経済成長について思う。 5,688位 / 1,684,257ブログ
今まで経済成長しか知らなかった。幸福は経済成長がないと実感できないと思ってきたが、ブータンの国王来日以降、幸福って金がなければ手に入れることが出来ないのだろうかと疑問に思うようになった。
折しも低成長を受け入れる考えと、経済成長こそが国民を幸福にすると考える二つの潮流があることを知った。今まで成長神話を無条件に受け入れてきたから、質素倹約幸福型とはかなり距離がある。しかし物が豊かになって以降の人心の荒廃ぶりを見ると、金じゃないなーと実感する。
端的に言えば、幸せは金がなければ手に入れることが出来ないのか。そんなに豊かでなくても幸福感は味わうことが出来るのではないか。
こういう観点からもう一度現実を考え直してみると、成長戦略は神話に思えてきた。
肝心なことは実質的に国民が中流でも最高の満足感を得られ、それが幸福感に結びつくことが大切なのである。人口減少、高齢化、経済のグローバル化などにより、戦後の経済成長の延長線上では、もう物事を考えることが難しい状況になっている。
日本の現状を見るに、世界第二位の経済大国になりながら、自殺数は3万人を超え、借金がが1000兆円をこえる状態で国民全体の幸福などあり得ない。
だから経済成長をしないといけないという意見も生まれてくるが、足るをしってそこに幸福を見つけることの方が現実的ではなかろうか。
というのは実績として経済成長を遂げた後の今が、国民の生活実感なのだから。大多数の国民が現状を幸福と言うより不安感にさいなまれているからだ。
今まで経済成長しか知らなかった。幸福は経済成長がないと実感できないと思ってきたが、ブータンの国王来日以降、幸福って金がなければ手に入れることが出来ないのだろうかと疑問に思うようになった。
折しも低成長を受け入れる考えと、経済成長こそが国民を幸福にすると考える二つの潮流があることを知った。今まで成長神話を無条件に受け入れてきたから、質素倹約幸福型とはかなり距離がある。しかし物が豊かになって以降の人心の荒廃ぶりを見ると、金じゃないなーと実感する。
端的に言えば、幸せは金がなければ手に入れることが出来ないのか。そんなに豊かでなくても幸福感は味わうことが出来るのではないか。
こういう観点からもう一度現実を考え直してみると、成長戦略は神話に思えてきた。
肝心なことは実質的に国民が中流でも最高の満足感を得られ、それが幸福感に結びつくことが大切なのである。人口減少、高齢化、経済のグローバル化などにより、戦後の経済成長の延長線上では、もう物事を考えることが難しい状況になっている。
日本の現状を見るに、世界第二位の経済大国になりながら、自殺数は3万人を超え、借金がが1000兆円をこえる状態で国民全体の幸福などあり得ない。
だから経済成長をしないといけないという意見も生まれてくるが、足るをしってそこに幸福を見つけることの方が現実的ではなかろうか。
というのは実績として経済成長を遂げた後の今が、国民の生活実感なのだから。大多数の国民が現状を幸福と言うより不安感にさいなまれているからだ。