髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

映画・映画!「ナイト&デイ」(Knight and Day)~トム・クルーズ

2010-10-11 16:23:23 | 映画(DVD)



10月9日公開の映画『ナイト&デイ』

主演はトム・クルーズとキャメロン・ディアスですが、TVの宣伝見れば

わかりますよね。

トムとキャメロンの共演は、『バニラ・スカイ』以来とのことですが、

まぁこの映画は二人のファン以外は満足度は低いのではないでしょうか。


そもそもこの映画が出来上がるには、かなりの紆余曲折があったらしく、

当初はアダム・サンドラーに声が掛かり、『ウィチタ』の題で製作する

計画だったようです。

しかし、サンドラーがオファーを断ったあと、クリス・タッカーとエヴァ

・メンデスのダブル主演として、タイトルを『トラブル・マン』の計画を

立てたらしいです。

なぜそれが没となったのかは不明ですが、タッカーとメンデスが結果的に

降板した後、巡り巡ってトム・クルーズにお鉢が回ってきたようです。




映画自体の出来はマァマァですが、M:i3(ミッション:インポッシブル3)の

イーサンや「ワルキューレ」のシュタウフェンベルク大佐とはかなり違った

役柄を演技しています。

映画を見るまでは単なるアクション映画と思っていましたが、どうして

どうして内容は、コメディ的アクション&サスペンス(?)

キャメロンとトムの息のあった演技には、緊張感あふれるアクションでも、

笑えるシーンが結構あります。





本の内容は可でも不可でもなくありきたりのストーリーですが、

ラストシーンの「短パン」の会話は何となく「ほほ笑む」シーンでした。



CGを多用していますが、オーストリアのザルツベルグの夜景や裏路地の

シーン、そしてスペインのセルビアでの牛追い祭りのロケも十分楽しめます。

私なりの評価は★★★★☆(5点満点の4.2点)でしょうか。


*アメリカでの評判はイマイチで、「トイストーリー3」に大きく水を

あけられたそう。

その理由の一つに「影抜きのポスター」があげられたそうです。

それで日本のポスターはこのようになったとのこと。






映画・映画!「エクスペンダブルズ 」~シルヴェスター・スタローン

2010-10-08 17:22:53 | 映画(DVD)



現在公開中の「エクスペンダブルズ 」

やっぱり宣伝費をかけるだけあってでした。

売りはシルヴェスター・スタローン&ロス市長のシュワちゃん

&ブルース・ウィリス &ミッキー・ローク&ジェイソン・ステイサム

&ジェット・リーにドルフ・ラングレンのオールスター映画とくれば・・

期待をするのが無理

やっぱりスタローンが監督をするとこうなるんです

でも顔見世興行にしても中身が全くない映画ってあるんですね。


それにしても間が悪い時には、面白くもない映画にぶち当たるものです。

ブラッド・ピットの前の奥さん(J・アニストン)が主演の

バウンティ・ハンター」(2010.11DVD発売)も超ダメダメ~

刑事をやめた賞金稼ぎが、離婚した前妻を追い掛け回し捕まえるが・・・

途中で寝ちゃいました~後で調べたら、アメリカでの評判も最悪

最近は面白い映画(DVD)に当たらないですね~。


映画・映画!「ゼロの焦点」~広末涼子と 「食堂かたつむり」柴咲コウ

2010-10-04 22:56:33 | 映画(DVD)



今月に入って映画(DVD)を見る時間がけっこう増えています。

それだけ時間に余裕があるのは、”暇”が出来ているため。

つまらない映画や楽しい映画とイロイロですが、まずは昨年公開された

松本清張原作の「ゼロの焦点」。

主演は「おくりびと」で株をあげた広末涼子ですが、この映画は完全に

ミスキャスト。

この映画は、以前に野村芳太郎監督で上映(1961)されていますが、

この時の脚本は橋本忍と山田洋次、音楽は芥川也寸志という豪華な

スタッフに支えられています。

差が出るのは当然かもしれませんが、唯一悲しい運命を背負った田沼久子役の

木村多江が好演をしているのが救い。

「サヨナライツカ」で中山美穂と絡んだ西島秀俊は良さがまったくなし。

主役の鵜原禎子役は、広末涼子ではなくもっと色気ある女優に演じてほしかった。



面白かった映画は、柴咲コウ主演の「食堂かたつむり」

何ともファンタスティックで笑えて泣ける映画に仕上がっています。

撮影は長野のある田舎町で極秘に撮影されたそうですが、何とも町の背景の

おっぱい山(CG)には笑いました。

主人公の倫子(柴咲コウ)は、とても料理好き。

でも男にだまされ貯金も家財道具も失いスッテンテンとなって帰郷。

帰ってきた倫子は・・嫌いだった母親と同居を。

母親役の余貴美子がとても良い。

さすが日本アカデミー賞で、2年連続の最優秀助演女優賞を獲得をした貫録は

十分に発揮しています。

映画を見ていない人は、是非見て損はない映画です。

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映画・映画!「 ヤギと男と男と壁と」(アメリカ超能力部隊)

