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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月23日 ◇ユニクロ新宿本店旗艦店として開店 ◇フロッグ・ジャンプ現象 ◇人のお誘いと気遣い Aa25

2024-10-24 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月23日 ◇ユニクロ新宿本店旗艦店として開店 ◇フロッグ・ジャンプ現象 ◇人のお誘いと気遣い Aa25 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

10月23日

 小田急デパートにあった「ビックロ」(ビックカメラとユニクロのコラボ)跡地に、ユニクロが大型旗艦店を「新宿本店」として令和6年10月25日に開店します。
 売り場面積は約1200坪でレジは国内最多となる54台を設置という規模で、一店舗世界一の売上高を上げることを目標としているといいます。その戦略の一環として、国内では取り扱っていない欧米向け商品を逆輸入することと、日清食品など新宿を代表する8社とコラボしたTシャツを限定販売することを発表しました。
 私には、いまだにユニクロがこの業界で成長しているのを、信じられない思いでいます。
 閉店時間は午後10時にして新宿のホテルに宿泊する外国人観光客が夕食後の買い物を楽しむインバウンド需要も見込むそうです。最大の売りは、「店舗自体が最大のメディア。商品の展示方法にも力を入れた。ここから新しい未来を創っていく」というコンセプトでしょう。
 これを聞いて、これなら「世界一」も可能かも・・・

 早朝ウォーキングでは、複数のコースの中から、その日の気分で選んで廻るようにしています。

 小さいながらも、新たな発見があることが多いのです。

 今朝は、ハロウィーンの飾りをした家を見つけました。

 

 竹根の会社のクライアントに社員向けの【心 de 経営】をベースにした講話をお願いしたいと言われていました。社員研修を週末に実施している会社もあるのですね。

 今日が、その日だったので、出かけてゆきました。

■ 20 人のお誘いと気遣い Aa25

 商談目的で、相手を食事に誘う機会は、人によっては日常茶飯事でしょう。ところが、ちょっとしたことで、お世話になり、その御礼に食事に誘いたいというようなことがありますね。

 その様なときに、相手が、異性だったりしますと、自分と食事をすることを望まないかもしれません。その様な場合には、相手が断りやすいようなアプローチをする方法を身に付けておくと良いでしょう。

 「先日の御礼として,食事でもいかがでしょうか」という要件だけの言い方ですと、こちらが目上であったり、社会的な地位が高かったりしますと、相手は断りづらいです。いやいや、食事をしても、話が弾まないでしょうし、気分も重いです。

 「先日は、大変ありがとうございました。お陰様でスムーズに運びました。御礼と言いますと、失礼かと思いますが、たまたま、○○というイタリア料理のレストランを見つけましたので、如何なものかと思っています」というようなアプローチの仕方はいかがでしょうか。

 相手がイタメシは好きでないとか、そのレストランは自分の趣味に合わないとか、そもそも自分と食事をすることに気が進まないとか、いろいろな理由で断りたいと思っているかもしれません。

 「先日のことは、大した手間も取りませんでしたので、お気遣いなさらないでください」と、相手がさらりと断れるようにしておきますと、お互いに気まずい思いをせずに済みます。


 幸い、こちらの提案に乗ってくれる場合には、待ち合わせの日時や場所を決めることになります。時間は、当然、相手の希望の日時にしなければならないことは言うまでもありません。

 相手の都合を考えた場所選びとして、最寄り駅という方法があります。

 しかし、双方の都合がうまくあって、相手を待たせることがない場合には、わかりやすくてよいのですが、待ち時間を潰す方法を考える必要があるときには、別の場所を選ぶべきです。

 私は、ホテルのロビーや喫茶コーナーのある書店、駅中の催し場などをよく利用します。

 相手が異性ですとホテルは敬遠し、デパートの文具売り場を指定することがあります。文具というのは、いろいろな、珍しい物がありますので、結構時間つぶしになります。


 人との待ち合わせは、遅くても約束の時間の15分前には、待ち合わせ場所に着くように心がけています。近年は、スマホの乗り換え案内などを利用できますので、ギリギリに到着する人が多くなっています。

 とりわけ、遅れては申し訳ないような相手の場合には、充分に時間を取って出かけることが、ビジネスパーソンとしての基本マナーの一つでしょう。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【お節介焼き情報】  ユニクロ柳井正氏の創業理念に学ぶ

