髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

仕事をやめたくなる時も

2007-12-05 09:35:54 | 九占舎

永年にわたり姓名判断の仕事をしていると、いろいろな事があるのは当たり前ですが、
オイオイそれはないだろ~という出来ごとも年に数回あるものです。
過去にあったのが、子供の命名依頼をしておきながら、最終段階で「自分達で考えますから・・」
という「赤ちゃんの名前泥ボー事件」
いきさつは大雑把に言うと、当社のお客の紹介で来た夫婦が
「よい名前が考えつかないので、命名してください」という夫婦での依頼があり
「わかりました。見つかったら連絡します」といい、希望する事を聞いて数日後に
「ありましたよ」と連絡したら、夫婦ですぐさま駆けつけて・・・さすが、◇◇急便だなと感心したところ
「あの~考えてもらった、この名前は・・・ちょっと・・」といいだし、私は「ん・・・?」
「名前の持つ運勢に問題がありますか?」と聞けば、「いいえ、画数は問題がないのですが、別のイメージを
抱いていたものですから」との答え・・・・まぁそれでは仕方がないので
「わかりました・・・明日までには希望の名前を考えておきます」といい帰ってもらった数時間後・・・
「先ほど伺った◆◆ですが、今回はお手数をかけましたが、ご依頼は見送ります・・」とのこと・・
私は「絶句!!」考えてみたら、料金は何も貰わずに画数を全部教えていた~
「やられた・・といっても、後の祭り」でも紹介者がいるのに、
「よくやるわ~」とこんな時には言葉も出てきません。
これはもう数年前の事だから、忘れかけていましたが、似たようなことはあるものです。
つい先日、数年前に来た女性客が結婚をして「妊娠をしました~」と訪れました。
「よかったね」「名前は考えたの?」と聞けば「ええ、何々にしようと思っているのですが、どうでしょうか」
聞かれたら教えるのは仕事だけど、マサカという坂はそうないと思い「このお名前がいいと思いますよ」
言っちゃった~(後で後悔)料金はいいから「生まれる子供の鑑定書は作りましょうね」といったところ
「わかりました」と素直な返事・・「後でお電話します」
信じた私が馬鹿なのか、世渡り上手の20代が利口なのか・・それっきり梨の礫。
後日、聞いたところでは、「私は九占舎で、ただで子供の名前を貰った!」と吹聴しているそうな。
いったいどうなっているのやら・・・・無事に生まれるといいけど。
まぁそれは可愛い方で、改名代の踏み倒しやら、改名依頼を受けて渡した数日後に、
名前返すからお金返してという豪傑もいるけど・・・ね。
イヤですね~せちがない世の中は・・「信頼」という二文字がどんどん消え去っています。