コンサルタントバンク コンサルタント(プロ・希望者)+ 士業の異業種交流会

コンサルタントバンクは、コンサルタントや士業の先生方の異業種交流会で、無料で登録できる組織です。関連情報をお届けします。

■【話材】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 035 ◆第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし

2021-02-09 08:04:15 | 【話材】 お節介焼き情報

■【話材】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 035 ◆第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。

 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。

 

 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。

 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。

 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

 

◆第35段 手のわろき人の 悪筆でも手紙は書くべし

 徒然草の中でも最も短い段の一つです。


35 原文 手のわろき人の


 手のわろき人の、はばからず文書き散らすはよし、見苦しとて人に書かするはうるさし。

【用語】

 手: 筆跡
 わろし: へたな、まずい
 はばかる: 遠慮する
 書き散らす: 意のままに書く
 うるさし: わずらわしい

35 要旨とコメント 手のわろき人の

 字の下手な人が、それを気にしないで、遠慮なく、意のままに、どんどんと手紙を書くことは、良いことです。

 字が下手だからといって、他人の代筆してもらうは、好ましいことではないです。


 兼好は、このように言いながら、自分ではアルバイトで恋文の代筆をしていたと言うことも伝わっています。

 世の中には、達筆な人も多いですが、そうでない人もたくさんいます。後者の様な人の大半が、鉛筆やペンの持ち方が正しくないように思えます。

 近年は、SNSなどを利用したコミュニケーションが多いですので、紙で文字を見る機会が少なくなっているのかも知れません。印刷物も、パソコンなどから印刷することが容易になったことから、個人でも印刷物を作ることが容易になりました。

 その結果、手紙を書く機会も少なくなったと言えます。兼好は、たとえ、字が下手であっても、手紙は書くべしと主張しています。

 

 

■ バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【カシャリ! ひとり旅】山形県米沢市2-4 松岬神社 上杉家が祀られる

2021-02-09 05:46:00 | 【カシャリ!一人旅】 06山形県

■【カシャリ! ひとり旅】山形県米沢市2-4 松岬神社 上杉家が祀られる

 「旅は道連れ、世は情け」といいますが、私のライフワークは【カシャリ! ひとり旅】です。

 とりわけ、寺社や庭園は、私の旅心、カシャリ心をくすぐります。

 皆様にお見せしたいような写真を撮るのが趣味というわけではありません。

 私の生きた足跡を、写真という媒体を通じて記録しておきたいという気持ちからのカシャリです。

 素人写真ですが、読者の皆さんの中に、写真やたびの思いをご覧になって、「行って見たい」という気持ちになられたら幸いです。

 

 

 
 

 米沢市 2-4 

公式サイト パンフレット 関連記事(秘)  

■ 米沢市(よねざわし)

 山形県の置賜地方に位置する、この地方最大の都市で、上杉氏の城下町として知られています。置賜地方(おきたまちほう・おいたまちほう)は、山形県内陸部南部を指す地方名です。

 鎌倉時代は、長井氏の領地、室町時代初期から伊達氏の領地となり、「独眼竜」伊達政宗は米沢城で生まれました。江戸時代から明治の廃藩置県までは上杉氏の城下町で、上杉氏との縁で上越市(新潟県西部)との関係が深いのです。

 米沢藩の藩校として1697年に設置された興譲館は、現在の山形県立米沢興譲館高等学校として伝統を受け継いでいます。上杉家歴代の中でも、家祖上杉謙信と中興の祖上杉鷹山は特に顕彰され、全小学校肖像画が掲げられています。

 また、山形大学の工学部は、1910年(明治43年)設立の米沢高等工業学校を前身とし、旧建物は文化財として保存されています。




米沢市資料より
米沢市 松岬神社
■ 松岬神社(まつざきじんじゃ)

 明治35年、上杉神社に上杉謙信とともに祀られていた上杉鷹山が、松岬神社に分祀されました。鷹山の功績の大きさを示すといえます。

 大正元年に新殿が造営され、9月28日遷座祭が斎行され、神社格式で県社にランクされています。

 また、その時に、新饌幣帛料供進神社(しんせんへいはくりょうぐしんじんじゃ)に指定されています。



↑ 拡大

ピンボケで済みません


県社格の神社であることが石柱からもわかります



神社鳥居左にある池



池の奥に立石灯籠



松岬神社拝殿



松岬神社扁額と錫

2020年から流行しだした新型コロナの対策から、
錫の紐は取り払われています



手水場もコロナの対策からひしゃくがありません



↑ 拡大

鷹山の伝国の辞


  「伝国の辞(でんこくのじ)」は、鷹山が次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した、3条からなる藩主としての心得です。


一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立たる君にして君の為に立たる国家人民にはこれ無く候
右三条御遺念有間敷候事天明五巳年二月七日  治憲 花押
  治広殿  机前


意訳は、以下の通りです。


一、国(藩)は先祖から子孫へ伝えられるものであり、我(藩主)の私物ではない。

一、領民は国(藩)に属しているものであり、我(藩主)の私物ではない。

一、国(藩)・国民(領民)のために存在・行動するのが君主(藩主)であり、“君主のために存在・行動する国・国民”ではない。

この三ヶ条を心に留め忘れることなきように。

 伝国の辞は、上杉家の明治の版籍奉還に至るまで、代々の家督相続時に相続者に家訓として伝承されました。



松岬神社境内のもみじ



観光客を当時の装束を身につけた人が迎えてくれています



松岬神社前の錦の絨毯



松岬神社角に立つ大銀杏
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【経営知識】 管理会計0105 経営者は何をすべきか 0-4

2021-02-09 05:46:00 | 【経営】 管理会計を活用する

■【経営知識】 管理会計0105 経営者は何をすべきか 0-4

 

 管理会計を学んだことのある人は多いと思います。

 ところが、理屈ばかりで、今ひとつ面白みがない「学問」であると感じた人も多いでしょう。

 ビジネスパーソンは、管理会計を学問と捉えるよりも「経営実務のための経営思想」と捉えてみてはいかがでしょうか?