2010-08-12 04:15:28 | 映画(DVD)



原作は「実録・アメリカ超能力部隊」となれば、戦争モノと思うでしょうが、

何と何とこの映画・・どういってもコメディー映画のジャンル。

公開は8月14日だが、出演陣は大変な豪華キャストになっています。

キャストは「彼が2度愛したS」や「天使と悪魔」で好演したユアン・マク

レガーと「マイレージ、マイライフ」で次々とリストラをこなす担当者役を

演じたジョージ・クルーニー。

マイレージ、マイライフとは全く違った演技にはご注目か?

他にはジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシーの4大スターに加えて

スティーヴン・ラング 、ニック・オファーマン 、ティム・グリフィンなど

豪華な出演陣です。



映画冒頭の将軍(スティーヴン・ラング)が部下に「隣の部屋に行くぞ」と

駆け出し、壁にぶつかるシーンからはじまる。

この映画の「日本語題名」を考えた千原Jrは「男と壁」が出てきたのか。

将軍は見事に壁を・・ですが。


物語の始まりは、新聞記者のボブ(マクレガー)が、ある超能力者

という男とのインタビューから。超能力者なる男は遠くのものが見える

最近見たものは?との問いかけに、男の答えは「ネス湖のネッシー」

彼が言うには、80年代ある特殊機関にいてその部門は「超能力スパイ育

成部隊」だと。

これって『ノンフィクションの原作』だから、眉唾ものと思いながらも、

ストーリーにひきこまれる感じ。

私はこういう話は仕事柄結構好きな所為もあるが・・

話の中では「動物を見つめるだけで殺す」・・その犠牲となったのが山羊

殺した男は・・・なんともこの映画は何とも奇妙な始まり方で、その後は奇

想天外な展開が待っているのです。

彼から教えられるのが、船長と呼ばれる男リン・キャサディ(クルーニー)。

実はここまでがプロローグだった。

結構長いというのが感想だ。


ようやく本編に入り、彼は妻に捨てられ傷心のまま、イラク戦争の実態を

取材しようと現地に赴く。

イラク入りを待つボブは、取材中噂に聞いていたかつての米軍特殊部隊

の超能力軍人リン・キャサディ(クルーニー)と偶然に会うことになる。

これからが、結構楽しめるユーモアありの会話もあり突拍子もない展開と

なるが、説明はここでカット。後は映画館で楽しんでください。


なお私には興味ある人物が兵士役で出演していた。

テレビドラマ「24 -TWENTY FOUR-」で大統領警備主任役(地位はもっと

高かったかも)でジャック・バウワァーを何度も助けることになる

グレン・モーシャワーだ。



いかついながらも人情味ある風貌がたまらない。アメリカのアクション・

犯罪もののドラマには欠かせない存在ながら、多くの大作映画にも出演

をしています。

ヤギと男と、男と壁と オフシャルサイト

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映画・映画!「ゼラチンシルバーLOVE」~役所・宮沢 豪華キャストは?

2010-08-01 23:55:52 | 映画(DVD)

ゼラチンシルバーLOVE - goo 映画

写真家が初監督作品と聞きこれはDVDで観る作品

大正解!

宮沢えりと永瀬正敏が主演。

脇をかためるのが天海祐希と役所広司という豪華な映画だが



ストーリーは永瀬正敏演ずるカメラマンが、宮沢えり演ずる謎の女を

盗撮するシーンからとなれば、その後の展開にも期待感が出てくるのに。

せめてカラミくらいはあるでしょうね~

何もなし・・・



謎の女は何故か”ゆで卵が好き”坂東英二が見たら間違いなく

喜ぶ映画だ・・・


最後の最後まで、なんのための盗撮かがわからないのがこの映画。

終わってみれば何のことはない

セリフを極端にセーブしたのは監督が映像主体に撮ったため。

アンニュイな雰囲気を出した、宮沢えりは良いが 映画館まで足を

運んだ人は、この映画を見てどう思ったかがとても気になりました。


プロヴァンスの贈りもの-A Good Year-

2010-07-29 04:26:10 | 映画(DVD)



 最近見て良かった映画(DVD) [A GOOD YEAR(原題)]

邦題は「プロヴァンスの贈りもの」(2008年に公開)。A GOOD YEARはワイン作りにおける当たり年の意味とか。
出演はラッセル・クロウ、マリオン・コティヤール、アビー・コーニッシュなどなど、美人の仏女優が大好きな私としてはマリオン・コティヤールにうっとり 

それに豪州出身のアビー・コニッシュのお尻にも
ただし、お尻云々は映画の中でトム・ホランダーがいうセリフ・・「いい尻だ・・」と



マリオン・コティヤール(ファニー・シュナル役)。

TAXI1 TAXI2(仏)に出演。


エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜(仏)では、第80回アカデーミー主演女優賞を獲得。

パブリック・エミネーズではジョニー・ディップと共演。話題のインセプションにもモル役で出演。





アビー・コーニッシュ(クリスティ・ロバーツ 役)。
オーストラリア出身の彼女は、この作品でハリウッドデビューを果たす。

翌2007年エリザベス:ゴールデン・エイジに出演。

ストップ・ロス/戦火の逃亡者でライアン・フィリップと共演
(この映画は見ましたが、私の評価では★★★☆☆と言ったところ)

一時は、R・フィリップとの親密なる交際がバレて、彼の離婚の原因とも。
現在は別れて、ジョシュ・ハートネットとの噂が・・。



監督は今年12月公開予定の「ロビン・フッド」で再度ラッセル・クロウと組むことになったりドリー・スコット。
過去には「グラディエータ」でラッセルを起用しています。
私的には彼の作品では「ハンニバル」、「ワールド・オブ・ライズ」(R・ディカプリオ、ラッセル・クロウ)が
好きですが・・・。



この映画のあらすじは、ロンドンの敏腕トレーダーとして活躍しているマックス(R・クロウ)のもとに南フランスのプロバンスに住んでいたヘンリー叔父さん(アルバート・フィニー)が亡くなったとの知らせが・・。
その遺産を受け継ぐことになったマックスが、叔父の経営していたブドウ園を訪れると・・。



地理に多少強い私も「プロバンス地方」は南フランスにあるという認識はあっても、それはどのあたり?
と問われたなら・・あやふやである
ニース?マルセイユ?の近くか、それとも映画祭で有名なカンヌの・・・調べてみると、おおよそ正解
これを読んで分からなかった人も、地図検索をすれば、「な~んだこの辺りなのか」と・・・。





映画はコミカルさを含んだヒューマンドラマとして、ラストは・・めでたしめでたしだが、ゆったりとした南仏の自然とワイン作りの魅力を十分に含んだ作品。
観る人には、疲れ切った心にゆとりを与えてくれるでしょう。


ただ残念なのは、ラッセル・クロウとマリオン・コティヤールのオスカー俳優同士のカラミが、とてもあっさりとしたものになっていること



でもこんなシーンもあるから許せます

映画・映画!「シャーロック・ホームズ」&「インビクタス/負けざる者たち」

2010-02-26 06:50:29 | 映画(DVD)

 第82回アカデミー賞の発表が近づきました。

先日、主演男優賞にノミネートされたモーガン・フリーマンの

インビクタス/負けざる者たち』を見ました。

モーガン・フリーマンは南アフリカの初代黒人大統領に選ばれた

ネルソン・マンデラ元大統領を熱演。

共演ではマット・デーモンが、地元で開催されるラグビーW杯に

出場したチームキャプテン役ででていました。

スポーツ好きの私としてはGOODな映画でした。

ストーリも単純明快ですが、アパルトヘイトに終焉を告げた後の

物語には、監督をしたクリント・イーストウッドの思いが込めら

れた秀作でしょう。

マット・デーモンの肉体美は女性フアンをウットリとさせる?


