髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

思い出せない女性

2009-11-16 11:29:56 | 九占舎
私は珍しく普段は利用しない電車に乗っていた

横には見慣れた女性が座っていて、急にこう呟いた

「先生は年内に死ぬかも知れないと言っていましたよね?」

「あの話はいまでも?」

そこで私は焦りつつも、「そう・・9月か10月には・・・」

そういう私を彼女は問い詰める。

美しい切れ長の目は笑ってはいない。

「でも今は11月ですよね」

私はあえてその問いには応えなかった。

応える言葉が見つからなかったと言うのが正確な言い回しかもしれない。

突然、前の席から見知らぬ男性が立ち上がり、「嘘はいけないよ!」

「この電車に乗る資格は、一度死んだ者しか乗らないのだから」と言う。

私は何が何だかわからず、隣の席に助けを求めようと目を移した。


夢だった!!身を起こすと、冷たい寝汗が胸から滑り落ちた。

でも横に座っていた女性は、一体誰だったのだろう?

顔は覚えていても、どうしても思い出さない・・・。

最初の女房でもなく、二番目に長年同居した女でもない。

でも私は旅立つ服装をしていて、横に座った女性は着飾っていた。

そのうちに顔立ちは、徐々に消え去り・・

「どうでもいいか」とまた横になったが、今度はまったく寝付けなかった。


夢の話はよく相談される。男性に追われた夢や変わったところでは地球が

滅亡をする夢、高いところに一人しがみ付き落ちまいとしている夢。

様々だが、信じられない夢のような現実の話を過去に聞いたことがある。

あくまで夢だから現実離れした話だが、今でも強烈な話だからはっきりと

記憶に残っているその夢とは↓に書くことに・・。

夢の続き

2009-11-16 11:02:53 | 九占舎
夢には色々あるが、もうずいぶん昔に相談ついでにこんな話を聞いた。

相談者の女性は、まだ二十代だったと思うが結婚をして子供も小学生に

なっていたから、早い結婚だったのだろう。

彼女には、今で言う出会い系サイトで知り合った男性がいて

地方の小都市に住んでいるとのこと。

彼には妻が居てお互い関係をもてば、当然に不倫の関係となるが、

彼女は一線を越える勇気を持つには、よほどのきっかけとなる

出来事が必要・・・そう思うのは当然かも知れない。


ところがある事件(さもない事だった)が起こり、関係は急速に進展し

深い仲に陥るには時間がかからなかったとのこと。

よくある話である。

ところが、彼女が信じられない話を私に喋りだした。

夫が酒を飲んで帰宅し、泥酔したままベットに横たわり・・・

本人は完全に白川夜船で、よい夢を見ていたであろう。

彼女にすれば、「また今日もこんなに酔って・・・」

でもこんな夜更けに、連絡も出来ないし・・。

そのまま悶々としつつも、眠りに付いたとのこと。

それから起こる不思議な体験を彼女は予測するべくもなく。

・・・・・・・・・・・・・・・(続き)・・・・・・・・・・・・・・・・

眠りに付いたはずの彼女が、ある気配に気付き目覚めたのは深夜。

彼女がうっすらと目を開けると、そこには不倫相手の彼が立っていたとのこと。

私は「それはよく言う金縛り?」と尋ねたのだが

「いいえ本当に彼が居たのです」

「そのあと彼に誘われるまま、家を出て彼の家まで行ったのです」

それは信じられない話であり、きっと夢の中の話と思ったのだが

その後の話を聞くと・・どうやら彼の家まで行き愛し合い帰って来た

とのこと。

一度も訪れたことのない彼の家までの情景もはっきり覚えていて、

間取りまでも記憶にあるというので・・・。

「どうして彼の家への道だと断言できるの?」私が問いかけると

「後日、気になったから一人で行ったのです」

「夜と昼間の差はあっても、そのままの風景でした」

それでも私は信じられない話なので

「でも夢ではないという証拠は他にあるの?」と聞くと、衝撃的な答えが

帰ってきたのです。

「あの夜、彼とセックスをした証拠が、私の体内に残っていた」

「夢であれば、そのような事は絶対にない!」と言い切る彼女を見て

信じられない話だが「夢のまた夢」とはいえない怖さを感じたものです。

でも今考えれば、私はあの話は作り話でもなく、夢の中の話であったと

思うのですが・・・・。