 ますます、わからなくなった!?

 と、お感じの方は、ぜひ、当ブログを参考にしてみて下さい。

■ 経営者は何をすべきか 0-4

 

 「原点に戻る」というお話をしましたが、それでは、「経営者」は、何をする人なのでしょうか?

 

「経営者とは、経営をする人のことです」

 

 このような当たり前なことをお話しますと、多くの人が「莫迦にするな?」「おちょくっているのか?」といきり立つかもしれません。しばし、ご容赦を戴きたいです。

 

 経営者とは、経営をする人といいますが、それでは、「経営」とは、なんでしょうか?

 

 経営コンサルタントなどのプロでさえ、キチンと答えられない人がいます。

 

 経営とは何かという「原点」がわかりますと、自分の会社を見直すポイントが解ります。また、経営者として迷ったり、自分を反省したりするときのヒントとなります。

 

 

【 書籍紹介 】

 

 “真”の管理会計とは何かを初心に戻って見直してみましょう

 

 管理会計は、私たちに「気付きの機会」を与えてくれる魔法の力を持っています。たとえば、需要予測をして、売上計画を立案したり、営業部門の課題抽出に使ったりなど、管理会計は現場の実務にとても役立ちます。

 一方で、「管理会計は理屈っぽい」「実務とかけ離れている」などと敬遠されがちです。その背景には、管理会計関連書の多くがアカデミックな著者による執筆だからです。経営というのは、泥臭い部分が多いので、現場で苦労している経営者・管理職や担当者の求めているものとは異なるところが多いのです。

 筆者は、40余年もの長きにわたって経営コンサルタントとして現場に密着してきました。従来の管理会計がバランススコアカードとか損益分岐点分析とかという経営手法の横割り的な目次構成でしたが、本書は、そのメリットを活かし、かつ利用者が求めている縦割り的な利用法をマトリックスに組み合わせたコンセプトで書かれています。

 また、経営コンサルタント団体として最も歴史と伝統のある「日本経営士協会」による、日本を代表する会計学の権威者が培ってきたノウハウを継承して、昨今の経営現場に即する形に管理会計を焼き直しました。その結果、従来の管理会計とは「別物」といえるほど、現場に則した管理会計書になりました。

 本書は、「営業・マーケティング編」として記述されていますが、営業職だけではなく、ICTや経営企画などの現場でも役立つ管理会計のノウハウと、自分の仕事に生かす方法を解説した「きょうか書(教科書+強化書)」です。管理会計で「なにができるのか」「どのように取り組むべきなのか」を興味のある項目から調べましょう!

 

目次

 第1章 管理会計を正しく理解する

 第2章 需要予測で売上計画を立案

 第3章 社内データを活用した顧客戦略に管理会計を活かす

 第4章 商品戦略、地域戦略に管理会計を活かす

 第5章 市場戦略に管理会計を活かす

 第6章 温かい管理に管理会計を活かす

 第7章 温かいプロセス管理ができる営業設備

 第8章 管理会計で営業力を向上させる

 定価:1,800円(+税) A5判/ページ数 359ページ

■ 著者プロフィール

 アメリカで経営学、マーケティングを学び、日本の商社で事務機器、印刷機器の輸出入業務や新製品開発と市場導入などを担当。ニューヨーク駐在所長、アメリカ法人役員などを歴任後、経営コンサルタントとして独立。パソコン揺籃期から中堅・中小企業のパソコン活用の啓蒙、ICT活用による経営戦略の指導など、国内のみならずグローバルなコンサルティング活動を展開。現在、日本のコンサルタントの地位向上、若手育成に力を注ぎ、日本経営士協会会長他、各種の要職に携わってきました。

 ソフトバンク「営業管理職のためのパソコンノウハウ」、秀和システム「ロジカル・シンキングがよ~くわかる本」「クリティカル・シンキングがよ~くわかる本(秀和システム 今井信行著)」、アメリカ・マグローヒル社「アメリカにとって今が対日進出のチャンス」など、著書や論文・寄稿・講演など多数。

 
 ←クリック

 

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 経営に関する相談・診断・指導・調査・企画・教育訓練および管理について、経営者をコンサルティングし支援する人やそれを目指す人を育成しています。

 日本経営士協会は、「プロ集団+コンサルタント育成」の集団で、1951年に産声をあげ、1953年に第一号「経営士・経営士補」を誕生させ、その活動を通して社会貢献をし続けています。(http://www.jmca.or.jp)

■ 本書のご購入

 本書は、紀伊國屋書店をはじめ、その他の書店等でご購入いただけます。

  ご購入

【 注 】

 1送付先5冊以上のまとめ買いされる場合には、特別なメリットで、前払いの上ご購入いただけます。誠に勝手ながら送付先が分散して、5冊未満の送付先がある場合には、お手数でもその分につきましては書店にてご購入されるか、上記料金適用で、送料を別途追加してお申し込み下さい。(特別なメリットまとめ買い締切:2018/12/20)

 なお、お申し込みは、メールにてコンタクトをお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする