ついに開幕をした全英オープンですが、イングランド独特の気候の変動と英国
独特のポットバンカーに泣かされた選手が出るなど、悲喜こもごもの初日となり
ました。
悲願の初メジャータイトル獲得を目指す日本期待の松山英樹は、午前のスタート
で2アンダー12位の好位置をキープしてホールアウトをしましたが、午後組と
なった谷原秀人、池田勇太、宮里優作の3選手は、タフなコースに苦労をして
いたように思いました。
なかでもパットの名手でもあり、今季はヨーロッパツアーで活躍をしている
谷原秀人選手は、出だしの1番、2番で連続ボギーでつまづくと、前半だけで
バーディなしの4オーバーの苦戦を強いられ、後半14番のpar3ではグリーン
左のポットバンカーでの脱出に3打を要し、トリプルボギーの7打を叩いて
仕舞う不運に。
誰が見てもあの冷静な谷原選手が、すっかり我を忘れてしまったのですから
やはりメージャーは怖いですね。
結果、谷原選手は7オーバーでホールアウトをしましたが、天候次第ながら
予選カットはイーブンもしくは1オーバーあたりでしょうから、奇跡的な追い
上げが必要になるでしょうね。
一方、池田勇太選手は、セカンド、サードショットの距離が合わずに苦労をして
いましたね。前半はバーディなしの2オーバーでインに入りますが、10番では
Wボーギーを叩き4オーバーになってしまいます。
まさに我慢の連続でしたが、谷原選手がトリを叩いた14番では1.5mに付けると
この日初のバーディを奪い、続く15番でも連続バーディとして盛り返します。
17番のPar5では惜しいパットを外しますが、最終18番では見事にバーディを奪い
1オーバー53Tでホールアウトをしました。
それとなく期待が持てるゴルフをしてくれましたが、まずは予選通過を目指してキレ
味鋭いアイアンの凄さを発揮して欲しいですね。
今大会でも際立って目立つのは、池田選手のキャディさんです。
近年男子ツアーでのキャディは、圧倒的に男性が多いように思うのですが、TVを通じ
ての色白美人の彼のキャディさんは.......。
坂井恵さんという名前のようですね。
コースではglassに隠されていて面立ちは判りませんが、結構な美人でした。
好きな場所は北海道とお答えになっていますが、風土が似通っている英国での活躍を
期待したいと思いました。
宮里藍ちゃんのお兄ちゃんは、池田選手同様に後半インに入って盛り返し、イーブン
パーの38Tでホールアウトをしました。
12番ショートでボギーを叩きバーディ無しの3オーバーと苦戦を強いられていました
が、13番、14番と連続バーディを奪い池田選手同様に最終ホールでもバーディとし
て明日につながるホールアウトでした。
父親の優さんは、藍ちゃんの応援が終わると英国に飛ぶ忙しさですが、優作選手も
大きなポカがなければ、予選突破は間違いないでしょうね。
2日目はかなり天候に左右されるでしょうが、谷原、池田、宮里の3選手は午前のス
タートですからTV中継が始まる頃には、結果が出ているでしょうね。
楽しみに待つことにいたします。
日ハムが5連敗と勢いがつかないなか、今日から海の向こうでは全英オープンが
始まりますね。
日本人選手としてはランキング2位の松山英樹が注目の的とのことですが、今年
海外で好成績を見せている谷原秀人、そして池田勇太、藍ちゃんの兄である宮里
優作の4選手は奇しくも全員が東北福祉大出身者で占められました。
25歳の松山選手は他の3人の後輩ですが、世界では最も知名度の高いツアープロ
に育ち今の日本人選手ではメジャー獲得に最短距離にいる選手です。
初日をベストテン圏内でスターを切れば、最終日の爆発的な追い上げは定評がある
だけに日本人初のメジャー獲得への期待は高まります。
また他の先輩選手もパットの名手の谷原、アプローチショットに自信を持つ池田、
豪打の宮里と期待の出来る選手が揃いましたから、今年は大いに期待をすることが
出来るのではないでしょうか。
日ハムの連敗脱出も楽しみですが、TVの前では全英オープンでの各選手の活躍を
ワクワク気分で見入っているでしょうね。
まずは全選手の予選突破を願うことにします。
今日の試合は仕事の都合で「TV観戦は無し」の一日。
