『ALWAYS 続 三丁目の夕日』、ここかプーさんの隠れ家で書きましたが、
昨日はテレビの放映を再度見て泣いちゃいました。
義理と人情がまだあった時代のほのぼの感もいいけれど、キャストがとてもいいですね。
シリアスな演技が必要な茶川竜之介役の吉岡秀隆は、倉本總さんの描いた北の国からで一躍有名になり
寅さんシリーズをはじめTVと映画では大いに活躍をしていますが、やっぱり子役時代の「純」の演技が
「大人の役者」になる下地になっているのでしょう。
また堤真一演ずる自動車修理工場の社長さんも、振り返れば「どこかにこういう人がいたなぁ~」
そう思わせる昭和のノスタルジーを十分に感じさせてくれました。
唯一、ミスキャストかなと思ったのは、淳之介の父親役で出演をした小日向文世。
彼の演技は好きなのですが、いま一歩役には向いていないと感じたのは私だけでしょうか?
ラストにはハッピーエンドという昭和映画の典型も、小雪の演技でニコニコとなって
「映画は何度見てもいいな~」と素直に感じたのです。
エッ、ところでどこで泣いたの?
聞かれそうですが、それは秘密(笑)前回見た時とは違うシーンであったのは間違いありません。
ところで一昨日は「風のガーデン」を・・・。
在りし日の緒方拳の演技を見ていて、自然に涙が湧いてきました。
また今回気になったのは、エンディングのカメラワーク。
平原綾香のBGMとのマッチングは、流石にうまい!!
倉本總さんの前作(拝啓、父上様)は不評だったようですが・・
今回の作品を見ていて、「優しい時間」で使われた富良野のログハウスでつくられた
喫茶店の珈琲が飲みたくなりました。
富良野に行く都度、お客様との待ち合わせに使っているので・・富良野ではお奨めの空間です。