 今回のアカデミー作品賞は何と言っても『アバター』が最有力の

ようですが、多少変わったSF映画もノミネートされています。

作品名は『第9地区-ディストリクト9- 』日本では4月10日公開の

ようですが、はじめはダラダラ映画かとおもいきやこれが中盤から

結構ひき込まれます。

エイリアンの乗った巨大なUFOが、これもまた南アフリカのヨハ

ネスブルク上空に・・・。

乗っていたのは、エビのようなエイリアン。

どうやらある惑星から逃れて(私は理由はわからなかった)航行

不能となり飢餓状態に・・。

笑えることにこのエイリアンは「キャットフード」が大好きなようで、

結局行き場を失ったエイリアンを隔離した難民(?)収容所が

映画の題名となった「第9地区」です。

これ以上は映画を見てのお楽しみなので「カット」しますが、

主演のシャルト・コプリーはまったく無名の俳優。

この映画は「ゆうばり国際ファンタステック映画祭」で2月27日(土)

上映されるようです。

「ゆうばり国際ファンタステック映画祭」には、オスカー美術賞

部門にノミネートされた『シャーロック・ホームズ』も出品。



主演はロバート・ダウニー・Jr&ジュード・ロウですが、今までの

ホームズとは一風変わった設定に・・・。

身長が低いのホームズとDr.ワトソンのコンビが誕生です。

ボクシングはプロ級というのはコナン・ドイルの人物プロフィールに

マッチしていますが、かなり今風にアレンジされているのが興味

をひきました。

 名探偵ホームズといえば長身で痩せているのが原作上での設定

(180?以上)ですが、どこかズボラでオセンチなホームズが繰り

広げるアクション映画は肩の凝らない一作でした。

私は原作に忠実なのかと予想していましたが、ナントナント予想外の

展開にちょっと肩透かしを・・。

終わり方がスッキリせず、宿敵のモリアティ教授は素顔を見せない

ので続編は必ずあるでしょう。



でもやっぱりホームズといえばTVドラマのジェレミー・ブレット

余りにも有名なので、R・ダウニー・Jrのホームズは、どこまで

観客をひきつけることができるかでしょう。

確かに凝った映像は、オスカーにノミネートされたのが理解できます。

見て損はない映画です。


面白い映画みつけ「あいつはママのボーイフレンド」

2010-02-12 04:14:17 | 映画(DVD)

 

題名からしてB級映画かと思いきやけっこう楽しめた映画でしたよ。

まぁ出演者がクド顔イケ面のアントニオ・バンデラスとメグ・ライアン、

コリン・ハンクス(トム・ハンクスの息子)。

題名は軽い感じだが原題も「My Mom's New Boyfriend」やっぱ軽い

最初はメグ・ライアンの太りっぷりにびっくり。

特殊メイクもここまでやれば、メグ・ライアンのイメージはどこに・・?

内容はあまりなく途中で筋書きも読める映画だから、肩の凝らないコメディと

思ってみればノンストップで楽しめます

でもメグ・ライアン・・・最近は出演作が激減?


ここ数年「イン・ザ・カット(2004)」「ファイテング・ガール(2005)」は

公開され話題にもなったけど、「ランド・オブ・ウーマン(2007)」は映画は

未公開でした。(DVDは発売されています)になっています。



この映画そんなに出来は悪くない記憶があるけど、若い時のイメージが強すぎる?

華やかな存在感の溢れる時代は過ぎてイメチェンに失敗?

かってのロマンティック・コメディ路線からの脱却に向けて懸命に頑張っているが

オバサン女優のレッテルを貼られかかっているのは淋しい限り。



急な出発にも対応格安当日航空券


映画・映画!「カサブランカ」~ボギーとバーグマン

2010-02-10 18:12:25 | 映画(DVD)


最近どうも新しい映画で「これ・・いいんじゃない」という映画に巡り合えない

あえていうならダスティ・ホフマンとエマ・トンプソンが描く熟年カップルの恋愛ドラマ

「新しい人生の始め方」かアカデミー賞にノミネートされたブラッド・ピットの

「イングロリアス・バスターズ」くらいかも知れない。

残念ながら、大好きなモーガン・フリーマンの「インビクタス/負けざる者たち」は

大変気になる映画だがまだ見ていないけども・・(期待大)



そんなわけで暇を見つけて久々に古い映画(DVD)を見ることに。

第16回アカデミー作品賞・監督賞・脚色賞を受賞「カサブランカ」(1943)

