8月27日【Game112/43-69-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 2-5 北海道日本ハムファイターズ
【勝】上沢 (4勝5敗0S)【S】初村(1勝2敗1S)【負】釜田(4勝3敗0S)
【本】横尾 1号ソロ(4回・釜田)
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今季苦手としていたKoboパーク宮城での3連勝は、来季に向けてのyoungFightersに
自信とパワーを与えたような気がします。
スタメンもNewFightersの新装開店の趣が強く、セカンドには横尾が入り、ショート
ストップは、この所セカンドを守っていた太田が中島の代わりに9番として入りました。
この起用は来季を予想させる配置でしたが、2選手はベンチの期待にそう活躍を見せて
日ハムの4連勝に花を添えました。
9番太田は一点を先行された3回に先頭打者としてピッチャー強襲のヒットで出塁し
大谷の犠打で同点のホームを踏み、この回逆転をするきっかけを与えました。
当然に中田とレアードの連続2塁打が出なければ3-1の逆転はなかったでしょうが、
相手投手釜田への直撃弾(右足)が、少なからずダメージを与えたのは、間違いない
でしょう。
〈3回逆転の2塁打を放つ中田選手〉
また投手というのは現金な面があり、それまで投球がままならなかった上沢も、味方が
逆転をした途端に調子を取り戻し、結果的には6回2/3を投げ切るのですから、いかに
得点が妙薬となるかの良い例でした。
一方、この日セカンドで初スタメンの(多分?)横尾は2回に釜田からレフト前のヒット
を放つと、4回表には先頭打者としてレフトスタンドに今季第一号のホームランを放ち
ます。その豪快なスイングは、さすがに慶應大学でホームランを量産した片鱗を見せる
ものでドラ6とは思えない活躍ぶりでした。
先発投手の上沢は、7回に8番桝田と代打の聖沢に連続2塁打を浴びてトータル2失点で
マウンドを宮西に託しましたが、打たれそうで打たれない独特の投球術は、来季の活躍を
予感させる投球でした。
多分、怪我さえしなければ来季は先発投手陣の柱となるでしょう。
〈この日先発の上沢投手は6回2/3 123球 安打8 失点・自責2で4勝目をあげる〉
8回と9回の2イニングは、救援に立った白村が無事に締めてゲームセットとなりましが、
白村投手はこの日ヒーローインタビューを受けた横尾にとっては、大学の一年先輩という
間柄でした。
〈8回、9回を零封し好リリーフの白村投手〉
〈この日のヒーローインタビューは横尾選手でした〉
初のヒーローインタビューとなった横尾選手はプロ2年目での初アーチ。
試合の行方を決定づける一打となり、はにかみながら「最高です!」の言葉。
「記念のHRボールは札幌から両親に送る」とのことでした。
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