全米プロゴルフ選手権の2日目が終わった時点で、そんな予感がしたのは
私だけではないだろう。
全英オープンでは初日・2日と回ったP・ミケルソンが逆転優勝を果たし
WGC-ブリヂストン招待ではT・ウッズが優勝ともなれば、今回同組で
回ったS・ストリッカーも優勝をしたJ・ダフナーも
「もしかしたら俺たちのどちらかが優勝?」と思ったのかも。
二人のコメントは米国在住ゴルフジャーナリストの舩越園子さんが、
前日の二人のインタビュー記事を載せていたが、優勝をしたJ・ダフナーも
きっと「ヒデキと回ったから優勝だ~」と心に秘めて最終日を回ったかも
知れない。
このジンクスはいつまで続くはわからないが、「ラッキーボーイ」への
神様の恩返しは以外と早く「快挙!日本人初のメジャーを制す~松山英樹」と
いったニュースが飛び込んでくる予感がする。
それにしても今年からプロ転向を果たしながらも東北福祉大の学生という
「二足の草鞋」を履いての活動だが、プロ転向直後の4月には「つるやオープン」
で初優勝を飾り、6月には「ダイヤモンドカップ」で2勝目と周囲の注目を
浴び続ける彼だが、今では石川遼を押しのけて「ゴルフ界の希望の星」と
なったようだ。
今回の全米プロでのダフナーのコメントは、今朝試合が終わったばかりで
聞こえては来ないが、全英オープンとWGC-ブリヂストン招待が終わった
時点で優勝をした二人のスーパースターの談話は、ゴルフファンの日本人
にとっては嬉しい言葉だったのでは。
「グリーンに手こずって15、16番で2連続ボギーをたたきながら、17、
18番を2連続バーディーにしてフィニッシュした“逆転力”には驚いた。
彼のあの力は僕の予想を大きく上回っていた」(フィル・ミケルソン)
「すごくアグレッシブ。才能があることは明らかで、それが発揮されるのは
時間の問題」(タイガー・ウッズーブリヂストン招待・第2日)
さて念願のメジャー初優勝を果たしたダフナーのコメントは、何と言うだろうか?