 上述のように、ユニクロ新宿本店を旗艦店として2024年10月25日に開店するそうですが、柳井氏の創業理念は何だったか、振り返ってみました。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  「フロッグ・ジャンプ現象」で技術格差が縮小 a23

 ネット検索で、日本の電話の歴史を調べようとしましたら、自分が欲しい情報がなかなか見つかりませんでした。

 調べ方が悪いからと言われればそれまでですが、1876年3月7日にグラハム・ベルが電話に関する特許を取得したというたぐいの情報は、処々でみつかります。

 NAVERまとめの電話の歴史というページは、大変参考になりました。

 日本では、1869(明治2)年に、東京~横浜間で公衆電信線架設工事が始まったそうです。  鉄道も、新橋(東京)~横浜間に敷設されたのが日本における始まりですので、相通じるものがあるのでしょうか。

 因みに、日本で自動交換機が採用されたのが、1923年の関東大震災の復旧が契機となっているそうです。

 災害や戦争は嫌なことですが、それらが契機となって技術が発達したり、世の中が変化したりするのが歴史なのでしょうか。

 近年技術革新が急速化していますが、それが社会現象としても従来と異なる形で表れているようです。

 アフリカ諸国などで見られる「フロッグ・ジャンプ現象」が、その一つです。

 日本などでは、固定電話が普及し、その後、PHSや携帯電話が普及しました。

 ガラケイと呼ばれるガラパゴス現象が日本ではあたり前で、スマートフォンの普及も他の先進国よりも遅れ気味でした。

 世界的には、固定電話が普及してから3Gなどを経て、スマートフォンが急速に普及しました。

 フロッグ・ジャンプ現象というのは、先進諸国のように固定電話があまり普及しない状態で、一挙にスマートフォン時代に入ってくる現象をいいます。

 固定電話普及を蛙跳びで飛び越して、一挙にスマートフォン時代を迎えているのです。

 先進国は、遠回りをしてきましたが、技術が、フロッグ・ジャンプ現象で、開発途上国の発展を促進し、やがては先進国と肩を並べるようになるのでしょうね。

 かつて、日本製のTVがアメリカ製を駆逐する時期に、アメリカで仕事をしていました。
 日本ではロボットを使ったり、大量生産の技術革新をしたりして、生産効率が高まっていました。
 アメリカのメーカーがそれについて行けなかったのです。

 時代の流れといってしまえば、それで終わりですが、旧式の生産工程から、アメリカメーカーが使っている生産工程を通り抜けて、ロボットなど新設備を投入した日本メーカーに軍配が上がるのは目に見えていました。

 自動車も、レシプロエンジンから電動自動車へと変化が見込まれる昨今、中国に見られるように、ガソリン車から一挙に電動へとジャンプしようとしています。

 前述の、TVの事例も自動車のも、正式な意味での「フロッグ・ジャンプ現象」ではないですが、それに準ずる時代の変化です。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る


■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db

 

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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第150段 能をつかんとする人 達人と接しながら感じ取る

2024-10-24 00:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて 第150段 能をつかんとする人 達人と接しながら感じ取る 
  「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
◆第150段 能をつかんとする人 達人と接しながら感じ取る
 芸能というのは、才能より努力が肝要というのが、兼好の考え方で、実践を通して実力を身に付けることの大切さを説いています。
【原文】 能をつかんとする人
 能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
 いまだ堅固(けんご)かたほなるより、上手の中にまじりて、毀(そし)り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨(こつ)なけれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能(かんのう)の嗜(たし)まざるよりは、終(つい)に上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、双(ならび)なき名を得る事なり。