「どうせ負けるのだから、見るのはやめた!」ではありませんが、結果の速報を
見ると「佑ちゃん」の一人芝居
独壇場
そのような試合だったようですね。
栗山監督も斉藤佑樹で勝てる そのようには決して思ってはいなかったとは
思いますが、一縷の望みを持って「佑ちゃん」にマウンドを託したのでしょう。
しかし、結果は監督の思いとは裏腹に4回を投げて、11安打8失点(自責7)は
いただけませんね
ハナから勝てるとは思っては思っていなかったものの、球場にチケットを買って
足を運んだファンには、連夜の大量失点は可哀想としか言えません。
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7月11日【Game81/31-50-0】
オリックス・バファローズ 8-1 北海道日本ハムファイターズ
【勝】西(4-4-0)【負】斎藤佑樹(1-3-0)
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すでに多くのファンの心情を逆なでするような、斉藤佑樹投手の久々の登板でしたが、
ファームでも結果を出していない彼を何故使ったのかが疑問ですね
まさか「佑ちゃんとの心中を目論んだ」のではないでしょうが、監督と選手間には
かなりの溝が生じているとしか思えません。
もしも、今日の登板で二桁失点をして、明日の大谷翔平で負けたなら、栗山監督は突如
の引退辞任を考えているのかと勘ぐってしまいます。
今の日ハムに付ける特効薬は、斉藤佑樹の復活勝利と明日の大谷翔平の久々の好投での
勝利劇だったのかも知れませんが、今の打線ではかなり無理があるように思います。
不安げに試合の推移を見守る日ハムベンチですが、このところ出番に恵まれない大田
泰示の「監督........どうするんですか?」と訴えるような眼差しが、この日の試合を
物語っています
最下位ロッテは日ハムに付き合ってその差は5のままでしたが、さて伊東監督と栗山
監督のシーズン半ばでの監督交代劇はあるのでしょうか
そう言えばセリーグには、ヤクルトの真中監督とGの高橋監督もいましたね
皆さんオールスター明けには、クビを賭けての後半戦に入りますが、まずは頑張って
来季もチームを率いることを祈ります。(栗山監督は別ですが.....)
6月23日【Game65/28-37-0】
北海道日本ハムファイターズ 7-3 東北楽天ゴールデンイーグルス
【勝】公文(2-0-0)【負】安樂(0-2-0)
【本】(日)中田 9号2ラン、大田 9号ソロ、中田 10号2ラン
(楽)島内 7号2ラン
ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ .:*・゜♡゜・*:.ღ
レジェンドシリーズと銘打って再スタートッを切ったレギュラーシーズンの
対戦相手は、2位SBに1.5ゲーム差に迫られている、首位楽天との第8回戦
でした。
ここまで首位を走る楽天とは、1勝6敗とやられっぱなしでしたが、怪我で
ファームに落ちていた大谷翔平選手が、久々のベンチ入りという明るい話題
もあり、リラックスムードが日ハムベンチに流れる札幌ドームでした。
さっそくその効果なのか、先制点のチャンスは4回裏に訪れます。
1死後3番西川遥輝がヒットで出塁をすると、次打者4番中田翔は相手投手
安楽の投じた2球目を完璧にとらえて、レフトスタンドに運びます。
不振にあえいでいた中田は、交流戦で徐々に復活の兆しが見えていましたが、
この9号HRは「復活の狼煙」を感じさせる一発でした。
中田の先制HRで先制をした日ハムですが、4回まで3安打1四球と楽天打線
を抑えていた先発メンディでしたが、先制点を得てリードをしたのにもかかわ
らず、5回表に1死後四球の嶋を1塁において1番島内に痛い同点HRを浴び、
あれよあれよといううちに2-3と逆転をされてしまいます。
点を得ると逆転をされるのが今年のメンディの特徴ですから、見ているファン
も私も驚きません。
ツキ(運)がないのか、メキシカン特有の性格なのか、粘りがまったく見られ
ないメンディの今年の投球ですから、ここまで2勝5敗と成績を残せないのは
仕方ないのでしょう。
きっと栗山監督でなければ、今年のメンディを先発ローテで使わない?