当時のアカデミー受賞作品だから、内容はともかくとして、この映画はボギー

(ハンフリー・ボガード)とイングリット・バーグマンが出演

バーグマンはこの年26歳で(1942)アーネスト・ヘミングウェイが

書いた「誰がために鐘が鳴る」にも出演していて最もスポットライトを

浴びていた女優の一人。

カサブランカ・最後の場面/ Casablanca Final

映画好きの私は、ボギーの映画は「ほとんど見ている」と自負して

いたが、実はこの映画あまりにも有名なだけに「見ていなかった名作」の

一つだった。

錯覚とは怖いものです

前半はつまらないが、後半になれば何となく引き込まれる映画って

結構多いがこの作品もその部類かも。

まぁボギーとバーグマンが好きでない人にとっては、なんでこの

映画がアカデミー賞なのと思うだろうが、1942年という時代が

影響したのかもしれない。

*当時、日本軍は南下作戦 ドイツはレニングラードでソ連に包囲


でもやっぱりボギーがボギーらしさを出している映画は、何といっても

「三つ数えろ」(1946)でしょうね。

原作はハードボイルドファンなら知らない人はまずいない、レイモンド

・チャンドラーだが、探偵F・マーロウ役はやっぱりボギーが一番

この作品はのちにロバート・ミッチャムがマーロウ役で「大いなる眠り」(1978)

という原作名でリメイクしているが、二本を見比べるとボギーの渋さ

がわかるだろう。

なおロバート・ミッチャムは「さらば愛しき女よ」(1975)に続く

マーロウ役で出演。

こちらは相手役のシャーロット・ランプリングの「魔性の女」役が

抜群に良い。



 さて話が脇道に(悪い癖は治らない)それたが、ストーリーは

こちら
を読んで

印象的なのバーグマンの濡れた瞳と気高さ漂う美貌には、当時の

男性はメロメロになったとか・・・(私は公開時の1946には-

生まれていませんが)

ガス燈(1944)では、シャルル・ボワイエとの共演で一躍スターダム

に駈け上り、アカデミー主演女優賞獲得するわけだが、やっぱり

色っぽいです。

なおこの映画で「君の瞳に乾杯」はあまりにも有名(誤訳説も多いけど)

この一言でアカデミー賞を獲ったとは言わないが、モノクロの古い

映画をたまには観よう。

脇役ではルノー署長役のクロード・レインズはとても印象的。

ラストにカサブランカの挿入曲「時の過ぎゆくままに」
ーAs Time Goes Byーをどうぞ


映画・映画!「海角七号 君想う、国境の南」~台湾映画(人気作品)

2010-01-15 13:41:35 | 映画(DVD)



あまり映画について書くな~というコメントもあるのだが、今回書くのはブログでは

初めての台湾映画。

今春封切になる台湾映画「海角七号 君想う、国境の南」は、台湾ではタイタニックに

次ぐ興行成績をあげたそう(驚き)。

ストーリーは「こちら」を見るとわかるが、出てくる人物像を把握するまで少々

時間がかかるでしょう。

主演の范逸臣(ヴァン)はミュージシャンながら良い演技をしている。

田中千絵(トニー田中の娘)については、以前書いた記憶があるが、中国語を

専攻しただけあって、とても日本人とは思えない語学力。

ただ演技はまだまだ・・・台湾では通じても。

中孝介(あたりこうすけ)は、やっぱりシマ唄でしょう。沖縄民謡の節回しと

声質は絶品だが、特別出演?だからまぁ許せます(笑)


この最初は人物像を把握するのが大変かも・・。

また60年前の日本と台湾の時代背景を理解しなければ、ストーリーは成り立たず

現代の若者には、はじめは戸惑いがあるかも。

私自身、台湾について詳しくもなく、設定された台湾最南の町「恒春」といっても

「それってどこ?」と思うくらいの田舎町を舞台に物語は始まるが、最近は韓国映画も

中国映画もそして日本映画も「都会ではなく地方に焦点をあてた」映画が当たっている

のは都会生活に疲れた人の「ノスタルジーの喚起」かも知れない。


この映画北海道では札幌シアターキノで1月23日から公開されるようだが、見て損はない映画ですよ。

また全編に流れる「野ばら」が戸惑いを覚える中、印象的!!「茂爺さん」も良いです。

なお「海角七号/君想う、国境の南」に出演後、 アジアで最も注目されている女優と

なった田中千絵。明日の1月15日に放送される テレビ東京系の

「世界を変える100人の日本人」の特番にて紹介される予定。


冬眠からやっと醒めました

2009-05-10 15:46:47 | 映画(DVD)
ようやく穴ぐらでの冬眠から目覚めました。
あくまでブログのことですけど。

書く気持ちが萎えたら、まったく意欲がなくなり、
皆様からは、更新がされていないので・・・病気?
このような問い合わせも多数ありました。

まぁ一種の病気でしょうね(;^_^A
そんな私も、今回の長い冬眠の時間を利用してけっこう
映画(DVD)だけは見ましたよ~。
公開済み、未公開といろいろですが・・・

でもね~・・・これは面白いというお勧め映画には、わずかしか・・・。
残念です!

