日々雑感

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光市母子殺害事件におもう 

2012年02月22日 | Weblog

光市母子殺害事件におもう 8,656位 / 1,686,350ブログ

 18歳1カ月と最高裁が把握する限り、最も若い犯行時年齢で被告の死刑が確定する光市母子殺害事件。最高裁は20日の差し戻し上告審判決で、少年でも残虐な犯行を起こせば厳罰で臨む姿勢を改めて示したといえる。
裁判員裁判でも既に少年に死刑が言い渡されており、年齢が死刑回避の決定的な要因とならないことを印象づけた。と紙上ではコメントされている。
被害者の夫が言った
「事件が起こった段階で皆敗者である」という言葉は哲学的な響きを持つ
普通の正義感を持つ人間なら、死刑判決は当然のこととして受け入れられる。宗教家はまた別の判断をするだろうが、それは世間常識とは必ずしも一致しない。僕は社会正義の立場から、最高裁の結果重視の判断を支持する。
大体なぜ十八才で線引きをするのか。その合理性が見つからない。
顔を背けたくなるような残虐性のある犯罪に対しては、容赦なく厳罰を科すのに何の抵抗があろうか。年齢などは関係ない。弁護団は罪一等減じるためにあらゆる方面から弁護するだろうが、それで重大な結果を減じる事は出来ない。

被害者の夫本村さんの行動は理路整然として、その冷静沈着ぶりはまねが出来ないと思った。特に加害者の人権が守られすぎて、その分被害者はつらい思いを堪え忍ばなければならない不合理を指摘したが、全く同感である。悪いのは加害者で有り、被害者は声を大にしてその責任を追求しなくてはならない。それが正義というものだ。

今回の弁護団の荒唐無稽な弁護に対して、橋下弁護士はTVで懲戒請求を呼びかけた。世間の耳目を集めた凶悪犯罪だったから、請求が殺到したがそのために弁護士活動が妨げられたと言って、訴訟に持ち込んだ弁護士もいた。最低の弁護士達だ。世間の怒りが全く判っていない。世間知らずなんだ。
凶悪残忍殺人事件の弁護にドラエモン が出てきたり。ふざけるなと怒りが爆発する。そうでなくてもこの犯人に対して怒っている民衆の怒りに火を付けた。こういうことを主張すれば世間の常識がどう反応するかが判っていない。もし判っていた上でと言うなら、弁護では無くて死刑囚を作る漫画チックなテストをやったのではないかと深読みしてしまう。健全な常識では想像も付かないような論理を持ち出して、弁護してみたところで何の役に立つというのであろうか。これには心理学者も加担したらしい。
こんな常識外れの世間知らずのアホ学者を教授に迎えている大学のお粗末さにもあきれる。
僕はどうしてもこの不条理に対して怒りが消えない。また被害者への哀悼の情は消えない。唯々ご冥福を祈るばかりである。そして本村さんが言った言葉「事件が起こった段階から皆敗者だ」と言う言葉が耳からはなれない。」