私はそう思います。
結局、勝利投手の権利を持ちながら、この回に逆転をされたメンディは、2死
を取りながら走者2、3塁でマウンドを去り、後を公文に任せます。
救援に立った公文は、6番舛井をファーストゴロに打ち取り無事に役目を果た
すのですが..........。
やっぱり今年のメンディは運に見放されているのか、5回裏にはレアードの逆
転2塁打が飛び出し、公文がこの日の勝利投手になるのですから...。
4-3と逆転をしたこの日の日ハム打線は、止まることなく7回裏には先頭打
者の大田泰示が、キャリアハイの9号ソロHRで追加点を加えると、またしても
中田が四球の遥輝を1塁に置き、とどめの10号2ランで試合を決めてしまいます。
これで対楽天戦は2勝6敗として、借りを徐々に返すきっかけの試合となれば
良いのですが、大谷翔平は戻って来ても、絶好調だった近藤健介の長期離脱と
いうショックなニュースが陰を落とすことになりました。
どうも今年は昨年の反動なのか、次々と負傷者が入れ替わりになり、ベストの
メンバーが組めないのが今の日ハムです。
好調なのは上位打者5人で闘うのは、かなりの無理があるので、これ以上の負傷
者は絶対に出さずに頑張って欲しいものです。
この日の試合で6回に救援投手としてマウンドに立った谷元圭介投手が、通算
100ホールドという記録を打ち立てました。
プロ史上では25人目、日ハムでは武田久、宮西尚生、増井浩俊投手に続く4人目
の快挙です。
身長が170㎝に満たない小さな大投手は、今後も活躍をしてくれるでしょう。
【2017】ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ
初日は期待のR・トンプソンも後半3連続バーディはあったものの、2オーバーの
30位Tで菊地絵理香、木戸愛、上田桃子などと並びホールアウト。
30位Tは24名におよび、一打差の3オーバー54位Tには申ジエ、堀琴音などと並び
藤田光里そして韓国のセクシークイーンアン・シネがつける展開となりました。
〈復活の狼煙か。イ・ボミが好位置をキープ〉
〈初日の藤田光里〉
〈初日のアン・シネ〉
なお初日トップには、ここ数試合好調の岡山絵里(ニトリ)、川岸史果、柏原明日架
が4アンダーで並びましたが、いずれ劣らず飛ばし屋の若手が飛び出したのは、面白
い展開になるかも知れませんね。
また2打差の2アンダーには、3試合ぶりの復帰となるイ・ボミが好位置につけたの
でこのメジャー大会は、彼女中心に昨年の覇者レクシーを含んだし烈な争いになる
でしょう。
宮里藍は1オーバーの22位Tにいますが、余り出入りの激しいゴルフとはなっていな
いのでもしやの期待もできます。
いずれにしても楽しみな展開になりました。
<!-- 韓国NO.1美女ゴルファー アン・シネ パーフェクトスイング -->
日本ハム・大谷 交流戦開幕間に合わない…復帰早くても6月
6月であろうと7月であろうと、もとの身体で戻って来るならそれで良い。
大谷がいたなら10連敗はなかったという人も居るが、昨年の15連勝と見事な
逆転優勝は、大谷なくては達成が出来なかったと思う。
今年の打撃不振の要因は昨年の優勝ボケという解説者もいるが、世紀の大逆転
勝利で身も心もすり減らした「ツケ」が回って来たからだろう。
その見本が昨年早い段階から優勝を諦めることになった、オリックスや楽天は
ダメージが残っていないから、4月攻勢をかけることが出来たと思うのが妥当。
なかにはレベルアップを狙ってのフォーム改造を図るも、結果が出ずに苦しん