なぜか最近の風潮なのか、主人公がストーリーの途中もしくは
ラストで死んでしまう映画が多いんです。
賛否はいろいろあるでしょうけど・・・どうなんでしょう?
前にここで書いた、「バーン・アフター・リーディング」を映画館で
観た友人が、「あの映画は最低・・」と先日会った時に怒っていました。

「私の評価は、あんまり良くないと書いていたはず(;^_^A) 」
ブラックユーモア的映画だから、評価は分かれるでしょうね・・・。
まぁブラビの滑稽さは面白かったけど、お金を払ってとなると
「チョット待って」DVDを借りたほうがいいかもね。


ところで「グラントリノ」は、すでに公開されたのでしょうか
(調べる気無し)イーストウッドさんは、老いても頑張っています。
アジア系の住人が増えた町で、偏屈ながらもアメリカ人気質を捨てずに
生活をする彼に、隣家に住む少年との出会いが・・・。
それが彼の運命を変えていく・・こんなストーリーですが
私の評価は★★★☆☆というところ・・。
やっぱり、クリント・イーストウッドは、ダーティ・ハリーじゃなくては
今の私は満足できぬというところ。

そんななかで、超お勧めの作品がありますよ。
作品名は「マックス・ペイン」すでに公開されています。
この映画、アクションものですが、この映画は楽しめると思いますよ。
まだ観ていない人は公式サイトがあります。こちらをどうぞ。

もう一つアクションものでは、5月9日公開の「バビロンA.D」も
悪くはありません。
私は余り期待をしていなかったのですが、マックス・ペイン同様に
楽しめました。
主演は「リデック」のヴィン・ディーゼル、K1のジェロム・レ・バンナも
出ています。(私は気が付きませんでしたが・・・)
ストーリは、放射能汚染に冒された近未来のセルビアから、アメリカまで
ある少女を送るというよくある話ですが・・・ストーリー性よりも、あれこれ
考えずに見たほうがいいかもです。
相手役で出ている中国系女優のミッシェル・ヨーのカンフーは見ものかもね。

レッドクリフ(赤壁の戦い)Part 2

2009-04-08 14:11:12 | 映画(DVD)
早いものでもう四月!!でもやっぱり寒いのです。北国は・・・。
でも目の前の公園の雪はほとんど消え去りました。

ここ一ヶ月間は、体調も余り良くありません σ(TεT;)
原因は不明ですが、多分季節の変わり目ということもあるのでしょう。
残念なのは、お酒を飲んでも美味しさを感じないことです。
肝臓が弱っている所為なのかもしれないですね。

そういえば近日中にレッド・クリフのPart2が公開されますが、宣伝費を
使っているだけに面白いかと思えば、思いっきりの期待はずれでした。
三国志を読んだことのある人や、NHKの人形劇を見て「赤壁の戦い」を
知っている人にとっては、ラストシーンは納得がいかないかも知れません。

主人公が劉備でもなく孔明でもなく、孫権軍の司令官・周瑜を中心に
描いていますから仕方がないのかも知れません。
戦いのシーンこそ迫力はありましたが、やっぱり映画にするには
「赤壁の戦い」は難しい題材だったのかも・・・。
Part1が期待をもたせただけに“残念”!!

映画・映画!「おくりびと」~アカデミー外国語映画賞をついに獲得!

