この旅、唯一のホテル泊は「七つの溜息」という意味がある「チボリ・パラシオ・ディ・セテアイス」。
宮殿だった建物をホテルに改装した宮殿ホテル。
このホテルで締結されたナポレオンとポルトガルの間で結ばれた苦渋の条約・・・とてもポルトガルにとっては不平等な
内容を呑むしかなかった為、7度も溜息をつくほどだった・・・って事らしいけれど。
観光案内してくれた地元の運転手さんの話では「seteais」とは「溜息」ではなく「痛み」という意味だって言ってたな~
ポルトガル国内にはお城や貴族の館を宿泊施設として利用できるポザーダが各地にあります。
当初は国営でしたが(スペインは国営ですね!) 現在はホテルグループ「ペスターナ」がチェーン展開しているようですね。
このセテアイスはチボリ・グループが運営するホテルです。
世界中を旅してツーリズムに詳しい知人が「ポルトガルを代表する宮殿ホテルだよ」と教えてくれました。
門から入り口までが遠い 正面に見える門は昔、宮殿だった時のゲストの為の門でしょう。
そのゲストの門の並びにホテルの入り口があります。
建物自体は大きいですが、客室はそんなに多くは無い。客室じゃないお部屋の方が多いんじゃない??
お部屋は2階でした。無駄に椅子が多いお部屋前の廊下。
ここも鍵が古いです 開け閉めには問題ありませんでしたが。
何もかにもが古い!
ウエルカムワインとしてポート・ワインとシントラの銘菓、ケイジャーダとトラヴセイロが
用意されていました シントラのエッグタルトはシナモンが効いています。
ケイジョとはチーズって意味で、チーズのタルト。トラヴセイロはパイの中にアーモンド粉入り
カスタードが 入ってます。
お紅茶はシンガポールのTWGでやはりポルトガルが支配していた時代の名残なのだな~
これは無料なんだけれど、ネスプレッソは有料 まあ安いんで一杯は飲んだけど
クラシカルでしょ? クローゼットもクラシカル。
お風呂などは水圧も十分でしたよ!
お部屋からの眺め・・
プールもあってヨーロッパのリゾートホテルです。
シントラ市街地を眺める・・・素敵な所だったな~ 広大な敷地を持つホテルです。