でいる選手もいるが、それとは違い病気や怪我の場合には、無理を押して出る
ことは選手生命を奪いかねないことなので、今年はじっくりと完治をするまで
見送るべきではないだろうか。
また不安を抱えてのメジャー移籍も、現状では白紙に戻すべき。
田中マー君のように、優勝という結果を出してアメリカに旅立つ。
彼ならきっとそうするであろう。
ということで大谷翔平のメジャー移籍は来年以降となるでしょう(希望的観測)
またWBCに出場した中田も同様に、完治せずに出ているなら、いくら主軸と
言えども休ませて、その期間中にフォーム改造をさせるべきだと。
例年春先は不調で凡打を繰り返すのが常となっている不動の4番だが、この
ままであれば、たとえFA移籍をしても活躍は無理だと思う。
糸井や小谷野のように、他のチームに移って活躍をする選手のように、チーム
の期待に応えられなければ、その後の人生は決して明るいものではないような
気がするのだが......。
今年巨人に移った陽岱鋼は、怪我もあり活躍が出来ない状況のようだが、5年
15億とも言われる契約の重さに、潰されないことを祈るが、中田には同じ轍を
踏んで欲しくはないと心から思う。
ダボ→イーグルで4アンダーの藤田光里「今年初の60台!」
初日、久々に上位に顔を出した(4アンダー6位T)光里ちゃんでしたね。
ボギー先行ながら前半は3バーディを奪い2アンダー。
インに入っての10番でバーディを奪うのですが、11番では川奈の風を読み
切れず痛恨のダボを叩いてしまいます。
しかし、ショートホールでのダボにもめげず、続く12番では怒りのバーディ
を奪うあたりは、今年最高のパフォーマンスを見せて呉れそうな予感がします。
特に多くの選手がボギーまたはダボを叩いた、17番ショートはあわやエース
かと思わせるスパーショットだったとのこと。
一昨年初優勝を飾ったゲンのよいコースですから、川奈の罠にはまらなければ
好成績が期待できるでしょうね。
Koboパーク宮城 4月15日【Game14/4-10-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 4-2 北海道日本ハムファイターズ
【勝】美馬(2-0-0)【S】松井裕(1-0-6)【負】有原(0-3-0)
3ん度目の正直はなららず、有原は3連敗、チームも2連敗を喫しました。
得たものは好調コンスケ様の昨夜に続く2号HRと8回の遥輝のやはり2号HR、
そして新人石井の2安打くらいしか書くことがありません。
先発の有原はこれで3連敗ですが、このままでは立ち直るきっかけも見られず
まさかの連敗街道を驀進する恐れもあります。
しかし、先発投手の3失点は許容範囲ですから、打てない打線に問題があります。
開幕前の大谷のリアタイアが影響しているとはいえ、開幕投手の3連敗は札幌
移転後にあったのでしょうか?(調べる気力もありません)
この連敗でお尻に火が付いた状態となりましたが、打線が不調の上に投手陣が
崩れては「八方塞がり」の日ハムと言えるでしょう。
これでチームの借金は「6」に膨れ上がりました。
しかし、まだまだこれからです。
コンスケ様のように個々が能力を発揮すれば、チームの流れも変わってくるのは
間違いありません。
あとは、いまだに冬眠中の北の戦士が、少しでもつなぎの打線を意識して塁上を
賑わすしかありません。
当たっている打者の前での凡打は、いかにHRを打っても最少得点の「1点」です。
ちなみに打線の奮起を促すために4月15日現在の各打者の打率は.....
