■【専門業】経営コンサルタント独立起業 5つの要諦 3-1 経営コンサルタント業界の競争は厳しい
仕事柄、経営士・コンサルタントへの独立起業の相談をしばしば受けます。
最近は、検索サイトで「経営コンサルタント」をキーワードとして検索して、「経営士・コンサルタントへの道」のページから相談に来られる方が多くなりました。
経営士・コンサルタントとして、いきなり独立するのではなく、手順を踏んでから独立起業されることをお薦めしています。
その手順を「5つの要諦」としてまとめてみました。
■3 事業ドメインを明確にして差異化(差別化)を図
独立起業までのスケジュールを明確にします。
その中でも重要なのは、どのような企業にするのか、事業領域・ドメインを明確にすることは重要です。
3-1 経営コンサルタント業界の競争は厳しい
日本のコンサルタント業界の市場規模は3,000億円といわれています。1兆円産業になると成長産業といわれますが、まだまだの市場規模です。
一方で、日本の市場規模は、全世界の市場規模の1.5%程度にしかすぎません。
世界におけるGDP比率は日本は10%暗いですから、見方を変えるとまだまだ成長し切れていない産業と見ることもできます。
それは、これから期待できる市場という見方もできます。
コンサルタントと呼ばれる人が5万人とか言われますが、一方で、経営士・コンサルタントで生計を立てることができる人は数%ともいわれています。
簡単にクライアントが見つかるほど甘い世界ではありません。
非常に厳しい業界ですので、安易な気持ちで参入されることは経営士・コンサルタントとして独立起業することを辞めた方が良いと考えています。
「定年退職後は、コンサルティングでもして社会貢献でもしよう」とお考えの方も結構いますが、「経費くらい出してもらえれば無報酬でも良いです」と言っても「ではお願いします」という企業がどれほどあるでしょうか。
コンサルティングというのは、企業側にすれば裸になるわけですので、無報酬だからと言っておいそれと引き受けていられないのです。
【 注 】
経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧するといいます「経営コンサルタントへの道」というページも併せてご参照くださると幸いです。
■ 経営コンサルタント独立起業5つの要諦 サイトからも閲覧できます。
1. | 自分自身を見つめ直す |
2. | 必要な知識・能力を身につける |
3. | 事業ドメインの明確化と差異化 |
4. | 独立起業の必要資金の準備と予算 |
5. | 事業計画書で自分の考えをまとめる |