2011全米オープンを連日早朝からTV観戦をしていますが
今年の遼くんは初日の出だしでつまずき、3日目を終えて48位タイと
成績はイマイチぱっとしません。
首位を走るロリー マキロイは、他の選手を初日から引き離し、通算14アンダーと
2位に8打差をつけて圧倒的な強さを発揮しています。
これまで3日間のプレーを見ると、全く崩れる要素はなく、初メジャーという
プレシャーと若さによる大きなミスが出ない限り、このまま突っ走り由緒ある
全米オープンを制するでしょう。
それにしても今回の遼くんは、日本での不調を引きずっているのか、ショットには
相当悩んでいる様子です。解説の羽川豊氏によると、2日目は右肩がトップで下がり
ドライバーーショットのミスが出てしまったようですが、ティショットの不安定さは
国内での2戦連続予選落ちの原因でもあったはず。
若者ゆえ飛距離にこだわるのは分かるのですが、余りにも飛ばすことを前提にゴルフに
取り組むと、スイング軌道が乱れバラバラになる恐れもあるのではないかと、素人の私は
気になります。
過去にも多くのツアープロが飛距離という魔物に取りつかれ、転落をした例が多いだけに
そろそろ周囲の先輩プロが助言を与え、彼の天性の才能を生かし日本人初のメジャー制覇
という夢をかなえて欲しいものです。