1番 西川遥輝 .204 2HR
2番 中島卓也 .160
3番 近藤健介 .465 2HR
4番 レアード .133 1HR
5番 田中賢介 .227
6番 岡 大海 .132
7番 石井一成 .367 1HR
8番 森本龍弥 .200 横尾俊建 .208
9番 清水優心 .273
これでは中田翔が帰って来ても、どのようにすれば良いのか頭が痛いでしょうね。
栗山監督とコーチ陣は(汗)
特に中島卓と岡大海は、鎌ヶ谷行を覚悟して頑張らなくては、いくら守備が良い
とは言っても現状では戦力外といっても良いでしょう。
対楽天第3戦はメンディと苦手とする岸投手の先発ですが、どのような戦いになる
かが、楽しみでもあり3タテの不安がいっぱいです。
セルヒオ・ガルシアがマスターズ初優勝!プレーオフでローズを下す…松山は11位タイ
2017年のオーガスタは波乱の幕開けとなり、決勝進出を果たせなかった有力選手には
2012/2014年に優勝を果たした、B・ワトソンや飛ばし屋のZ・ジョンソンなどの選手が
含まれることになりました。
日本人として出場をした松山英樹、池田勇太、谷原秀人のいずれもが、強風の中での
2日間を精一杯に闘いましたが、決勝進出は2オーバーで2日目を終えた松山のみと
いう結果になりました。
残念だったのは池田勇太で決勝進出には一打たりない7オーバーでしたが、
決勝ラウンドの3・4日目は風もおさまり好天に恵まれただけに、一打の重
さを感じたのではないでしょうか。
なかでもインコースでの10番から12番での連続ボギーを打った後の15番
ロングホールではバーディを奪うものの、14番と15番でまたもや連続ボギー
を叩いたのが響きました。
たしかに初日ほどの強風ではなかったものの、風が吹けば各コースには落とし
穴が無数に待っているのがオーガスタです。
攻め方を間違えば、グリーンの難しさはどこにピンを切ってもたちまちダブル
・トリプルを叩いてしまう難コースですから、仕方がないと言えばそれまでで
すが、池田勇太にとっては、惜しい予選ラウンド敗退となったことに変わりは
ありません。
しかし、彼は31歳とまだまだ若いだけに、来年もこのコースに戻りリベンジを
果たしてくれるでしょう。
かってグリーンジャケットを羽織ったことのある、F・カプルスは57歳で予選
ラウンドを突破していますし、F・ミケルソンも46歳です。
このコースを攻略するには、勢いだけでは無理。
上位に入るには「コースの熟知と経験」が絶対条件でしょう。
一方、10年ぶりにオーガスタの舞台に立った谷原秀人は、連日の大敵となった
強風に叩きのめされてしまいました。
とくに2日目のスタートホールでトリプルを叩いてしまったのが、戦意喪失の
要因だったのではないかと思います。
初日は4オーバーと微妙な位置にいましたが、2日目はあがってみたなら80
の計12オーバーとなり、さすがのパターの名手もオーガスタの罠に嵌まって
しまいました。
前々週のWGC-デル・マッチプレーでは、4位と健闘し世界ランクでも48位と
なって、2007年以来10年ぶりのマスターズ再挑戦を果たしたのですが、世界
の壁は厚かったようです。
疲れ切ってホールアウトをした谷原選手ですが、池田選手同様に決勝ラウンド
のような微風のもとでプレーをさせてあげたかった。
そうすることで青木功直伝の小技も生きてパターもさえたことでしょう。
今年38歳の彼はまだまだ若いと言えますから、池田選手同様にきっとリベンジ
を果たしてくれるでしょう。
谷原、池田、松山選手と今回の日本人の出場選手全員は、東北福祉大学卒業の
同窓生でした。
いま世界で活躍をしている選手として日本のゴルフ界を牽引している松山選手
は、世界でもっとも有名な日本人ゴルファーになりました。
そんな彼の2017マスターズは、連日パットに泣かされ続け決勝ラウンドの3日
目には2オーバースタートから、最終ホールでWボギーを叩いて4オーバーと
いう、彼にとっては不本意な成績で最終日を迎えました。
この日は8時間連続でのTV放送となり、スタートの1番ホールから観戦をする
ことが出来ましたが、出だしは好調でもしかすると「6~7打は縮めることも
可能では」と期待がもてる好プレーを見せて貰ったのですが、M・クーチャー
と並んでの67はこの日のベストスコアとなり、次のメジャー優勝への期待を
抱かせる結果だったと思います。
この大会では2~3mのパットが入らず苦戦を強いられましたが、他の選手に
比べてパットスタンスでの固さ(力み?)がなければ、もう少し入ったのかな
と素人眼には思いましたが、このところ不調の原因にあげられるパターの弱点
を克服したなら、必ずメジャーは獲る事が出来るでしょう。
この日の1アンダーは、好敵手R・ファウラーやJ・スピースと並んでの11位
タイです。
絶好調ではなかっただけに、最終日に強いヒデキの本領発揮だったと言えます。
さて優勝をしたS・ガルシアと2位に甘んじたJ・ローズの優勝争いは、手に
汗を握る近年にない闘いとなりました。
名勝負と言っても良い試合には、正直言ってTVにクギづけでした。
