日々雑感

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胆力のすわった男

2012年02月06日 | Weblog
胆力のすわった男 12/02/02  順位: 6,731位 / 1,681,065

僕は、武道は何もやらない。だから、精神が鍛錬不足で胆はすわっていない。あきれるほど小心者である。つねづねそう思ってきた。
昨日、山岡鉄舟と西郷の歴史秘話を見た
彼らと、僕の共通点は、貧乏だけである。実力はと言えば丸で話にならない。お粗末を通り越している。同じく人として生まれながら、どうしてこんなに情けない人間なのだろうか僕は。

武道で精神を鍛え、胆を据え何事にも動じないということが、リーダーの必須の条件で、国を背負うなら、なおさらのこと。リーダーの資格などつゆほどもない僕にも、胆力と真実を見抜く力、やり抜く行動力がどれほど大切か思い知らされる。

明治維新は、西郷と勝の無血開城会談だとばかり思っていたが、実際に、動いたのは、山岡鉄舟であることを知ると、同時に彼の人間的器の大きさと働きには感動する。

何者も恐れず、天下の王道を堂々と歩くには、歩くだけの武術の実力と、それによって培われた胆力。それに加えて相手を裏切らない赤心。
国難の時は出現した英雄達の力によって、この国は救われてきた。

今こそ、日本国の政治家には西郷や勝や山岡に替わりうる人物が求められている。出でよ。平成の西郷、勝,山岡鉄舟。