2009-02-24 14:23:11 | 映画(DVD)



第81回アカデミー賞で外国語映画賞は、日本映画『おくりびと』が受賞しました。

不景気とおかしな政治の板ばさみで、ストレスの溜まり切った日本にとっては、

嬉しいニュース。

アカデミー賞の外国語映画賞には、日本映画も数多くチャレンジしながら、取れ

なかったいきさつがあります。

過去にノミネートされた作品には「影武者」などの時代劇でチャレンジをして、他の

国の厚い壁に阻まれたいきさつがありましたが、今回は日本映画といえば時代劇と

いうイメージを払拭した「地方都市のごくありふれた現代の死生感」をテーマにした

映画であったことが獲得の評価となったのではないでしょうか。

モッくん演技力の高さはすでに実証されていましたが、離婚後の広末涼子は演技の幅が

広がった感じ・・(あくまでも感じです)、また山崎努の渋い演技は秀逸でした。


過去の外国語映画賞で私が見た映画といえば、クロード・ルルーシュ監督の「男と女」。

私が今でも見たい作品は1968年の受賞作となった「戦争と平和」(ソビエト映画)

セルゲイ・ボンダルチュク監督。

私がこの映画を見たのが「札幌松竹座」で、今は飲食店ビルになってしまいました。

私の19歳の古い記憶をたどると、第1部~4部作までの長い映画だったと思うのですが、

我慢強く4作を観ることが出来たのは、ナターシャ役のリュドミラ・サベリーエワ

余りにも美しく、このような「天使のスター」が外国にはいるんだ・・と脳裏に張り

付いたことだったのかもしれません。



また、この女優さんは、あの有名な映画「ひまわり」にもマーシャ役で出ています。

当時は、全く気が付かなかったのですが、最近「ひまわり」をみてようやく気がつきました。

きっと映画ファンなら、見たことがあると言われるでしょうね。

当時の彼女は23~25歳に撮った映画ですから、今ならすっかりお年を召してしまい

ファンだった男性はがっかりするかもしれませんけど (´ε`;)

「戦争と平和」はオードリー・ヘップバーンでも1956年に映画化されていますが、

戦争場面の迫力は、当時のソビエトが国力を挙げて作られた国策映画ということもあり

迫力はソビエト映画の「戦争と平和」に軍配は上がるでしょう。

(*汗:DVDが出ていました・・でも4枚で12.143円はチョット高い?)
 

70年代では同じソビエト映画で、世界の黒沢明が監督をした「デルス・ウザーラ」が

75年に獲得しています。

しかし、ソビエト映画ということで日本初の受賞とはなっていません。

日本での評判も黒沢映画の割には良くなかったと記憶しています。


80年代には多くの映画ファンが観たというであろう「ニュー・シネマ・パラダイス

(監督:ジュゼッペ・トルナトーレ) が獲りました。
有名な作品ですが、未だ観ていない人はDVDを借りてきて観ることをお勧めします。


90年代で記憶に残っている映画といえば、交通事故によって一人息子を亡くした

シングルマザーが、息子の死の原因となった女優、性転換した売春婦、エイズを

抱えて妊娠した尼僧、女性となった元夫など……様々な人々との関係を通して、

人生への希望を取り戻していく「オール・アバウト・マイ・マザー」(スペイン)が

見事に獲得しました。この作品は99年の受賞作品ですが、とても感動的な作品です。


2000年代に入ると、「名もなきアフリカの地で」や昨年の受賞作「ヒットラーの贋札」

とドイツ映画が受賞していますが、一時の外国映画賞といえばフランス映画という

イメージが強かっただけに、今後のアジア映画も今後大いに世界の映画市場に進出を

していくでしょう。

ちなみに「ヒットラーの贋札」はgoo ブログで書いていますからクリックしてください。


映画・映画!「007慰めの報酬」「バーン・アフター・リーディング」「ヒットラーの偽札」

2009-01-15 18:42:25 | 映画(DVD)

いやはやお正月期間は、ブログ&mixiはすっかりお休みしてしまいました。
元旦は一応骨休めのため、「寝正月」と決め込んで、のそりと起きたのはもう夕方近く・・
どうもそれが悪かったのか(;~_~)9 ググッ!
それとも大晦日に、すっかり髭を剃り落とした所為なのか、何かが狂ったようで・・
いまだに体調はすっきりしていません。
「髭のプーさん」が、ただの「プーさん」に・・でも当分はスッキリ顔で通そうと思っていますけど・・

さて正月は暇を見て映画を・・DVDを例年になく見まくりました。
予想外に面白かった映画、期待はずれの映画様々ですが、未公開作品は参考にして下さいね。



1/24公開の「007慰めの報酬」
前作『007 カジノ・ロワイヤル』の続編ということですが、残念ながらストーリーを忘れた私は
何となく主役のダニエル・クレイグといまは亡きS・マックイーンがすっかりダブってしまい、
最初のカーチェイスは、『ブリット』(知らないでしょうね~)のマックイーン??
そう思いながら見ていました。いつもながら現実離れした内容ですが、世界各地を飛び回る
諜報員ジェームス・ボンド君はいよいよネタ切れの感がします(汗)
やっぱりボンドは、ショーン・コネリーが一番いいと再確認しました。
見るならDVDで十分だと思いますよ。

