今治ー大島フェリーでプチ旅

大雪の後の、晴天
暖かい一日でした
朝は放射冷却で、霜柱がたっていましたが、洗濯物がよく乾きました


今治は港町として、古くから栄えてきました
しかし、１０年前に、本四連絡橋の一つ、『しまなみ海道』が開通し、周りを取り巻く環境が少し変わってきたようです

今治の沖にある、大島
ここに住む人々は、今治市内に通学、通勤している人が数多くいます
島民の足である、フェリーが２月末日で運休してしまうのです


橋が架かった当初は、まだよかったのですが
土日、1000円で通行できるようになってからは、客足が減り、存続出来なくなったようです

右のフェリー乗り場は、広島県三原市と今治間を行き来していた船着き場です
これより右には、神戸・大阪を結んでいた大型フェリー乗り場があります
どちらも赤いゲートが残るだけの、寂しい姿


今治ー大島間は、ピーク時には３０分に１本。ほぼピストン輸送でしたが
最近はフェリー便に代わって、高速艇便が増えました
フェリー運休後には高速艇だけになるそうです
各島々を結ぶ連絡船も、かつてのにぎわいはなくなりつつあります


フェリーのデッキ
大島まで約２５分の船旅ですが、潮風が心地いい


来島海峡大橋が見えてきました
大型船も行きかう狭い海峡は、ずっと見ていてもあきない美しさ


来島海峡は、流れが早く複雑で、ところどころ渦を巻いているのが見えます
船長さんの粋な計らいでしょうか？
渦潮の近くまで、船を寄せてくれたような


島影に釣り船がいます
流れの早い海峡に生息している魚は、身がしまって美味しいのです
矢印の下には、磯釣りをしている人がいます
何が釣れるのでしょうか


大島の下田水(しただみ)港に近づいてきました
軽自動車、片道６００円。車に何人乗っていてもこの値段です