髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

韓国映画 「秋へ」

2007-10-20 10:14:06 | 映画(DVD)

邦画と韓国映画立て続けに見ました。
一本は今年春に公開された、青き狼~地果て海尽きるまで~。
青き狼だから、ジンギス汗(ハーン)物とは分かっていたけど、あらすじは前にTVでやっていた
ドラマと全く同じ・・・原作は森村誠一。
主演は加藤剛、脇役には田中邦衛、大楠道代だったと思うけど、今回の映画は反町隆史と菊川怜。
母親役は新興宗教の教祖と結婚し、後家さんになった若村麻由美。
ストーリーが同じだから、見ていて何ともつまらない映画になっていた。
脚本家の失敗もあるけど、反町は芝居が下手過ぎ。やっぱりTVドラマで育った役者は駄目なのかな~(;^_^A
菊川怜に関してはまったく書き様がない。
戦闘シーンは上手く作っているけど、迫力が何故か出ていないんだよね(>_<。。)
何故かな~と思いながら見たけど、バックに流れる音楽が・・大河ドラマ調なのに気が付いた。
黒澤明ならどう作るかなと思ったけど、こんな題材では作るわけないか~。
映画館に見に行った人もいるんだろうけど、肩に力が入った演技でますます肩凝りがひどくなってしまいました。

それより数倍面白かったのは「命捧げ候~夢追い坂の決闘」~出演:緒形拳、浅野忠信、南野陽子、平田満
過去にNHKの正月番組用に作られた作品らしいが、作者は藤沢周平。
南野陽子が緒方拳の妻役で登場し、緒方拳に切られるけど・・・。
意外と流れもよく最後まで見れました。
藤沢周平作品は数多く見ているけど、「武士の一分」より良かったかも。

手塚治虫原作の漫画を映画化した「どろろ」は、漫画を映画化した中では良く作っちゃったという感じ。
妻夫木聡の百鬼丸は良い味を出しているけど、柴咲コウのどろろは台詞に違和感が・・・。
でもこの作品では頑張っています。無理して(*^_^*)
中井貴一がヒールな父親役で出ているけど、彼は親父さんよりは遥かに上手かもね。

韓国映画では、昨年韓国で公開された「秋へ」が良かったですよ。
韓国のデパート崩落事故を題材にした映画だけど、主役は春の日は過ぎ行く のユ・ジテ。
地下2階のコーヒーショップで待ち合わせ中に、事故に遭遇する婚約者には「女,チョンヘ」で
引きこもり的な寂しい女性を演じたキム・ジスが演じます。
結局彼女は、事故で息を引き取るのですが、彼女が残したノートには・・・。
まぁ恋愛ドラマには違いないのだけど、この映画は映像がきれいです。
それとなぞの女性役で登場する、オム・ジウォンがとっても良いです。
彼女の映画は脇役の時の「オーバー・ザ・レインボー」と「スカーレット・レター」
の他は見ていないけど、演技がしっかりしているのでこの映画をきっかけに大化けする予感。
写真を見てどう思いますか?