多分、会社出勤前に観ていたゴルフファンの中には、遅刻をした人も多かった
のではないでしょうか。
とくに13番でのミスで2打劣っていた時点で、この試合はJ・ローズで決まり
かと私は思いましたが、やはり勝負は水ものです。
14番でバーディを奪い一打差に迫ると、続く15番ロングではグリーン左の絶
好の位置に2打目を付けてイーグルを狙います。
このパットが入っていなければ、多分S・ガルシアは崩れていたかも知れません。
かっては「神の子ガルシア」と言われた、天才ゴルファーがメジャーを手中に
出来なかったのは、肝心な場面でのパットミスが原因だったからです。
そのガルシアがまさかのイーグルパットをねじ込んだ時、誰もが鳥肌を立てて
手に汗を握りながら見ていたことでしょう。
ローズもこのホールでバーディを決めてオールスクエアとなりましたが、実は
15番のティーショットでアクシデントがあったことは、知りませんでした。
TV中継では分かりませんでしたが、15番パー5でティショットを打った瞬間、
ローズはサングラスの奥の顔をしかめて一瞬その場から動けなったそうです。
その時の写真がこれです ↓
J・ローズに気遣って声をかけるS・ガルシアですが、共に欧州でプレーをする
二人はどのような言葉を交わしたのでしょう。
このような状況でも共に頑張って、9アンダー同士でプレーオフに雪崩込んだ
両雄でしたが決着のついた2ホール目の18番は、やはり背中の違和感が影響を
したのかも知れません。
メジャー未勝利のS・ガルシアには、オーガスタのパトロンも大きな声援を送り
TV解説者の中島常幸プロも、さすがに興奮気味で「ガルシアの奇跡的なプレー
にはセベ(バレステロス)がついている」と何度もつぶやきました。
悲願の優勝シーンでは、ガルシアはグリーンに向かい何かを呟きましたが、それ
は神への感謝とすでに天国に召された偉大な先輩ゴルファーへの言葉ではなかった
かと思います。
また彼の勝因のひとつには、37歳で結婚を控えた婚約者の応援が
大きなパワーを与えたと思います。
TV局のゴルフ番組のキャスターとのことですが、今年はガルシアに
とっては、まさに両手に花のHAPPYな年となりました。
この一勝で彼は、メジャーに弱いガルシアから一皮むけて次の
メジャー獲得へと動き出すでしょう。
松山英樹もうかうか出来ないUSGAでの闘いになりそうです。
「盟友」松山英樹Vの裏で見た、石川遼復調の可能性~吉田洋一郎
どちらかと言えば自分用の記事です。
参考にしたいと思います。
吉田洋一郎氏は苫小牧市出身のゴルフスイングコンサルタント。
かの有名な世界NO・1コーチ、デビッド・レッドベター氏を日本へ2度招請し、レッスンメソッドを
直接学んだ方です。
実は私も彼の「ザ・シングルプレーヤーニューズ 」の読者でもあります。
松山英樹 日本勢単独最多の米ツアー通算4勝目!プレーオフ制し連覇
昨年大会に続いての連覇でした。
トップに4打差の3位スタートとなりましたが、3番ロングホールでのベストショットでの
イーグルをなんなく決め手の好発進でしたが、5番ミドルでバーディを奪うも、なかなか
パットが決まりません。
チャンスに付けても、パットのラインがわずかに外れる、惜しい試合展開となりましたが、
今年に英樹は自信満々にみて取れました。
最終組がスコアを伸ばすことが出来ずに、もたついてくれたことも幸いして迎えた13番の
ロングでバーディーを決めてトップをとらえます。
15番でもバーディーを取りトップに躍りだしましたが、ここからは惜しいパットの連続が続き
あがってみたら、先にホールアウトをしていたウェブシンプソンと並んでの17アンダー。
プレーオフにもつれこみましたが、最終18番でのカップを覗いたバーディショットが気になる
一打であったのは間違いありませんでした。
ゴルフは実力以上に「ツキ」が左右するスポーツだと、日頃から思っている私にとって、多少
嫌な予感がありましたが、昨年もリッキーファウラーとの名勝負と言われるプレーオフを逆転
で勝っているだけに、過去のプレーオフの勝率(2戦2勝)からも英樹の優位は動かないものと
確信をしていました。
10番ホールからのプレーオフは昨年決着がついた17番までもつれ込みますが、やはり最後の
勝負の女神は英樹に微笑んでくれました。
これで同大会の連覇は日本勢プレ-ヤーとしては初めてのことですが、昨年10月末のHSBC
チャンピオンズ以来となる今季2勝目で、1シーズン複数勝利も日本人初の出来事。
これで4月のマスターズへの期待も高まります。
それにしても松山英樹は年々強くなっていますね。
上杉隆の「続・週刊リテラシー」#1
豊洲市場と東京五輪の招致に至るプロセスと電通絡みの裏話は
まさに「本当かいな~?」と・・・。
ネットゴルフ中継の上杉さんはいただけませんが、この暴露話は必見ですね。
そのうちこのYouTubeは消されるかも知れませんが(;^_^A
東京オリンピックって誰のためにやるんでしょうかね~
取り仕切る電通・TV局・土建屋さんのため?