 天下のものの上手といへども、始めは不堪(ふかん)の聞えもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。
 されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埓(ほうらつ)せざれば、世の博士にて、万人(ばんにん)の師となる事、諸道かはるべからず。
【用語】
 能: 芸能
 つく: 身につける
 なまじひに: なまじっか
 さし出でる: 人前に出る 「さし」は接頭語
 堅固(けんご): まったく、いっこうに
 かたほ: 不完全
 つれなく: 他を顧みない
 過ぎる: 押し通す
 嗜む: 熱心に行う、稽古する、励む
 骨: 器量、天分
 なづむ: 停滞する
 みだり: いい加減
 堪能(かんのう): 芸道に熟達すること(人)、素質
 嗜(たし)む: 稽古などに打ち込む
 上手の位: 名人の域・境地
 徳: 何かを身に付け他の人を敬服させるような力
 たける: 高く上がる、円熟する
 天下の: 天下第一の
 不堪(ふかん): 下手
 無下(むげ)の: 最低な、ひどい、無碍の
 瑕瑾(かきん): 美しい玉(ぎょく)の傷、欠点、不名誉
 掟: 規則、規律、きまりごと
 放埓(ほうらつ): わがまま勝手な行状・行い
 世の: 天下の
 博士: 大家、権威者、指導者
【要旨】
 芸能を身につけようとする人は、「上手にできないうちは、なまじっか他の人に知られて、恥ずかしい状態を見られないようにします。内々でよく練習して上手になって、人に見られてもあまり恥ずかしくない状態になってから人前に出るというふるまいは、大変奥ゆかしいことだろう」と、ほとんどの人が言うようですが、このようなことを言う人は、一つの芸すら身に付くことは難しいです。
 それに対して、未熟なうちから、その道の達人の中に交じって、やってゆきますと、けなされたり、笑われたりするでしょうが、それに負けず恥ずかしがらないで、意に介さないという顔を押し通して稽古する人が、生まれつきの才能が無くても、そのやりかたを続けて、いい加減にしないで、年を重ねてゆけば、才能があっても稽古をしない人よりは、最終的には上手な人のレベルまで達し、徳(他の人に認められるような力)も付き、世間の人に認められて、他に劣らぬような名声を獲得できるのです。

 天下の名だたる達人といいましても、最初は未熟であったという話もあり、ひどい欠点ももっていました。
 しかし、その人が、その専門におけます道の決まりごとを正しく守り、また、これを大切にして、勝手なことをしませんでしたので、いつしか世間のだれもが認めてくれる権威者として、万人の師となる事例があり、このようなことは、どのような道におきましても変わるはずはありません。
【 コメント 】
 「大企業も始めは、中小企業であった」という名言といっても良いことをビジネスの世界では耳にします。これと同じように、芸道にしろ、全てのことにおきましても、著名な人も始めから達人であったわけではありません。
 「芸能人の下積み時代」ということもよく耳にしますが、誰におきましても始めは素人なのです。世の中で知られるようになるには、一部の天才のような人や運に恵まれた人を除きますと、皆さんが血の出るような努力をしてきているのです。

 兼好は、ひとつの道を究めようと思えば、未熟なうちは、自分が何かをめざしているということを公言しないのではなく、有言実行をし、努力を尽くさなければ成功はほど遠いといっています。
 へたなうちでも、上手な人と接するうちに、次第と身についてくるといえます。ただ、その時に、漫然と見ているのではなく、「自分にプラスとなるようにするためには」という強い意識が必要でしょう。
 日本で最初に設立されました経営コンサルタント団体であります日本経営士協会には、「知修塾」というコンサルタントとしての修行の場があります。その目的は、その名称からも想像がつきますが、「知識を修める塾」ということで、コンサルタントして不可欠な知識を身に付けようという機会なのです。
 しかし、単に知識を身に付けるだけであれば、知修塾に参加しなくても、自分で勉強をすれば良いのです。
 この知修塾では、自分が学んだことを、パワーポイントや論文として表現をし、それを発表します。受講者もまた、自分と同じような初心者が多いのですが、ベテランもいます。発表が終わりますと、受講者から、いろいろな視点からのコメントや質問が出てきます。切磋琢磨する場なのですs。
 それだけではなく、ベテランから厳しい指摘を受けて、次のステップアップのヒントをえることができます。
 表現力を磨く場であるとともに、講師としての経験の場でもあるのです。このようにして、知識の習得だけではなく、コンサルタントとしてのスキルも身に付けてゆくのです。
 徒然草のこの段で、「上手の中にまじりて、毀(そし)り笑はるるにも恥ぢず・・・」といっていますが、人から厳しいことをいわれることは気分の良いモノではありません。上述の知修塾では、「仲間内での厳しい指摘は愛の鞭」といっています。兼好が言っていることに通じることだと思います。
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