Y's クロニクル

旅行等の一生思い出に残る事から日々の小さな出来事まで少しずつクロニクルに残せたら・・・と思っています。

My context of the cooking!!

2013-10-01 08:54:37 | 日記

どうやら良くできていたらしいドラマ「あまちゃん」を味わう機会を
逸したので、昨日から始まったNHK朝の連続ドラマ「ごちそうさん」
は、きっちり初回、今日と味わった

朝からドラマを見るという習慣がなかったけれど、15分間という
尺は丁度いいな。
この「ごちそうさん」というドラマはまさに味わうドラマなのだ
明治の本郷の洋食屋さんが今のところ舞台になっているし、
主人公のめ以子はたいそうな食いしん坊な女の子ときているので、
朝から美味しそうなものがTV画面に映し出される。

お肉料理などは朝から見せられると「ちょっと・・きついな・・朝っぱらから・」
といつもはなるのに、このドラマの物はすべて美味しそう
それはきっとオーセンテックな料理達だからだろう

明治時代に西洋の文化がどっと日本国民の間に入ってきて、
馴染めない人、拒否する人、新しもの好きで目をキラキラさせた人、
うまーく取り入れた人、いろいろだっただろう。
好奇心を掻き立てられた時代・・・素敵な時代だな~、うらやまだな~。

このドラマを見ていて初めて西洋料理を口にした人々の事をふと思った。
もちろん、魔女並みに年を食っちゃったとはいえ、私の場合
生まれた時から、既に西洋料理は生活に溶け込んでいたとはいえ、
まだまだ私にとっての憧れの存在だったのだ。

子供の頃、外食に行くと「○○定食」には魅力を感じず、
「Aランチ、Bランチ」とランチとつくものが食べたくてしょうがなかった。
洋楽好き、洋画好きの母の影響やディズニー本に育てられたといっても
過言ではない私のエキゾチックな料理に憧れるようになった背景には、
この母の料理本が大きい。

これは昭和40年発行のアメリカの本をそのまま日本語ヴァージョンにした
「サラダ ブック」という本。

監修に懐かしい「江上トミ」さんとクレジットされている。
このイラストが良いでしょ~
この1965年発行の本をガキンチョの私はどれだけの憧れを持って
ページをめくっていた事か。夢のようなお料理の数々・・・
皆様もどうか昭和のガキンチョになってお楽しみください。

当時は見た事もなかったアボカドのサラダですよ~

食べた事がおそらくなかったオリーブですよ~

この「きっとお気に召す・・・」ってコピーがあの時代

私がだいちゅきだった「ロイヤル」のゼリーを使った料理・・・

まだまだ野菜サラダが一般的ではなかったので、こんな解説も・・・

ウチにも籠状で野菜を入れてブンブン振り回す水切りがあったな~。

あの時代のアメリカらしいサラダ・・

蛇の目傘ですよ~。

後ろの方にはハーブの解説なども付いていて、まだまだ見ぬハーブに思いを
はせたものでした

実家から持ってきた私の料理の原点ともいえる大事な大事な本です