8月26日【Game111/42-69-0】
東北楽天ゴールデンイーグルス 4-5 北海道日本ハムファイターズ
【勝】加藤(5勝5敗0S)【S】増井(4勝1敗19S)【負】則本(11勝5敗0S)
【本】オコエ 2号ソロ(9回・増井)
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圧倒的に対戦成績が悪かった楽天に敵地Koboパーク宮城で連勝をして、対戦成績を
5勝12敗とした日ハムですが、何と言ってもこの日の殊勲者は先発投手の加藤では
なかったかと思います。
初回には味方打線が幸先の良い連打で、現在三振王の則本から3得点の援護を受け
たのですが、得点自体が相手守備のミスを誘っての3得点は、ラッキーともいえる
滑り出しでしたね。
〈初回エラーと安打で出塁をした西川、松本を塁上において先制打を放った大谷〉
楽天にとっては立ちあがりに、先頭打者の西川を銀次のエラーで出塁を許し、落ち
着く暇もなく松本、大谷に連打を浴びて、中田のショートゴロを茂木がトンネルを
するという展開では、いかに好投手則本といえども動揺をするのは当然です。
何が何だか分からないうちの初回の得点でマウンドに立った加藤ですが、まさかの
3失点をしてしまい、波乱の幕開けとなってしまいました。
3失点目はレアードのエラーからの失点ですから、加藤にとっては則本投手よりも
気が楽だったとはいえ、8番西田をショートライナーに打ち取ったのは幸運でした。
その後の加藤は落ち着きを取り戻し、ストレートのキレも良く楽天打線を5回まで
追加点を許さない好投を見せます。
そのような好投を見せる加藤に対し、味方打線が応えてくれます。
5回表、先頭打者の西川がライトへの3塁打を放つと、続く松本もレフトへの2塁
打でなんなく則本投手から点を奪うと、大谷が倒れた後の中田のショートゴロを
茂木がまたしても1塁悪送球でこの回2点目を奪います。
この展開は、今季の日ハムが負け続けた「エラー絡みの失点」と同様でした。
守備には定評のあったショート茂木の、1試合2失策は信じられない出来事でした
が、2失策が中田の打席で起きたことは、茂木選手にとっても楽天ベンチにしても
悪夢の瞬間だったかも知れません。
きっと茂木選手の怪我は完治をしていないのかも知れないですね。
〈5回先頭打者の遥輝がライト線に3塁打を放ちます〉
〈松本剛選手は得点にからむ2安打の活躍でした〉
先発加藤投手は投球数こそ5回を投げて120球に達しましたが、8安打3失点は
上出来でした。
中継ぎには6回宮西、7回鍵谷、8回マーチンが無難に抑え、9回には増井が登板
をしますが、オコエにHRを打たれたのはいただけませんが、何とか1失点で切り
抜け今季苦手とする楽天に2連勝をしました。
最下位ロッテは、この日も首位SBに連勝をして5位日ハムとの差は縮まっていま
せんが、何とも不気味な存在になっています。
ここに来て下位に沈んでいる3チームが上位チームをいじめていますが、SBも息
切れ状態で楽天は怪我人が多く大失速ですから、西武が頑張れば2位浮上があるの
かもしれませんね。
明日は上沢と釜田との投げ合いですが、3連勝でホームのSB戦を迎えて欲しいです。
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