私は、次々と暴露される東京オリンピック裏面を知るほどに、返上すべきと思いました。
福一は解決の陽の目は見ず、いつ大地震が来るかわからない東京での開催は中止しか
ないと思いますが・・・。
日本でも一二を争う難コースを征服したのは、ツアー3連勝を狙ったイ・ボミ選手をプレーオフで
下した笠りつ子選手でした。
小樽市と札幌市の境界にある小樽C・C銭函コースは、日本海の海岸線に設けられた難コースで
2015年からこのコースを使用しはじめ、昨年の優勝者は賞金女王に輝いたイ・ボミ選手でした。
スコアは奇しくも今年と同じー7でした(昨年は3日間)から、いかにこのコースが難しいかは
分かると思います。
もしも、今年の大会が強風にさられた日が1日でもあったなら、トータルスコアはオーバーパーに
なっていたかも知れません。
1999年年には日本オープンがこのコースで開かれていますが、雨中の大会となった最終日は
全選手がスコアを落とし優勝をした尾崎直道選手は68・76・76・78の298ストローク(+10)
という大苦戦を強いられています。
それだけ難しいコースで17番、18番と連続バーディを取りー7ですでにプレーを終えていた、
笠選手に追いついたイ・ボミ選手はさすがとしか言いようがありません。
プレーオフで3連続優勝とニトリレディース2連覇を逃し残念とはいえ、2年連続賞金王の地位は
揺らぐことはないと思います。
韓国出身の選手が世界で女子ゴルフ界を席巻しているなか、強すぎる韓国勢には日本ゴルフツアー
機構(JGTO)には、男女の韓国系選手が優勝をすると、電話での”クレーム”が寄せられると聞いて
いますが、現段階ではいまの韓国女子選手に立ちはだかる日本人選手は見当たりません。
これは全米女子ゴルフツアー(LPGA)でも同様に、韓国旋風が吹き荒れているのですから、今の
若手が海外に進出をし揉まれる以外は無理でしょう。
また韓国選手というレッテル張りが一時はあったように思いますが、イ・ボミ選手やアン・ソンジュ
選手など韓国系選手には、日本人ギャラリーが数多く応援にまわっています。
昔にはなかった風景ですが、この現象はイ・ボミ選手の人気と実力のたまものではないでしょうか。
昨年オフには、ゴルフダイジェストの記者が、年末の韓国を訪れ単独インタビューをしていますが、
予告なしでのインタビューに快く応じてくれた姿勢には、ファンを大切にする選手の懐の広さを記者
は感じたそうです。
その時に妹さんがやっているサロンで撮った一枚がこの写真ですが、書かれた文字は日本語でした。
同じように日本ツアーに参戦している女子選手もそして男子選手も、日本に賞金を稼ぎに来る
のではなく、いかに実力を発揮してファンやギャラリーに喜んでもらえるかを考えていると聞きました。
外国人選手の活躍を歓迎できない空気が、日本には顕在化している面は否めないでしょうが、あくまでも
スポーツを楽しむうえで強い選手がいなければ、そのスポーツは凋落の一途を突き進みでしょう。
島国根性は捨て去り、グローバルな精神のもと外国選手を応援し、その中から国際的なスポーツ選手を
育成することが今のゴルフ界を含めスポーツ界の課題ではないでしょうか。
【 プーさんの眼 】
道産子女子選手はこの大会でも活躍が出来ませんでした
菊地絵理香選手は最終日に+4としてトータルスコア+6で27位タイに沈みました。
一方、期待の藤田光里選手は+7で予選を通過できませんでした。
北海道での試合では慣れているベント芝なのに結果が出ませんね。
一方、アマチュアの小祝選手はベストアマは勝選手にゆずったものの、44位(+10)と頑張りました。