 

4/28公開予定の「バーン・アフター・リーディング」
『オーシャンズ』『さらばベルリン』のジョージ・クルーニーとブラット・ピット・・
これだけで、集客力は十分でしょう。
ストーリーは、CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)が、CIAをクビに・・
作家転向を目指すが、ここから事件(騒動)が始まります。
この映画、主役と言って良いフランシス・マクドーマンド(監督のジョエル・コーエンの奥さん)が、
目茶良いんです。ブラビと組んで、整形手術のお金作りのためオズボーンから
お金をせしめようとすのですが・・・。
まったく予想外の展開に・・。これ以上はいえません(笑)
意外や意外にブラビは途中で消えますが、まぁ期待をして観て、そして笑ってください。

昨年公開された 『ヒトラーの贋札』(2008 アカデミー賞 外国語映画賞作品)
面白かったです!!
見逃した人にとっては、お勧めの作品に入るでしょうね。
ストーリーは、第二次世界大戦中のドイツ。
ユダヤ人強制収容所の一画に、各地から集められた職人たちが働く秘密工場があった。
パスポートや紙幣の偽造で逮捕されたサリーは、そこでかつて自分を逮捕した
ヘルツォークが、大量の贋ポンド紙幣をばら撒き、イギリス経済を混乱させる目的の
「ベルンハイト作戦」の指揮を執っていることを知る。
作戦が成功すれば家族や同胞への裏切りになる。
しかし完成できなければ、死が彼らを待っているのだった…。(goo映画より)

キャストは残念ながら、全く知りませんが(汗)
良く作られています。プロローグからエピローグまで、納得のいく流れです。
唯一生き残ったサリー演じる役者の演技はホント上手です。
アカデミー賞を取ったのは納得できました。


2/14公開 『フェイクシティーある男のルール』
主演はキアヌ・リーブス。脇を固めるのが『クライング・ゲーム』や
『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィテカーです。
キアヌファンにとっては、評価が分かれそうな映画かもしれませんが、
何だか途中で「ネタバレ」の臭いがプンプン(笑)
ラストを予想したらまさにその通りの映画でした。
だから安心をして観れる(笑)
フォレスト・ウィテカーと常にぶつかる、内部調査室の警部役で出演の
ヒュー・ローリー(人気医療ドラマ「Dr. HOUSE」)が良い味を出しています。
お勧めの作品!!


映画・映画!「魍魎の匣」~堤真一

2008-12-22 13:36:07 | 映画(DVD)


しばらく休んでしまいました(汗)

体調が悪いわけではなく、PCが逝ったわけでもなく単に書く暇が無かっただけです。

その間MIXIもプーさんの隠れ家も休業開店(笑)

鑑定とHPの更新に追われていただけで(嘘です)まぁDVDも2本ばかり見ました(汗)

面白かったのは一昨年公開された「魍魎の匣 」実はこの題名は読めませんでした(汗)

 ただ原作が京極夏彦氏であるから、昨年見た「 姑獲鳥の夏 」(ウブメ)も戸惑った

題名でしたが、この映画「もうりょうのはこ」は予想通り前作の第二弾でした。

出演はこの所、映画出演で演技が光る堤真一に阿部寛、椎名桔平、宮迫博之、田中麗奈、

黒木瞳などなど。

京極夏彦氏独特の世界が広がる大絵空事シネマには、またしてもお口「アングリ」

後半出てくる柄本明演ずる老医師と女優陽子との関係は・・?

「怪人二十面相VS明智小五郎」の「江戸川乱歩の世界」にタイムスリップしたかの

ような映画には40年前なら劇場で「拍手喝采!」となったかもしれませんね。

やっぱり難解な本を脚本にすると、映画はこうなるのでしょうか。

 昭和27年の設定のため上海をロケ地に選んだのは、成る程納得!!

始めはセットにしては・・と思いました。

まぁ京極堂に相変わらずなりきって、演技をしている堤真一と永瀬正敏のピンチヒッター

で出た椎名桔平に免じて合格点はつけましょう。

映画の良い悪いは別としても、監督が違っていたら面白い映画になっていたかも知れません。

あくまでも素人考えですけど。