■■【経営コンサルタントの選び方・使い方】多くを語りすぎない No.21
~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~
経営環境のグローバル化や技術革新の収束な発展で、経営者は従来の延長線上での経営ではやって行けない時代になりました。
このような時には、スピーディな経営意思決定により、臨機応変な時代対応の経営ができなければなりません。
新興国の急速の発展には、社内だけのでの人材では追いつかなくなってきています。世界中の先進国は、社外取締役を活用するのが当たり前な時代です。
第2章 信頼できる経営コンサルタントの見分け方
■ 2-3 多くを語りすぎない 通算21回
経営コンサルタントというのは、企業を訪問して経営者や社員から話を聞いたり、帳簿やコンピュータの資料を見たり、社内のあちこちを見学して回ったりしますので、その企業の長所だけでなく、短所や恥部までも知ることになります。
当然、これらは企業秘密であり、外部に漏洩することは許されません。
これを「守秘義務」といい、弁護士を始め、いろいろな専門的職業に共通したルールです。
従って、優秀な経営コンサルタントは「私は○○株式会社を指導している」などということはあまり言わないものです。
その企業の細部まで知っているから、話をするときに具体的な事例として引用することがあります。
その時に、「それは○○社のことですね」と相手に推量されるかもしれません。
これでは、機密を漏洩したことと何ら変わりがありません。
経営コンサルタントは口が堅いだけではなく、固有名詞、特に自分の顧問先の社名や社員名などは特別なことがない限り表に出すことはありません。
逆に「経営コンサルタントは固有名詞とデータで語れ」と教えられているので、その矛盾を使い分けられる経営コンサルタントが信頼できるのです。
【 注 】
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