将来が楽しみな高校生です。
来年はプロ試験に挑戦とのことですから、道民は応援をしましょうね。
日ハムも連勝が途絶え、女子ゴルフの「センチュリー21レディス」も期待の絵理
香選手は14番パー3でバーディを奪いアン・ソンジュと木戸愛選手に追いつき8
アンダーで3人が並ぶも17番での第二打のミスが、次の18番のグリーンオーバーに
繋がってしまったと思います。
どちらも51度のウェッジでしたが、ここ一番でのミスが優勝をしたアン・ソン
ジュとの経験の差だったのかも。
今季2勝目がスルリと逃げてしまいましたが、それ以上に口惜しい思いをしたの
は、木戸選手かも知れません。
15番までは9アンダーで一歩先を行っていたのに、15番ミドルではバンカーに入
れてWボギーをたたき、16番では気力のバーディを奪うものの残りのホールで
は、パットが入らず先週に続き2位に終わってしまいました。
前日のBlogでも書きましたが、精神的な弱さがでたのか、それとも「いい人」が
出てしまったのか、初勝利はすんなりとしても2勝目は難しいのですね。
まぁ、彼女も冬期間オフのアメリカでのトレーニングの成果が出て好調を維持して
いますから、菊地絵理香選手同様に今季勝利に時間はかからないでしょう。
私イチオシの藤田光里選手は、イーブンの19位からのスタートでしたが、最終日
は3アンダーでまわり12位タイで無事終了。
アウトはイーブンでまわり、インに入ってからは15番から3連続バーディを奪い
次戦の「大東建託・いい部屋ネットレディス」につながる好結果を久々に見せてく
れました。
体調不良(?)もようやく回復をしたのでしょうか。
今シーズンは北海道で残り4試合もあるので、上位入賞を目指しましょう。
優勝なんて言いませんから(笑)
伊豆大仁カントリークラブで開催中のセンチュリー21レディスゴルフトーナメン
トで二日目にトップに一打差と迫った絵理香ちゃん。
勝てば逆転で今季2勝目となります。
首位を走る木戸愛選手はこのところ好調を維持し、先週はサマンサタバタGC・LT
で全美貞に一打差で敗れたものの、口惜しさをバネに優勝を目指しています。
ただ木戸選手は2012年のサマンサタバタGCで初優勝を飾ってから、勝利の女神は
微笑んでくれません。
勝てる試合はあったのに、ここぞという時にミスを犯す精神面の弱さがあるので、
追い上げる絵理香ちゃんには絶好のチャンスでしょう。
気持ち的には木戸愛選手にも勝って欲しいとは思いますが、ここは道産子として
今日は菊地選手をTVで応援をします。
道産子と言えば「イチオシの藤田光里ちゃん」ですが、今大会では無事に予選通過
を果たしイーブンパーの19位からのスタートとなります。
このところの不調の原因は良く分りませんが、次の試合(大東信託)が終われば
札幌国際カントリークラブ 島松コース で「meiji カップ」が待っていま
す。彼女にとってはアマ時代の思いで多い大会ですから、今シーズンは地元大会で
の活躍を期待しましょう。
特に道産子選手にとっては、8月末のニトリレディスから日本女子プロまで3週連
続で北海道での大会が続きます。
藤田光里ちゃんには、ぜひそれまでに体調を回復して道内での2勝目を狙ってくだ
さい。
一方、アマから注目をしている堀琴音ちゃんは、4オーバー47位タイでギリギリ
予選を通過しました。アース・モンダミンカップ では4位に入り、今年は大活躍
を期待していたのですが、後半戦はせめてベストテンに数試合入って、将来は戦い
の場をアメリカに移し活躍をして下さい。