦労が目に浮かぶ。だからその分応援をしたい気分になる。

しかし0から出発するのでは無くて、マイナスから出発するのだから、彼のようなスピード感や行動力、突破力は不可欠の要素である。勿論彼も人だから失敗もあるだろう。結果的には公約違反になってしまうこともあるだろう。それはそれで良いと思う。トライしただけでもプラスだ。

地方や国を見渡しても、彼のような人物はいない。ただ心配するのは彼を利用しようとする人間がわんさかいるだろうが、利用しても利用はされないように、深読みで、沈滞ムードを乗り切ってほしい。