髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

昨日の日ハム 上沢キャリアハイの9勝目 渡邊諒が援護の2打席連続弾

2018-07-21 09:36:08 | 北海道日本ハムファイターズ

<昨日の結果>
2018/07/20(金)第14回戦(札幌ドーム)10勝4敗0分|観客数:29,524人
北海道日本ハム6-5福岡ソフトバンク



【勝利投手】上沢
(9勝3敗0S)【セーブ】石川直 (1勝2敗7S)
【敗戦投手】バンデンハーク(6勝7敗0S)


【本】
(ソ)今宮 4号ソロ(7回・上沢)
    (日)
レアード 17号ソロ(2回・バンデンハーク)、渡邉 1号ソロ(2回・バンデンハーク)、
       渡邉 2号2ラン(3回・バンデンハーク)



初回に上沢投手が1死後に中村晃、柳田、ディスパイネ、内川に4連打を喰らい
2失点。走者1,2塁で松田のサードゴロをレアードが3塁ベースを踏んでダブル
プレーを狙うもハンブルをして満塁に。
上沢投手は立ち上がりから2失点をしながら、1死満塁の大ピンチを迎えます。

もしも他の投手だったなら、エラー絡みのこの回は大量失点で1回KOがあった
かも知れませんが、さすがに新エースとファンが認める上沢は、7番打者牧原を
レフトフライの犠牲フライによる1失点のみに抑えます。

3点リードされた1回裏の日ハムは、先頭打者の遥輝がセンター前にクリーンヒット
を放ち塁に出ると2番松本剛のサードゴロの間に、遥輝が2塁を陥れ1死2塁で
3番健介を迎えますが、このところ空振り三振が目立つ健介のバットは空を切り
2死2塁となってしまいます。

今年は4割バッターの出現が期待されているパリーグですが、SB柳田、西武秋山
とのし烈な首位打者争いをしている近藤健介ですが、4月末での右脹脛の筋挫傷の
影響が残っているのか、どうも本来のバッテングが出来ていないのが気になります。

それでもこの回には。キャプテン中田翔がレフトにタイムリー2ベースを放ちスコアは
1-3と詰め寄ります。


その差を2点とした2回表には、久々のスタメンに復帰した今宮を打ち取るものの、1番
上林にはヒット、盗塁を許した上沢投手はエンジンがかかって来ません。
何とか2番中村はライトフライに打ち取りますが、最も怖い打者柳田にはこの日2本目の
レフト前タイムリーを打たれて再度その差は3点に広げられてしまいます。
どうやら上沢投手に負け続けているSBは、かなり試合前のミーティングで上沢攻略法を
していたようですね。
あのブンブンと振り回す柳田ですが、無理はせずに流し打ちで上沢に対応するのですから。

とりあえずは2回4失点で切り抜けた上沢投手でしたが、相手投手のバンデンハークも
今年は6勝6敗と本調子ではないので、日ハム打線もそう慌ててはいませんでしたね。

そして2回裏、3回裏のこの日のハイライトシーンがやって来ます。
1-4とリードをされた2回裏は、1回表にエラーで追加点のきっかけを作ったレアード
からの攻撃でしたが、そのレアードがバックスクリーンに17号ソロを放ちます。
続く7番渡邊諒は今季放ったヒットは1本のみで、打率は1割にも達していませんでした。
その渡邊が今季1号となる「まさかの連続弾」を左中間に打つとは......。
正直言って驚きの一発でした。
本人にとっては生涯2本目のホームランです。

勢いの付いた日ハム打線は、8番清水は三振に倒れるも、9番卓が左中間にヒットを打ち
2塁に進むと、初回にヒットを放っていた遥輝がライト前に運び走者1,3塁でバッターは
久々にスタメン登録をされた松本剛です。
開幕当初はスタメン起用をされていた松本でしたが、昨年の活躍とは裏腹に全く打てずに
ファームで汗をかいていたのですが、このままでは潰れてしまうという温情からなのか、
使った監督の思いに応えて、ヒットは打てずとも同点の犠打をセンターに放ちました。
松本の犠打は三塁走者が卓だった幸運もありましたね。
何はともあれ1回、2回の点の取り合いで追いついた日ハム打線でしたが、3回からは
追い風が上沢にも吹いてきたのを感じました。

そして3回裏には「奇蹟の連続HR」が飛び出します。
2回に2016年以来の1号を放った渡邊が、四球で歩いたレアードを置いて2打席連続
アーチをバックスクリーンに。
見事な逆転劇となるHRでスコアは6-4とします。

渡邊諒選手は、2013年のドラ1指名選手で今季で5年目の23歳です。
愛称は「ナベ」(栗山監督)。2014年からの公式戦での安打数は昨年までで「14」
今年に入り22打数3安打(2HR)。
一皮むけたなら今後も活躍が見られるでしょうね。

〈誰もが驚く2打席連続アーチを一番喜んだのは栗山監督では〉


〈高卒ドラ1選手の夢がかなった瞬間の笑顔ですね〉


試合は7回に上沢投手が今宮選手にレフトスタンドに運ばれて1点差と迫られますが、
上沢投手はここでお役御免となり、宮西投手が完璧に抑えます。
その後トンキン、石川直と繋ぎ日ハムは逃げ切りますが、気がかりなのはやはり健介
の不調ですね。
大田泰示が抜けている間は、何とか外野の一翼と3番という重責を担って欲しいのです
が無理はしないで欲しいと思います。



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