夏の旅行、お盆モードも終わって残ったのはレシート。
残らなかったのはお金~
お盆に差し掛かった頃、ウチのTVのビエラちゃんのリモコン受信部分に不具合が発生
修理した場合2万円くらいかかるって言われて(出張費込)今時、TVも安くなったし
どうせなら大画面も欲しいし、シアターモードのスピーカー搭載TV台も欲しいし、
等と思い家電量販店に向かい、即、買ってしまって新しいTVが搬入される前に
ビエラちゃんのリモコン受信不具合が勝手に直ってしまったという・・・
軽くなったお財布に追い討ちをかけるように新しいTVで散財してしまって、
「このお金でまた海外行けたな~」と思うと自分の軽率さに呆れてしまい、
「一に節約、二に節約、三四が無くて五に節約 」と自分に言い聞かせているワケで・・・
宝くじをせっせと買って奇跡を待つしかないという状況に強~い味方をポルトガルで買ってきていたのだ
その名も「ガロ」
ポルトガル土産では定番の「ガロ」
私は行く前からこのガロが欲しかったのだ。
今まではどこでも、このような定番のお土産、お土産したものを買ったことはないけれど、
なぜかガロちゃんだけは、欲しいと思ったの。だってなんか可愛いでしょ
このガロは今では定番の黒だけではなく、赤、黄色、青、緑など色々な色のガロが売られています。
なぜガロは黒か
それはこのガロ(ポルトガル語で雄鶏の意味)はローストされた鶏だから~
スペインの巡礼地サンチャゴ・コンポステーラに向かう途中の宿場町バルセロスで事件は持ち上がった。
巡礼に向かう途中の旅人に窃盗の疑いがかけられ、なんと絞首刑の判決が下され宿場にいた
旅人が連れ去られようとした時に、その場で祝宴を開いていた判事のテーブルにこんがりと焼けた
美味しそうな雄鶏のローストがあって、旅人は「自分は無実である、その証拠に聖母マリアが奇跡を起こし
このローストされた雄鶏が明日の朝コケッコッコーと鳴くであろう」と言い残し刑場に連れていかれました。
さて翌朝、判事が昨夜の部屋に行くと残されていたローストチキンが見事に「コケッコッコー」と
鳴いたもので判事も驚いたなんてもんじゃありません。
死刑執行は早朝なので、慌てて刑場に行くと時すでに遅し・・・
旅人の首に巻かれた縄はすでに切り落とされていました~
しかし、そこで奇跡が
首に巻かれた縄はどういうわけか途中で切れて無実の旅人は生きていたのでした
その旅人は巡礼を終えバルセロスに戻り聖母マリアと聖ヤコブ(サンチャゴ)に感謝する
石の十字架を捧げました。
その十字架(セニョールド・ガロの十字架)は実際にバルセロスで今でも見る事が出来ます。
そんなこんなでこのガロは幸運のシンボル、奇跡のマスコットとしてポピュラーになりました。
サッカーワールドカップでポルトガルのチームが準優勝をあげた時のマスコットもこのガロで、
その影響もあって人気を博しているみたい。
そうですこのガロには幸運のなにかがある!!!
旅行に行く前に買っていたロト6で生涯で初めて1万円以上を当てたのだ~
帰国して確かめたら「13,800円」当選
豪勢に浅草の某有名蕎麦店で天麩羅せいろをお嬢と夫におごってやったわ
私にはくじ運とかなんとか運とかは全くないので、1万円でも凄い事なのよ
まあ、どなたかのご高説では運は等しく持ち合わせているという話らしいから、
今まで恵まれていなかった分、人生の後半でドーンと運に恵まれる事を期待しよう。
どうかガロ様 来年の旅行代金プラスなにがしかが当たりますように
でもでもポルトガルの小物って可愛いよな♪