あまり映画について書くな~というコメントもあるのだが、今回書くのはブログでは
初めての台湾映画。
今春封切になる台湾映画「海角七号 君想う、国境の南」は、台湾ではタイタニックに
次ぐ興行成績をあげたそう(驚き)。
ストーリーは「こちら」を見るとわかるが、出てくる人物像を把握するまで少々
時間がかかるでしょう。
主演の范逸臣(ヴァン)はミュージシャンながら良い演技をしている。
田中千絵(トニー田中の娘)については、以前書いた記憶があるが、中国語を
専攻しただけあって、とても日本人とは思えない語学力。
ただ演技はまだまだ・・・台湾では通じても。
中孝介(あたりこうすけ)は、やっぱりシマ唄でしょう。沖縄民謡の節回しと
声質は絶品だが、特別出演?だからまぁ許せます(笑)
この最初は人物像を把握するのが大変かも・・。
また60年前の日本と台湾の時代背景を理解しなければ、ストーリーは成り立たず
現代の若者には、はじめは戸惑いがあるかも。
私自身、台湾について詳しくもなく、設定された台湾最南の町「恒春」といっても
「それってどこ?」と思うくらいの田舎町を舞台に物語は始まるが、最近は韓国映画も
中国映画もそして日本映画も「都会ではなく地方に焦点をあてた」映画が当たっている
のは都会生活に疲れた人の「ノスタルジーの喚起」かも知れない。
この映画北海道では札幌シアターキノで1月23日から公開されるようだが、見て損はない映画ですよ。
また全編に流れる「野ばら」が戸惑いを覚える中、印象的!!「茂爺さん」も良いです。
なお「海角七号/君想う、国境の南」に出演後、 アジアで最も注目されている女優と
なった田中千絵。明日の1月15日に放送される テレビ東京系の
「世界を変える100人の日本人」の特番にて紹介される予定。