先日スーパーに行くと、急に「ギャ~ッ」とヒステリックに泣く子供がいて驚きましたが、どうやら
欲しいものが買ってもらえず、駄々をこねているのが原因のようでしたが、
親を見れば「知らぬ顔の半兵衛」を決め込んでいるじゃあ有りませんか。
今日もレジ台に這い上がって、レジのお金に手を伸ばそうとしている我が子を、叱るでもなしに
知らん振りをした若い母親を見かけましたが、公共の場でルール無視ともいえる行動を黙って見過ごす
親が多いのには余りにも腹立たしく思います。
「しつけ(躾)」がなっていない!!とよく言う私も、我が子のこととなれば「甘やかした」時もありましたが、
「躾って何」と聞かれれば、即答は出来ないかもしれません。
躾とは「立ち居振る舞い」などの礼儀作法と「言葉使い」ですよ・・・と言われても、茶道や華道、日本舞踊
や日本古来の武道などを習っていない人には、全く無縁となっているのが当たり前。
でも果たしてこのままで良いのかといえば、そうではないし「学校教育」で躾を・・
といっても全く無理な時代だしね~。でも「何とかしなくては」と思っている人も多いはずですけど。
作家の宮本百合子が1946年に「新しい躾」ということで語っていますが、今の時代にも立派に伝わる
ものだと思いました。
今の子供さんを育てる上では参考になると思いますから、是非お読みになることをお勧めします。
「目から鱗が落ちる」かも・・・です。
まだ子供さんがいない人も、「躾」を考えるうえでは参考になるでしょう。
最近「子育て」のことでの相談が急激に増えています。すでにまたはもうすぐリタイヤをする団塊の世代に
育った人は、飽食暖衣(ほうしょくだんい~暖かな衣服を着て、飽きるまで食物を食べること。何の不足もなく生活すること。 )の世代にあり、子育てが出来なかった時代とも言われています。
その様な世代の二世が子を持つ親として苦労をするのは当然で、このまま進めば「親子断絶」の時代は
目前にあるのは火を見るよりも明らかです。
「三つ子の魂百までも」という諺もあるのですから、世の若き両親は「子育て」を再度振り返って確認しましょう。
*なお三つ子とは数え年3歳という事ですから、現在の3歳まででは有りません。